過去のプロレス日記より【馳】
馳の凄さ
2007年02月25日14:30
馳浩についてちょっと書きます。
何がすごいってね、馳はやられてフラフラして意識朦朧としてるときの姿がすごい。
ムタの登場シーンよりすごい。
さっきね、越中×馳をちらっと見てて再確認しましたよ。
後藤の殺人バックドロップの件でもご存知の通り、あの人受身ちょっと下手じゃないですか。だからあのフラフラはマジだと思うね。
5大シングルマッチの秋山との対戦の時も、フラフラフラフラ。プロレスラーだね。観客心理を把握してるね。客が馳に何を望んでいるか。
入場から馳の盛り上げ方は一流で、ランニングで入場、トップロープに駆け上り観客の声援に耳を澄ます。Tシャツをおもむろに脱いで客席に向かって投げるスタイル。一回では投げない。かなり引っ張る。引っ張って引っ張ってようやく投げる。それの方向を色々変えるから私ら客はわーつってほしーつって、手を伸ばす。集団心理も相まって、もうわーって。
で、ジャイアントスイングするときのカウントでも客に一体感を味あわせる。プロですね。プロレスラー。
ものまねしやすいてのもプロのゆえんですね。猪木、馬場さん、長州、馳、三沢さん、武藤、蝶野、橋本、ラッシャー木村。一流どこプロレスラーはみーんなものまねしやすいですよ。あとロック様とか?
それにくらべて最近の若いレスラーはなんだ!モノマネされようと思わないのかね。そう考えると亀田親子なんかはプロですね。きっちりモノマネされやすいようにしとる。
プロレス人気が凋落して久しいですが、この頃少し人気復活の兆しがありますね。それも全てはモノマネされるキャラの濃い一流レスラーのおかげであります。若い世代のレスラーたちよ、もうちょっと頑張れ。