今週のFX分析
USD/JPY
今週は、1月の高値を試さずに下落を開始したが、やはり次1月の高値からのショート組も十分に参加していない状態から下落のため、今週の動きは狭いのものになった。
来週の予想は、先週で下降ダウに確実に入ったとはいえない。先週に引き続きにレンジとなることが考えられる。現状どちらにも優位性はなく、レンジの一方を抜くまでは難しい局面になるが、レンジのスケールから考えるに来週の中盤に変化の局面が到来し、強い動きになるため、その前の前兆(チャートパターン、ヒゲ、裏切り)に注目してから入るべきである。
EUR/USD
今週は、先週に続き強い下落の陰線である。月曜日から下落し、火曜日に若干の調整後、週後半ではひたすら下落した。予想外のものは、火曜日の揉みが少なく、それが原因で10月の安値抜けからさらに下落が続いた。
来週は、大きな陰線が続きたこともあり、さらに重要ポイントを突破したダウは、反転にも時間がかかる傾向にある。従って、基本目線は下落とし、下落から短いもどしから売りを段階的に仕掛けていくことが良い。1.086、1.088、1.092などです。これらを急激に陽線で突破したなら、相場の急転サインなので基本的にノーポジが良いと思う。
EUR/JPY
今週は、先週に引き続き売りが中心の相場となった。ドル円が揉み、ユーロドルが下落から見るに今週のユーロは弱い傾向にある。ここでは、ファンダメンタルについて詳しく言及したくないが、EUのリセッションが主要因と思われる。相場はファンダに押され、ファンダより早く転換するといわれている。そのため、下落がレンジを形成し始めたら、警戒をする。金曜日につくられ40ピピほどのレンジは来週の主要レンジとなりうるか見るべき。
来週は、ユーロドルと基本的に同じ戦略であり、主要ポイント価格は、119.2、119.35あたりである。急落の可能性もあるが、こちらはどこからユーロドルと比べ、どこで急反転の強い通貨ペアなので、急落の追撃は念入りにすべきである。
GBP/JPY
今週は、先週の下落傾向から一転上昇トレンドとなった。上昇のネックポンとである先週のヘッド&ショルダーを抜けてから、裏切りはで一気に急上昇したこともポイントである。入れる場所は多くありますが、安全なのは、やはりヘッド&ショルダーの抜けたあとの戻りと考えられる。
来週は、今週の安値が先週の安値より切り上げている事実と先週のヘッド&ショルダーのヘッドを抜けていない事実を考慮して、週前半はレンジとなることが考えられ、範囲は先週のヘッド&ショルダーのヘッドとショルダーの間となる。そこからの抜けが入るポイントとなる。上昇も下落ともにE値程度は見込める。
GBP/USD
今週は、先週の金曜日の終値が三角持ち合い下限を抜けているにも関わらず、急激な戻しで買いトレンドとなった。その後段階的にネットラインを突破して綺麗な形での上昇トレンドを形成した。三角持ち合いの反転場所の最終上昇ポイントの価格まで来て、ダブルトップを形成しようとしている所である。
来週は、基本的にミニダブルトップが形成されれば、長い調整局面に入る可能性が高い、基本的にはレンジとなることを予想しているからレンジ戦略が良い。なぜなら、どこを突破してもその20~50先にレジやサポが存在する!突破ならE値戦略が良