ポケモンSVのネタバレ有感想を書きなぐる記事
はじめに
この記事は筆者がポケモンスカーレットを遊んだ結果、いたく感動したので、その感情をぶつけるために作成されたものです。
ネタバレ配慮とか一切抜きで書きなぐっていくため、まだシナリオクリアしてない人は読むのをやめてブラウザバックをお願いします。
がんばってネタバレを踏まずに、最後まで駆け抜けてほしい。私から言えるのはそれだけです…
なお、筆者は現時点でシナリオクリアまでをプレイしており、その後の厳選環境だったりクリア後コンテンツにはまだ手をつけていません。
(以下ネタバレ回避用の空白を挟んで本編)
シナリオすごくない?
ポケモンにそこまでシナリオを期待していなかったのでハードルが低かったのもあったかもしれないけれど、今作のシナリオすごい良かった。
チャンピオンロードのジム巡りこそ「いつものポケモン」って感じだったけれど、レジェンドルートのペパーとマフィティフをめぐるやり取りにうるっと来たり、スター団周りの話はいじめやら不登校やらと、ポケモンにしてはなかなか重めの要素を取り入れながら、最終的にはハッピーエンドで気持ちよく読めたり。ザ・ホームウェイに至っては終盤で怒涛の伏線回収をやってくれて、「お前どうした!?これほんとにポケモンのストーリーか!?」と唸らされました。コライドンの入っているボールは、ペパー経由でもらった博士のIDのものだという点や、通常戦闘のポケモン選択場面で、選べもしないコライドンがずーーーっと一番下で鎮座していた点が、クライマックスで回収されたときは思わず鳥肌。個人的には今まで遊んだポケモンの中で一番好きですね、今回のお話。
あと、「すべての道はパルデアの大穴に通じる」的なことをハッサクさんあたりが言ってたと思うんですけど、その言葉の通り、チャンピオンロード・レジェンドルート、スターダスト★ストリートと、3つともシナリオ名に道が入っていて、3つのシナリオが最終的にはザ・ホームウェイ、そしてパルデアの大穴・エリアゼロへと収束していく様子も激熱です。
ラストバトルの演出すっごい
まずオーリムAI戦のBGMがドストライク。未知のテクノロジーを使う科学者のラスボス、という雰囲気がビンビンに伝わってくる。
使ってくるポケモンも初見のやつもりもりだしさぁ……おかげで大苦戦しましたよ。使ってくるポケモン全部マスターボール入りだし、強者の風格が漂いまくってましたね。この辺はタイムマシンでモンスターボールを転移させて、転移先でポケモンに当てて捕獲して戻してくる的なことをおっしゃっていたので、転移先での捕獲を100%成功させるため、という理由もありそうですね。
楽園防衛プログラム戦のカットインも凝ってたねぇ。
グリッチ演出がすごく雰囲気出しててぞくっとしました。上書きされてる最中に一瞬「オーリムAIはこれ以上戦うつもりはない」的なメッセージ映ってるしさぁ……つらかったよこの時は。
ボールロックの時の「そんなんアリかよ!?」感もすごかった。
旅パのあれこれ紹介
ラランテス(NN:アヤメ)
押しも押されもせぬ相棒ポケ。
今作はこの子が内定してたから買ったまである。
少しでも早く一緒に旅をするために最序盤にパルデア弾丸ツアーを敢行したのはいい思い出。結果ものすごい遠くにいて捕まえるの苦労したけど…捕獲時レベルはなんと54。この時ジムバッジはまだ1個のみ。あわやバランスブレイカーかと思われたものの、さすがにゲーフリ側も対策しており捕まえて即反抗期に突入。7個目のバッジをとるまでまともにいうことを聞いてくれなかった。
自分産にそっぽ向かれるとかいう斬新な体験。個人的にはじゃじゃ馬のツンデレちゃんが徐々にトレーナーのことを認めてくれる過程を楽しめたので大アリでした。
特性はリーフガード。本当はあまのじゃくの方が良いんだけど、夢特性なので旅での使用は断念。ただ折角なので成長・光合成と合わせてばっちり活かすために、旅パは晴れパ風味に。これは事前にそうしようと決めていたのだが、その選択のせいで最終盤に非常に痛い目にあうとは、発売前の私は知る由もなかった……。
