劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト 感想雑記 #1
こんにちは、舞台の上からお送りしています。
少女☆歌劇レヴュースタァライトの劇場版でいよいよ狂いそうなので感想書きました。
※勢いで書いたら凄い長くなったので適宜飛ばしてください。
※(6/27追記)2回目を見た後に読み返したら記憶違い頻発していることが発覚したので優しく見守ってください。
0. 私のこれまでのスタァライト
元々舞台のオタクで、ヅカオタもここ数年ゆるりとやっていますが、スタァライトは舞台がコンセプトなコンテンツなので曲があまりにも刺さるんですね、私はそこから入りました……
曲全部好きなんですがロマンティッククルージンが好きです。大学の同期オタクにあんま人気ない曲だよって教えてもらったんですが納得していません、実際のところどうなのでしょうか……
ちなみにこの時期に出てた曲(ちょうどアニメやってたくらい?)は全曲プレイリスト無限ループして修論作業のお供にしていたため、曲自体には罪はないのに聞くと当時のしんどい思い出が蘇ります。良い子は真似しないようにしてください。
あと舞台の方も今度の♯3がやっと初参戦です。シリアルのために買った♯2の再演だけ円盤持っているのですが、♯1(と♯2のTransition、初演ですか?これ)ないとな……と思ってしまって見れていません、行くまでには見ます。
たった今買ったので、、ついでですが青嵐のやつも円盤観てから行った方が良いのでしょうか。有識者の方教えてください。
(そういえば2019のアニサマ、初めて九九組の皆さんを拝見したのですが、普段UOを折る習慣のない私ですら同行者に使って!!と渡されたUOの束をバキバキ折りました。約束タワーからのStar Divineが上がらないハズがねーんだわ!!!!!!)
舞台版のコミカライズらしいやつは装丁もかわいいので買うだけ買ってます、怖くて読めていません。舞台見るまでに読みます、、
ちなみにスタァライトの舞台を手がけているネルケプランニングさんは大変お世話になっています(主に実家のテニミュ)、ありがとうございます。
そしてこちらもテニミュでお世話になっている演出家さんですが、スタァライトを担当されている三浦香さんが本当に私は好きで好きでたまらないのでどうぞよろしくお願いします。こっちは脚本です。
(三浦さんは7−8月で行われるテニミュ4thもメインの演出を担当されているのでぜひ。これは宣伝です。)
まだスタァライトの過去舞台を一切見ていない私がいうのもおこがましいのですが、まあ♯3見に行く頃には全部見てるんで堂々と「脚本も演出も神だから覚悟しとけや!!」くらい言えるようにしておきます。
そういえばStarry Liveも履修した方がいいやつですか?有識者の方ぜひ教えてください。
でもって今回のド本命のアニメの方は2019−2020の冬の怒涛のテニミュ遠征をしていた時期の移動のお供に……と一気見しまして、それから定期的に見返しています。
でも記憶力が残念なので毎回割に新鮮な気持ちで観ています。
というか細かいところが多すぎて見れば見るほどで沼……になるやつじゃないですか。好きなやつだ……
ロロロは劇場公開時はコロ…とかで見に行けず、総集編だしとりあえず円盤は買っておこうと思って手元に置いていたんですが、買って安心タイプの人間はまず見ませんね。
でもって先日劇場版公開されて、いつ行こうかな〜と悠長に考えていたら「3週間目に突入したからネタバレOKだよ!」な雰囲気になってきたのでこの波に乗るしかねえ!と思い立ち、とりあえずロロロから見とかな!と若干ビニールが埃かぶっていた円盤を引っ張り出して見ました。
(円盤を縦積みしまくるの良くないオタクの見本ですね)
…………(視聴)…………
危うく「大場なな、お前は一体、なんなんだ」が辞世の句になるところでした。
や、再生賛美曲とかオタクのふわっとした核心には触れない感想とかで大体予想してたんだけどさーーーーーーーーー!!!!!!
