長文リハビリ2…仕事について
何事もルーツを調べることが好きです。
(思えば子供の頃から祖父の昔話を聞くのが大好きでした。祖父は仕事ばかりしている人でしたが酔って語る昔話は嘘か真か荒唐無稽な内容が多く、かなりエンタメ性が高かったので今でもはっきりとエピソードを思い出せます。これもいつか長文にしたいと思います。)
ドラマを見れば脇役まで来歴を調べ、競馬を見ればもちろん血統を調べ、いちごを食べれば何と何が交配されて今食べている品種が生まれたのか調べ…など、とにかく何をするときもルーツを調べまくります。知って何かに活かす…とか高尚な理由ではなくて、ただただ自分の欲を満たすために調べまくります。
Wikipediaにはお世話になりっぱなしなので年に一度は少額ではありますが必ず寄付をしています。
Wikiに載っていたりネットで調べたりできる範囲なら良いのですが、困るのがそうでない場合です。
例えば仕事で知り合った人のことを知りたいとき。
根掘り葉掘り聴くのは完全にヤバい人ムーブにしかならないのですが、知りたい欲が勝つことが多くてどうしたもんかなーと考えました。考えた末に私はこれを仕事にしてしまえと、そう結論しました。
ビジネスコーチやメンターと名乗れば、相手から「私の話を聴いてほしい」とやってくるのです。傾聴技術を身につけ、そのテクニックを使って存分に相手の話を聴きます。なんと都合の良いことに、基本的にこちらからアドバイスはしなくて良いのです。話を聴いているうちに相手が勝手に気づいてくれて、勝手にスッキリしてくれます。
そんなわけで、会社を退職して起業し、毎日誰かの話を聴ける夢のような体制を整えたのです。
些か邪な理由で職業を選択していますが、テレビかなにかで自分の好きなことに少し社会性を持たせると仕事になりお金が稼げる、と誰かが言っていました。(実際のところはコーチングだけではなく他の業務も行ってはいますが…)
これからも私は自分の欲望を満たすために仕事を続けていきたいと思います。