コータス(NN:フレア)
日照り要員にして、ラランテスの相方。事前PVでメロコが使っている姿が確認できたので、晴れ役をこの子にすることも事前に決めていた。何気に捕獲レベルがバッジ1個で29とかだったので、短めながらこの子も反抗期でした。パーティーの1/3が反抗期の旅パって何さ。
晴れからの一致ふんえん・火炎放射の火力で数多の敵を倒してくれた他、クリアスモッグで相手の積みをチャラにしたり、まもるを使ってライム戦のダブルバトルで味方と連携したりと、いぶし銀的な活躍も見せてくれた。持ち前の防御力で不一致地震程度なら余裕で耐えてくれる姿は本当に頼もしかった。対戦環境でもよろしくね。
ただ今作、時折フィールドの天気によって日照りが不発にさせられることがあり、ここぞという場面で邪魔をされることもしばしば。最後の方は雪山での戦いが多発したため、吹雪いてまともに晴らせなかった思い出。今作旅で天候パ使うのは若干注意した方がよさそう。
ましてやスカーレット版かつ晴れパだと、エリアゼロのもろもろの戦いで古代活性に散々泣かされるセルフハードモードになるため、ほんとに……ほんとに注意してほしい。
サケブシッポ戦で初めて古代活性の特性知った時の絶望感すごかったから。オーリムAI戦に至ってはマジで泣いた(1敗)。
ウェーニバル(NN:クロワ)
御三家枠にして晴れパの相性補完役その1。ラランテスとコータスを事前に決めていたため、タイプバランス的に御三家はクワッスを選択。晴れ下だと水技の威力が下がって苦労するかと思いきや、ローキックでのS操作やフェザーダンスでの起点作成と、器用なはたらきを見せてくれた。終盤のレベル差がある戦いでは、相手の物理ポケの上からフェザーダンスを連打したのち、ラランテスや後述のサーナイトに交代して積みまくるという戦法で乗り切るなど、貢献度もかなりのものだった。お前がいてくれなかったらオーリムAI戦越せてなかったよ……
ドオー(NN:ウルシ)
相性補完役その2。ウパーやヌオー自体好きなポケモンなので、序盤で捕まえてから使うことを即決。ドオーもかわいくて安心した。
素早さが低く、意外と弱点も多いのでやられるときはあっさりやられるが、はまる相手にはとことんはまった。意識せず捕まえた個体がちょすいだったためナンジャモのハラバリーを完封したり、テラスタイプが地面だったためオモダカさんのキラフロルに対してテラスタルを合わせて毒タイプをなくし、だいちのちからを耐えて地震で返す等、ここぞというときでしっかり活躍してくれた印象。あくびも使いやすかった。
サーナイト(NN:サトリ)
相性補完役その3。ドラゴン担当のフェアリー枠。
サイキネとマジカルシャインで幅広く押しつつ、場合によってはめいそうを積んで全抜きを図ったり催眠術で捕獲役にまわったりする、使い慣れたサーナイトでした。オーソドックスで使いやすい
今回PTの素早さが全体的に遅めだったのもあり、そこそこの速さで動ける積みエースとしても活躍。オーリムAI戦ではウェーニバルで初手のチヲハウハネを起点にし、めいそうガン積みで上から殴り倒す脳筋プレイ。
ハラバリー(NN:ピカラット)
相性補完役その4兼、ラランテス以外の晴れパ要素。
なんとこの子ウェザーボール覚えたんですよね。意外だった。
そこそこの耐久で相手の攻撃をしっかり耐えて返してくれるのも安心感があってよかったですね。ライム戦ではコータスと組んで、ほうでんで麻痺をばらまいたりウェザボで荒したりと、かなりの活躍を見せてくれました。
総括
個人的には歴代最高。あとはここから対戦環境面をはじめとしたクリア後コンテンツ次第ってところです。現状バグが目立つという欠点こそあれど、それを補って余りある興奮と感動。まぁバグはそのうち修正されるだろうし、最終的にはすごい作品になってくれるのではと、今から期待が止まりません。
次はラランテスといっしょに対戦環境に潜らんとね…厳選と図鑑完成頑張ろう。思いついたら随時追記するかも。