知ってた、勘弁してくれ、、
ラスト視覚への暴力って感じで悲鳴あげたんですが、不穏なの好きだからそれはそれとして美味しかったです。でももし実写でこれをやられたら多分映像見られないです。
というわけで前段が長くなってしまったのですが、感情を書き起こしておきたいのでざっくり思い出しながら書いていきます。
※幅広く手を出しがちなオタクなため世界観の理解もガチ勢の方に比べたらふわっとしているので、許してください。
※自分がここ数年ゆるっとヅカオタをしているせいでヅカネタ多めなのですがそちらはまだまだ勉強中なので諸先輩ヅカオタの方々にはご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
以下ガンガンネタバレしていくので対戦よろしくお願いします。
既に時系列もぐちゃぐちゃになっているのですがそこは許してください。
1. 99期生の進路
進路面談??早くね??と思ったんですが、99期生の101回聖翔祭決起会のところで3年生になっているのか!と納得しました。それはそうだよね、前回のレヴューが2年生だったもんね。というかなんなら100回目の聖翔祭無事にやったじゃんね……そりゃ3年にもなるし後輩にも超先輩ムーブしとるよな、、
(あと完全に宝塚と混ざっていて、宝塚は2年制だけど聖翔は3年制じゃん…と気づいた)
授業中の華恋の演技が怖いくらいの迫力で鳥肌立った。ペアでやってるのが純那ちゃんなのが、アニメのペアダンスレッスンの華恋レヴュー乱入の件もあって純那ちゃんがバチバチしていた頃を思い返すと、ニコニコしますね。まあ華恋の演技の件でそれどころではないんだけどさ、、
ここで演じてた作品、ものは全然違うんですけどちょうど東京だと2020頭に宙組が「イスパニアのサムライ」って演目をやっていたのでちょっと意識して作ったのかなとか勝手に思っています。ちなみにイスパニア公演のときのレビューが「アクアヴィーテ!〜命の水〜」(※命の水=酒です)だったんですけど、このすぐ後の皆殺しのレビューのときにばななが繰り返し言ってた「強いお酒を飲んだみたい(曖昧記憶)」のセリフ含めでやっぱスタッフ宙組公演見てた??って勝手に思ってました。どっかで既出だったらすみません。アクアヴィーテの方は見目麗しいスタァの方々と乾杯できたりする割とHAPPYな感じでした。超うろ覚え。
聖翔音楽学園のこと、勝手にそのまま直属の劇団に所属するものかと思っていたのですが(ヅカ方式)違うんですね、、
本題の進路のお話です。メインの志望先のところしか記憶が追いつかなかった、、(2回目不可避)
真矢・双葉・まひるは新国立歌劇団(どう見ても宝塚)志望、名門校の実力トップクラスの面々が箔付きで入団して、でもそこからはまたアンサンブルからスタートしてポジション0、トップを目指すんだなと思うと熱いですね。双葉は自分なんか……って言ってるけど実力なきゃ滑り込みでも聖翔入れないし(だって倍率30?50?倍やぞ)2年連続でスタァライトのメインキャストにもなれないよ……自信もって……でもその後挑まなきゃ始まらない的なことを言っていたので◎
クロちゃんはフランスに帰るのは納得、なんだけど真矢とは離れちゃうのか〜〜って思ったのとでちょっと複雑。クロちゃんがフランスの劇団にスカウトされたのが昨年の学祭のスタァライトということで……聖翔って本当に名門なんだなと思った。
香子はそりゃそうだよな納得。第一希望にしか記入してないのは彼女らしいなと思ったのと、裏返せば家業を継ぐことしか道がないからそれしか書けないんだよなとか。感情を隠しているのがたまらないんですが後の寮でのシーンを踏まえて思い返すと、結局トップになれないしょうもないままで自分は終わるのか、みたいな葛藤も感じているんだよな〜〜だって自分いつかトップになるために小さい頃から芸事を仕込まれて紆余曲折ありつつここまできて、なのにトップになるための最後の舞台にも上がれない、あの9人の中ならモブみたいな立ち位置で終わってしまったの悔しいよな、、
純那ちゃん、純那ちゃん……!!!!進路の第一希望先に妙な納得感があったというか、一時とはいえ演劇から離れるのは寂しいなと思う反面、それが彼女の選んだ道ならいつかまた板の上で会えることを祈って送り出すよ……(誰目線?)
