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【研修内容公開】三井海洋開発にて生成AI業務活用ワークショップを開催しました

こんにちは。
生成AI研修を提供する 株式会社TENHO COOの児玉です。

今回は、三井海洋開発株式会社でのワークショップの様子を公開いたします。

三井海洋開発株式会社は、海洋石油・ガス田において浮体式生産設備を用いた石油・ガス生産のためのトータルサービス提供を主な事業とする企業です。
今回、業務の効率化を目的とし、生成AIの業務活用ワークショップを開催しましたのでその様子をお伝えいたします。

  • 自社での研修を実施したい方

  • 社内のDX・IT化を推進したい方

  • 普段の業務をAIの力でもっと効率的にしたい方

上記のようなお悩みを抱える方は、本記事を読んでいただくことで、
「生成AI研修はどう設計するのか?」「企業で生成AIを導入するために必要なことは?」などを知っていただけます。

成長企業の経営をされている方・社内の生成AI推進を担当している方・社内研修担当者の方など、幅広い方に役立てていただける記事となっております。

記事を読んで少しでもご興味をお持ちいただけたら、こちらよりお問い合わせください。

ワークショップ内容

本ワークショップは、グループごとに分かれる形式で計3時間実施しました。

「生成AIを活用して業務時間の最適化をする」ことを目的とし、前半で生成AIでできることを学び、後半で実業務での活用イメージをつけていただきました。

生成AIの基礎

まずは、生成AIに関する基本的な知識を学びます。
生成AIでできること・できないことは何か、活用する際のリスク、その対処法などを座学で学んでいただき、実践に備えました。

生成AIでできることとできないことの一例

TENHOが提供する研修の最大の特徴は、明日から業務で生成AIを生かせるような実践的な内容であることです。

TENHOでは、生成AIでできることをしっかり理解した上で、自分の抱えている業務を起点に「生成AIをどう活かせるか」を考えます

<TENHOの研修事業について詳しく知りたい方はこちら!>

生成AIの企業導入事例・ユースケース

次に、生成AIを実際に活用した企業の導入事例やユースケースを学びました。
生成AIとは、多機能であるがゆえに初心者は機能を使いきれないところが懸念となりがちです。
また、生成AIと自分自身の間で情報格差が生まれてしまう人にとってもうまく扱いづらいことが多く見受けられます。

こういった問題により本来の業務活用ポテンシャルに比べて、実業務に生成AIを活用できる人は少なくなっています。

このギャップをなくすために、ユースケースを学び、業務への生成AIの活かし方を考えました。

生成AIの企業導入事例(一例)

実際のユースケースから、自身の業務にどう生かすかを考えていただきました。
受講者のみなさんも積極的に質問をしてくださり、有意義な講義時間となりました。

座学の様子

MODEC Sensei基礎操作演習

◾️MODEC Senseiとは

MODEC Senseiは、三井海洋開発(MODEC)の社内業務に特化させた生成AIです。
文章生成(情報検索/翻訳/テキスト作成)、ファイル読み込み(PDF/Word/Excel/PowerPoint)、画像読み込みなどの機能を備えています。

MODEC Senseiは、人工知能モデル:GPTを社内業務に特化してカスタマイズしたモデルになります。

演習では、以下の手順でMODEC Senseiの使い方を学んでいただきました。

  1. 業務の背景・ゴールを確認

  2. 企画アイデアを細かな業務フローに分解

  3. 分解した各業務において生成AIの活用可能性を検討

  4. 活用可能な業務での生成AIへのプロンプトの設計

上記、1~3の工程
分解した業務の一つ一つに対して、プロンプトを設計

普段の業務に向き合い、各業務フローでのプロンプトを設計していきます。
受講者は各自、日々の業務を思い出しながら演習に取り組みました。

実際の業務を想定しながら生成AIの活用を考えることでより実践的な学習が可能になります。
TENHOの研修では、この実践力を大事にしており、明日の業務にも生成AIを生かしていただけるようにしています。

受講者の声

ワークショップ実施後にアンケートを実施したところ、「今後、AIを活用できそうな場面が増えそうだと感じましたか」という質問に対し、受講者の100%から『とてもそう思う』『そう思う』との回答が得られました。

個別の回答としては、以下のような声をいただきました。

  • 基礎的な知識から教えていただきとても勉強になりました。まだまだ活用できていないので、様々な場面で使ってみたいと思います。

  • 演習問題ではアイディア出しや情報収集・入力には有効だという印象。初歩的なところから使ったみたいと思いました。

  • 生成AIは使いにくいもの、という思い込みを払拭できたのが良かったです。

  • 通常の研修は受けた内容がその後の業務に役立つかが分からない・その実感が湧かない場合がありますが、今回の生成AIの研修は、トライアルもあり、内容的にも実務に確実に活用できそうと思いました。

今回のセミナーで、多くの方が生成AIに関する理解を深め、業務に活かしたいと感じていただけました。
引き続き、TENHOでは多くの企業・自治体に対し、生成AIの活用方法を広めてまいります。


TENHOの生成AI研修

TENHOでは、自治体や企業、教育機関などに向けて生成AIの研修を行なっています。
デモンストレーションを取り入れた実践的な講座内容が人気で、参加者からは「具体的な動作を見ることができて大変実践的だった」「開発の実演が学べて大変勉強になった」などの声をいただいております。

株式会社TENHOについて

■株式会社TENHOについて
「GENEサイクル」という独自フレームワークを用いて、一過性ではなく継続的な成長と成果の拡大、次世代への技術継承までを見据えた「生成AI導入支援・研修事業」や「生成AIアプリケーション開発事業」「生成AIメディア:AI OTAKU」を展開しています。あらゆる業界が直面する課題を解決するため、カスタマイズされたAIソリューションを提供し、顧客のビジネス成長および地域社会の発展を加速させていきます。

会社概要

会社名:株式会社TENHO
代表取締役:田村 允
取締役:土田 龍矢、児玉 知也
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東二丁目14番21号
事業内容:
(1)生成AI導入支援・研修事業
(2)生成AIアプリケーション開発事業
(3)生成AIメディア:AI OTAKU
会社HP:https://tenho7.jp