立ち食いそば図鑑 本橋隆司

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立ち食いそば図鑑
本橋隆司

以前から立ち食いそば屋が好き。
中でも「コロッケそば(またはうどん)」という、通常型の蕎麦屋にはあまり見ないメニューが特に好みで注文する。
そんな立ち食いそば図鑑(東京編)が売っていたので買っちゃった。

なぜこの本を手に取った??

地味でも良い仕事するヤツ

香川に20年通っているうどん食いの私です。
うどん派かそば派かという意味のない問いを、この20年で何回聞かれたかわかりません。
「美味いそば、美味いうどんがあって、それ以外がある」ただそれだけです。
そして変な話ですが、「特に美味くないそば(うどん)」も好きです。
魂が震えるような料理だけが全てではありません。
日常のなんてことのない食事にも、地味ながらも素晴らしいモノがあります。
立ち食いそばはその代表格なんじゃないかと思う。
一杯とそれを支えてくれるお店の方には、敬意と感謝ですね。

厳選された名店たち

本書は立ち食いそばのみならず、大衆食文化に造詣の深いライターの本橋さんが2013年に編集したムック本です。
取り上げられている店の中で行ったことがあるのは、
日本橋の「よもだそば」、初台の「加賀」、日暮里の「一由」くらい。
「よもだそば」は本格スパイスカレーが美味いので行ってみたら、蕎麦も美味かった。
「加賀」はたまたま初台で降りて目の前にあったので入ってみたら立ち食いと思えないほどかき揚げ蕎麦が美味かった。
「一由」は、成田経由で国内線という時に、帰りの恒例として日暮里で飲む流れの締めに寄る。
この三軒だけみても大当たりなのです。
すごい厳選されているっぽい。
まだ見ぬワンダーランドが残り50軒もあるなんて、興奮しちゃいます。
今後一軒ずつレポートしていこうと思います。
楽しみ。

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