でも結局違うじゃないですか、多分第二第三に書いてたやつだよね、、次回確認します。自分で確認するから言わないで!!!(過激派)
大場なな、あなたはさあ……強いのか弱いのか分からない。やっぱり演者か裏方か決めかねているんだなというのは納得したんだけど(や、あんまりしていない)、結局どうしたいんだろうな。ってこのときは思ってました。
これまじで第一第二しか見れなかったんだけどこれも違うじゃん、見れてないけど第三希望ですか?これも自分で確認してするから言わないで!!!!!!(続・過激派)
華恋、空っぽなんだなって冒頭からわかる作りになってたんだけどこのシーンで明確に空っぽなんだなって分かってしまってしんどかった。ここからどうなるんだろうなーって。
その後に見えたひかりの「自主退学」の文字が、もうここにはいないんだなって無理矢理実感させられてしんどくなるね、、
2. 99期生聖翔祭決起会と見学前夜
決起会のタイミングがいつだったか覚えてないので次回確認するんですけど、ぜひ教えてください……
脚本の雨宮さんの追いこまれ方がえげつな……って思ったけどそうだよね、去年あんなに好評を博したなら今年が見劣りしたら拍子抜けだし怖いよ。
でも閉じこもったところから引っ張り出してくれる眞井さんがいて、一緒に完成させようと燃えてくれる同期もいて、99期は本当に強い。この2年、家族よりも深く同じ時間を過ごしてきた仲間にしか出せない空気感がね……これでしかないのよ(語彙力)
未完の台本が配られてからのくだり、名前の出ていない子たちと真矢が盛り上がる反面、それに乗れていない九九組の子たちの顔を見るのがちょっとつらい。香子が双葉のバイクのところにいたけど、きっと本心だと双葉のそばにいたいだろうにそれはお互いに言うこと言えてなくてできないからこその拠り所なんだろうな。
あとスタァライトの白い塔をみんなで立てて、最後に固定するのが大場ななっていうのが今まで延々とスタァライトの再演を繰り返してきた彼女に相応しい役目だなって思ったんですけど、最後の電動ドリル持ってる顔まじで怖いです、勘弁して……お前絶対何か腹に抱えとるやろ
新国立歌劇団見学の前夜、志望している組は特にだけど、やっぱり直接世界最高峰の劇団の見学ってわくわくするんだろうなーなんて思ったんだけど、香子がオーディションに負けて、の話をして空気が重くなるの、そりゃそうだよなーー、
実際本編見ながらオーディションしてでも生活も共同で、ってどういう気持ちで過ごしているんだろう(みんなメンタル鋼か?)とか思ってたんだけどやっぱり思うところ各々あるんだよね、それでも割り切って過ごしていたの、大人だね。最中は流石に軋轢とか色々あったけど。
演技する人たちだからみんな元々感情を隠すのは上手いだろうけど、その中で最初に感情を爆発させるのが香子なの解釈一致だし、後のレヴューの幕開け(vsばななは除く)がその香子からっていう構成が綺麗すぎてさーーーー
あと大場ななさん不穏になるから輪から外れて、俯瞰して見るのやめてもらってもよろしいでしょうか。しんどいです。
翌日の新国立歌劇団の見学、電車の中で公演ポスターでわいわい盛り上がってるのかわいいし(分かるあれはテンション上がる)、ポスターの再現率……!!既にヅカオタの方々が仰られている通りあのまんまなので、、公式HPとかで見てみてください。ポーズ真似してるのかわいい。
あと九九組を除いて先についているみんなが劇場版の中を見ているシーンもまじでぶち上がったので気になるオタクはぜひ日比谷に足を運んでください。中は大体あのまんまです。入り口はちょっと違うんですが、あ!!!見たことある!!!!になる。
(私は数えるほどしか行ってないんですがムラ(本拠地の方)はテーマパーク、、って感じなのでそちらも良ければ、、)
そういえば電車の広告でスタリラの学校の名前も出てたのおお……ってなりました。ゲームは3ヶ月で脱落しましたごめんなさい、、
まあそんなほんわかしたシーンもありつつ、昨日の今日なので微妙な距離感で電車に乗ってる構図がなんともですね、そりゃみんなでわいわいなんて無理だよ。
配置の記憶ないんですが大場なな……ってなったことだけお伝えします。
で、くるじゃん、あのトラウマ着信音。
華恋のスマホにびっしり映るあのキリンのマークもビビるんだけど、それ以上に「あ、電車の中を転がってくるんだ」の衝撃が強かったですね。
その後の電車の変形から頭追いつかなくなっておお……としか言えなくなってしまった。
3. ワイルドスクリーンバロック
あの、大場ななさん、怖いです。
突然レヴューが始まったのもそうだけど1対6とかそんな変則的なのある?!の衝撃が強すぎた。でもって大場ななが強すぎる。
これまでの全てを見てきた子とそうじゃない子たちだと差よ、、
大場ななさんブチギレは終盤の「死んでる」のセリフに詰まってる、自分の望む再演を繰り返していた中で突然それを終わりにされてしまって、それならじゃあ前に進もうとしているのに結局自分含めみんな進めていないじゃん。みたいな感じなんですよね……?このあたりは見た帰りにTLを見ながらなるほどと思ってました。
唯一それと渡り合えるのが(みんなと比較したらまだ)次に進めている方の真矢だけで、香子・双葉・まひるは一蹴されるし「私のセリフを無視するな!」的なことを言って斬り込んだクロちゃんも相手にされないし、自分の知らないななに動揺している純那は論外、、地獄です助けてください。
皆殺しのレヴュー(物騒)の開幕、大場ななさんの刀が1本だったのでイメチェンかな?とか思ったんですが、後から「やっときた……」って到着した刀を手に取っていつもの二刀流になるのかっこよすぎんよ〜〜〜〜
ちなみに全然覚えられていないんですがみんなの武器には名前があって(今調べました)、大場ななさんの2本の日本刀は輪(めぐり)と舞(まい)の2つが揃って輪舞(ロンド)になるんですね。天才だわ。なのでここで2つ揃ったから再演ではないけどまたオーディションが始まる……ってコト?
