今の日本が豊かなのは、泥臭い思いをしてきた人のお陰だ。
ごきげんよう、サイモンです。
昨日テレビで、長崎県にある軍艦島の特集をやっていた。
大正時代に作られた軍艦島は、今入れるエリアの方が圧倒的に少なく、最近になって崩落が加速していた。
高度成長期を炭鉱で支えてたと言うのだから、割と最近(50年くらい)まで閉じずにやっていたということだろう。
石炭から石油の時代に代わって、炭坑夫も職に追われる事になるわけだが、彼らが汗水垂らし、泥まみれになりながらとってきた石炭が多くの日本のインフラの支えになってきた。
何をそんな当たり前の事をと思われるかもしれないが、
昨今の「楽してFire!」とか「SNSでバズって億万長者!」みたいな風潮を見てると、
案の定そう言う人って長続きしない場合が多い。
芸人的に言えば「下積みがない」のだ。
ローマは1日にしてならず、だ。
「失われた30年」も、このせいの節があるんじゃないかと思ってしまうが、日本人は世界的に見て頑張ってないわけじゃないので(むしろ頑張り過ぎている)、能動性だったり同調圧力だったりネガティブシンキングだったり原因は多岐に渡る複雑な現象なので、安易にこれのせいと言うことはできない。
以上!