あまりに完成されすぎていて思わずちいさくてかわいいアレな思考になった。
あと血の描写が多くて思わず目を塞いだのですが、真矢の「うろたえるな!!」にまじで救われた。確かに彼女たちがいるのは舞台の上だから何もかも舞台装置だもんね、、でも初見だとちょっと無理です。
あとキリンは銀座のど真ん中を歩くな、、
あと突然の野菜実写キリンホラー感が強くて流血描写よりこっちのが怖いわ、、
ここか、後半か覚えてないですが彼女達が死んでいる自分たちのことを観るシーンのグロさたるや、、(この時って血は流れてないよね?多分それなのにゾワっとした覚えある、違ったらごめん)
多分血が流れている同じようなシーンもあると思うんですが、そのときのブーツの中の血溜まりが一番きつい。だけど足がパッカーンいかれてなくて良かったとかそういう風に考えておきたいです。
4. 感情のぶつけ合いの話
ここから先は華恋の話も挟みつつ(後述)、各因縁のペアのレヴューが始まるんですが、先にまとめちゃうと巨大な感情同士がぶつかり合うのって本当に綺麗だなと思います、わかります。だからキリンみたいなのが生まれるんだよ。
というのは置いておきつつ、みんな対戦相手に並々ならぬ感情を持っているので、それですぐにこのカプは……誰々の激重感情が良い……みたいになっちゃうところもオタク的にはあるんですけど(オタクなのでそういうの大好きですが)、
なんか各ペアの関係性ってそんな簡単に落とせるものじゃなくて、今まで積み重ねてきたが故に気を遣っちゃったとか、上手く他人を受け入れられなかった時の小さな綻びが広がっちゃったとか、自分が一番相手のことを見ていたはずなのに見えなくなっていたとか、こいつの前では大人になりたいのに子供みたいなわがままが抑えられなかったりとか、一言でまとめてしまったけど本来は全然まとめることなんてできない、なんかそういう……そう……こういう面倒なやつです。
現実だとバトルロイヤらないけど、特にあの年代って学校とか部活とか習い事とか友人関係だとかでこんな感情抱きがちじゃん、大人になるにつれてみんな取り繕うのが上手くなるから見えなくなるし、私は十分大人サイドなのでこんな情熱忘れてしまったけど。
そういう感情が爆発しあってぶつかり合って……っていうのが美しいなというお話です、わかります。
あと今回特に戦いの流れ的にも押し倒してる相手に何か話すみたいな描写が多いんで、ア!!!ってなるんですけど、ここに関してはあんまりそういう意味で取りたくないというか、ただただ感情が発露した、綺麗なものとして見たいっていうかそういうのも、はい。伝わりますか、、
色々面倒なオタク感情は置いておいて、ここからのレヴューの連続で舞台少女たちが互いに腹の底見せ合って命懸けで戦ってこれまでの再演に蹴りをつけて、次の舞台に進もうとするのがとても好きです、、
5. 香子と双葉
最初いきなり博打始まって笑っちゃったんだけど、というかその後のデコトラも笑うんだけど、この突拍子もない舞台がスタァライトだったわ、、今思い出したよ。和!は香子だしデコトラはバイクに乗ってる双葉だしイメージピッタリじゃんね(それはそうです)
クロちゃんが最初いたのでもしかしてクロちゃんvs香子?!かと思ったんですがあくまできっかけ作りにきただけでした、クロちゃんは真矢と決着つけないといけないので。
昔からずっと一緒にいたからこそいざ離れるときには直接伝えられなくて(双葉→香子)、ずっと一緒でそばにいてくれるって約束していたしそれが当たり前だったし離れていくのを頭では理解してても受け入れられなくて(香子→双葉)で幼馴染しんど、、になってました。
前回のレヴューのときは香子が自分で星を落とそうとフェイクを仕掛けて双葉に止めてもらう、の流れだったけど今回は真っ正面から(トラックで)舞台丸ごとぶつかってリアルに清水の舞台から飛び降りるムーブをする香子さあ……でもそのまま落ちちゃおうとしたのにちゃんと手を握って助けてくれる双葉がいて、物理的にはこれから離れちゃうけど心は離れてない的な、、
まあ結局そのあと一緒に落ちるんですが(ここ、たとえ離れても地獄まで一緒、、って勝手に思ってますごめんなさい)
しかも双葉がバイクのことを香子に託すのがね……実質帰るときを待っててねじゃんね(は?)
ここで香子が鍵を受け取れたことでようやく物理的に離れることに対しての覚悟?的なものができたんだろうなとか勝手に思ってます。
6. ひかりとまひる
まひるちゃんってどうしても余るので…っていうとごめんなんだけど他の3ペアが固定すぎるのでどうなるんだろうと思ってたら、こうきたかーーって感じでした。vsひかりにすることでvs華恋の時と対比されてめちゃくちゃ綺麗にまとまるやん(何目線?)
恋の魔球もまひるワールドだったけどメダルスズダルパニック?もパワーアップしてゴリゴリで笑ってしまった、某スポーツの祭典か??(色んなユニフォーム着てる2人がかわいい)
ひかりが演技していないのに対して静かに怒るまひるちゃん狂気、、というかあのセットが怖い、特に裏面のスピーカー見えてるときとか。エレベーターのあたりとかホラーかな?って思ったんだけど(絶対夢に出るやつ)
(ここだけ6/27追記・変更)
あと下記、最初ひかりと勘違いしてたけど真矢です……情報量の多さにバグってました!ごめんね!!
トップスタァは真矢です!!!!!!
とか言いつつ、ひかりが再生するところの演出が神。あのひかりが復活したときに出てくときのセリ、宝塚の劇場にもあるんですけど(手前の小さい方のやつ(語彙力))1人か2人で出てきたり引っ込んだりするくらいのサイズ感で大体トップの方々が使ってるイメージがあるので(違ってたらすみません)、これを使って登場するひかり……!!!!ってなりました。スタァですね。
最後はまひるちゃん→ひかりで、一緒に演じられて良かった、って締めるんですけどこれ本当に本当に本心からなのかなって不安になってしまうんですけど疑心暗鬼になっているだけかもしれん。
vs華恋のときは嫉妬のレヴューだったし嫉妬剥き出しだったけど、今回のあれは全部演技だったのならもう新国立で十分やっていける役者だよ、、
7. ななと純那
ラストが華恋vsひかりは確定事項(メタ)なので、純ななか真矢クロどっちだ!?なんですけど純なななんですよね。
大場ななは何度もオーディションを優勝してるのに主人公にはなれないし、真矢クロたちみたいな輝きも放てない、そして結局表に立つか裏に回るか決めかねている中途半端なままだからこそのこの順番かなって。
開幕即純那ちゃんを介錯しようとしているのが、純那ちゃん、彼女は大場ななの理解者であり、同じく岐路に立ってるのにどちらにも進めないままの存在なので(2人とも最終進路は第一希望とは違う=決めかねてる状態?)、自分自身を重ねて介錯しようとしてる舞台設定だったのかなとか思ってます。
ていうか軍服大場ななさんが癖に刺さるな、ここ。
これ「狩りのレヴュー」じゃないですか、今ちょうど花組でやってる演目のレビューが「Cool Beast!」っていうギャオギャオしてるやつなので多分偶然だけどばっちりハマってテンション勝手に上がってました。7月頭までやってるし確か最終日はリアタイのみですが配信あるのでぜひ……
どの時系列で戦闘が進んだのか覚えてないんですが、なながフェンスとか檻(あの、アレです。見た人には伝わる)をガンガン出して身を守ろうとしてるのとか、純那ちゃんの攻撃のエフェクトがもはや「星」だったのとか視覚への刺激が半端なくて最高でした。
純那ちゃんの弓の宝石が砕かれたの見たときには大場なな許さない……になってしまったんですが(そうならない人おる???)
その後の手元にあったななの日本刀に力づくで押しつけて自分のものにした上で大場なな(天才のひとり)に立ち向かう姿が、星見純那が努力家で秀才であることの体現すぎてさあ……
天才だったらきっとここまで追い込まれないだろうし仮に追い込まれても他に何かあるんだろうけど、泥臭く努力をし続けてきた子だからこそのピンチの回避な気がしています。
そういえば純那ちゃんの名乗り、いつもみたいに99期生〜って来るのかと思ったら「99代目生徒会長(うろ覚え)、星見純那!!」ってなってて爆泣きしてしまった。ずるいじゃん。。
「私の刀を返してよ!!」←わかります
あとここの戦闘、最後にカメラ越しに大場ななさんが純那ちゃんを見ていたりとか、これまでに撮った写真が結構強調されていて、本当に大場ななさんの行動原理って楽しかった瞬間を閉じ込め続けたい・ずっと続けたいなんだなって思いました。この辺はアニメ本編とロロロを見返してからちゃんと解釈したいです。
途中でじゅんななの2ショットに刀を突き刺すのがあるんですけど最後噴水(だっけ?)に写真が落ちたか入ったかしたときに2人の間に水が入り込む演出が凄い好きです。だってこれ、これまでの再演で同じ関係性になっていくことを幾度となく繰り返していた2人が、やっと違う関係性に変化していけることを選んだってことでしょ、、嫌でもそれを選ばないとだったんですけど(って勝手に思ってます)
8. クロディーヌと真矢
99期生のレヴューの中で異次元(華恋vsひかりは除く)なのがトップ2のふたり。
突然のどうぶつ将棋には笑ったんだけど、ここからレヴューが始まっていた……とのお話があったの、舞台挨拶レポを読みました、なるほどな〜〜
というわけでほんわかしつつもずっとバチバチやってる2人なんですが、異次元だなって思ったのがとにかく色んな役を演じているところで、根っからの舞台人なんだろうなって感じました。
レビュー序盤、悪魔との契約のあとのいくつか公演ポスターみたいなのがバンバン出てくる演出があると思うんですが、全部公演にタイトルみたいなのついてたじゃないですか。あれヅカオタ的には嬉しい小ネタで付け方が宝塚オマージュなんですね、、多分凝視したら気付くんですけど、必ずタイトルの前に「〜レビュー」とか「〜ファンタジー」とか付くんですね、、画像は春先に見たやつのポスターですが、これのタイトルの「ミュージカル・シンフォニア」とか「レビュー・アラベスク」とか、そういうのです。
公式サイトの公演リストも見たらなるほどな〜ってなると思うので見てみてください、こういうのがついている由来は知らないです(その道のプロの方教えてください)
2回目はきっちり読み取りたいけどコマ送りしてじっくり見たいから円盤早くほしいです(強欲)
こういうのでおおおってなるところもあるんですが、変幻自在に真矢が役を変えるの、生まれついてのトップスタァだなあと実感しました。
でも完璧な姿!って出てくる鳥のオブジェ、こういうところあるよなって思いました。天才と変人は表裏一体……
やっぱりクロちゃんは真矢に勝てないのかなって思ったんですが、クロちゃんの宣戦布告(的なのしてたよね?記憶がない)からの悪魔の自分を葬って舞台少女として蘇って、真矢のオブジェを叩っ斬るのがカッコ良すぎてしびれた。
真矢ってサラブレッドだし本当に小さいころからトップであり続けたからこそ生じてしまった歪みがあのオブジェなのかなって思うし、それをぶち壊してくれるのは自分に対等に立ち向かってくれるライバルのクロディーヌ、っていうのが最高ですね、、
その後の舞台を縦横無尽に駆け巡るあのバトルって無限に見られそうじゃないですか?私は見れます。
そう、アニメのときの真矢ってvs華恋のときは「This is 天堂真矢!」で圧倒的存在としての扱いだったし、クロちゃんとのタッグでvs華恋・ひかりのときはマントを落とされたのは真矢だけど、その後のやりとりはクロちゃんが真矢は負けてない!!って感情的になって(以下略)、逆に真矢は落ち着いていて底が見えない感じだったんですけど、ね、
今回はその逆になっているっていうか、クロちゃんが真矢のことを乗せて感情剥き出しにさせたっていうのが、いや〜〜天才だな、、
真矢に「私は…かわいい!!」って叫ばせられるのはクロちゃんだけだよ。
結果今回勝ったのはクロちゃんだったけど1回じゃなくて何回でもやりましょう、っていう真矢の言葉、舞台少女としてのレヴューはもうないだろうからそれ以外、これから先の舞台で何度も戦おうって解釈できるのでどうぶつ将棋からレヴューが始まってるのって天才では??
あと真矢が最後に額の中に見たのがクロちゃんの姿、の話も舞台挨拶レポで拝見しました、感情……ってなりました。現場からは以上です。
9. 愛城華恋
ここまでほとんど華恋の話は出さなかったんですが(合間合間に挟まってくる形式だったので)、ここまで幼少期の話が出てくるとは思わなかった。
「運命」って何度も強調されてたように思うんですが(アニメもロロロもこんなだっけ?記憶なくしているだけ?)、ひかりちゃんにあの日出会ったことが運命の始まりだったんだなって……
華恋が凄い引っ込み思案なのが意外だったな、お母さんに隠れちゃうのもかわいい。
徐々に距離感が縮まる2人を見て、あの約束のアレ(いつもの)がようやく腑に落ちてすっきりした、、
ひかりちゃん、華恋が徐々に他の子と仲良くして、自分が知らないことで楽しんでるのに対して小さな独占欲みたいなのでスタァライトの観劇に誘ったんだろうけど、それが運命的で2人を永遠に縛り付ける結果になっているのが罪深すぎる。
だって実際のところ幼稚園くらいに離れた子なんて多分数ヶ月もすれば忘れるだろうに、、華恋毎月手紙出してて、ひかりちゃんママも近況を送ってくれるのがずっと続いているの凄い。
でもって今まで趣味らしい趣味がなかった華恋、劇団もずっと続けて主演もやって、沢山レッスンして、聖翔にチャレンジすることも選んで、本人はずっと演劇が大好き!って頑張ってるつもりだったんだろうけど、実際のところはひかりに囚われ続けている・むしろどんどん囚われている、自覚なしでひかりに依存している状況に陥っていくのがしんどかったな。
ひかりへの手紙を書くときも最後の方手が止まっちゃったし、ひかりのこと調べない縛り(ちょっと破ったけど)とか、王冠のバレッタを絶対に離さないところとか。
王冠のバレッタ、アニメの寝坊したけど取りにわざわざ戻るくだりに当時は約束だから…で納得したけど実際そこまでするものか?って考えたりもしていて、今回映画を見たら交換したあの日以来必要なとき以外は絶対つけてるから、単純に囚われ続けているんだなで納得した。
中学の同級生との修学旅行のしおり作りのところ、みんな華恋のこと将来のこと考えていて凄い凄いって言ってたけど唯一そう言わなかった彼、華恋にとってはただのクラスメイトでしかなかったけど、もし深く関わっていたら少しは救いになっていたのかもしれないし、逆にひかりへの依存で舞台に立っていることを自覚してしまって華恋が狂うのが早くなってたのかもしれない……だからただのクラスメイトでよかったのかもしれないなって思いながら見ていました。
与太話、華恋が演劇を始めてからのシーンで新国立歌劇団の雑誌(歌劇?華劇?)があるんですが、これは宝塚の毎月刊行されている雑誌です。「歌劇」と「GRAPH」の2つがあることと定期購読ができることは存じ上げているのですが(友の会で定期的に宣伝がくる)、読んだらいよいよ戻れなくなるなと思ってまだ手は出せていないです。会社の先輩のお母様曰く(ファン歴が長く)大量にあって整理が大変と聞いています。凄いですね。
宝塚、想像以上にいろんな雑誌を出しているんですが、私が手を出しているのは年一刊行の「宝塚おとめ」(選手名鑑的なやつ)と「宝塚Stage Album」(1年間の公演の写真とデータが色々まとまっているやつ)です。他にも沢山あるので全貌が分からないです。今度行けるタイミングでキャトルレーヴ(新国立改め東京宝塚劇場だと入って向かって左側にあります!写真とかグッズとか沢山あっているだけで楽しいです)で見てちゃんともっと勉強しようと思います。
10. 華恋とひかり
華恋と光のレヴュー、ごめんなさいここまでの迫力がすごくてマジで記憶がないです。
なので書くことがないです、2回目にちゃんと記憶して書きます、、、
ここにきて光看板がガンガン出てくるのがテンション上がるな!!!!
愛城華恋(バーン!)神楽ひかり(バーン!)ってなるのテンション上がるじゃん、、上がりすぎて覚えてないんですが、サヨナラショー……
過去の華恋(幼稚園、小学生、中学生)に後押しされて愛城華恋が復活するのどっかであったと思うんですけど、王道に王道でやっぱり主人公なんだなって実感するね、、
本当に覚えていないのでレヴュー後のお話で恐縮ですが、華恋の次のステップでのシーン、華恋はもう王冠のバレッタをつけてないんですよね、カバンにつけてる……(確か戦闘中に2人とも取れるシーンあったよね?)
細かいんですが(無意識の)依存することをやめて自分の道を歩み始める、ってニュアンスが出てて胸がいっぱいになりました。
そういえばひかりのこと書いていなかったけど、彼女は彼女で「華恋を守りたい」が行動原理だから結局共依存で、ひかりも前に進めて良かったな、って話をしたいんですがマジで詳細覚えていないのでちゃんと見返してから言及します、、すみません、、
11. それぞれの次の舞台
「私は、それが次の舞台で輝く様を視ない」
ってなったんですけど、いやだって終わるじゃん。
やだよーーーーーって一瞬駄々こねたんだけど綺麗な終幕だったので満足しちゃった(ちょろいな)、最後の方記憶ないけど、、
ひとりだけ映像で描写力された未来の華恋の描写はどこにいるのか私たちには分からない、でも確かに次の舞台に一歩踏み出している、っていうのが伝わる演出でぐっときました。
それとの対比で他の99期生のみんなはエンディングで、アルバムを見ていくようにそれぞれのちょっと先の未来が見られて。みんなが生き生きとしている姿がとても美しかったです。これがキラメキや……
みんなのところを訪れるのが華恋じゃなくてひかりなのが、華恋の詳細不明のオーディション描写(※普通の方)も含めて、華恋が「ひかりちゃん」だけを求めるんじゃない新しい道に十数年かけてやっと踏み出せたことと、繰り返されるスタァライトの中で異物のはずだったひかりは、少しの間しかいなくても確かに99期生の一員だったんだなと実感できる構造になっているなと勝手に思っています。
新国立組、みんな合格おめでとう(大号泣)
初舞台のチケット取れるかな、、激戦だから無理だな、、
真矢は間違いなくトップになるので、早々に頭角を表して満を辞して就任してほしいです。(でもそしたら退団も早い、、)男役かなと思うんだけど、真矢クロレヴューを見ていたら娘役でもありだなとか思いました。もしそうだったら男役トップを食うくらいの強い娘役になってほしい。とにかくでかい羽を背負ってほしい。月っぽい。でも花っぽくもある。
まひるちゃんはトップじゃ無いんだけど(トップになると退団が見えちゃうので)長きに渡って劇団を支える存在になってほしい。雪か星っぽい。
双葉もトップになるか?と言われたらそうではないんだけど、2〜3番手くらいでいつかポスターにも載るようになってほしい。あと絶対宝塚特有のガラ悪くしているのに元の品の良さが隠しきれていないタイプの不良役をガンガンやってほしいな。宙っぽい。
本当にここ独断と偏見による……って感じなので許してください。
生徒名鑑に載る3人のプロフィール見てみたいです、今までで一番思い入れのある役は?とか。
か、香子〜〜〜〜!!!あんた!!!そのバイク!!!は〜〜〜〜〜〜かわいいね、、
家を継いでも聖翔で日舞の授業とかやりに行ってほしいし、新国立で和物のレビューとかする機会があるならそれの監修とかしてほしい、、
あと凄い今更なんだけど英語が得意なんですね……世界獲ろうぜ……
クロちゃんは映ったのカフェでバイトかな?(いいな私も接客されたい)
来日公演とかで凱旋しにきてほしいし、思い立って日本に帰ってきてくれてもいいし、彼女は将来がいい意味で予測不可能だなって思ったんですけど、絶対真矢の新国立退団後は共演する機会があってほしい、、その頃にはB組のみんなも運営側でそれなりのポジションを得ていると思うので、制作さんお願いします……
純那となな、結局その後……が面談とは異なる海外留学なんですが(そうだよね!?)
あのレヴューを通して2人とも納得のいく道を選べたんだなと思うと嬉しいのと、どうしても再演の繰り返しから生じるズレはあっても信頼のおける友人同士、同じ(留学)だけど違う道(別々の国)に進んだのがいいですね、、
どう考えても新国立歌劇団贔屓の感想になってしまったので(やむなし)、次はもっと色々見たいです、、
あと「私たちはもう舞台の上」のジャケット、進路って本当ですか!?見たらまじじゃん、、
12. 最後に
いかがだったでしょうか、ここまでただの狂った感想です。
あと何回かは劇場に足を運ぶ予定ですが、上映ももう3週目に入っているのでどうかみなさん私が来月いっぱいくらいまでは満足いく回数見に行けるように劇場に行ってください。
上映期間延ばしてください。
偉い人もお願いします。