当直をなるべく疲れず乗り切る方法 無料
当直といっても
1 常勤先で救急外来も診ながらほぼ夜診
2 常勤先で病棟当番
3 バイト先で救急外来も診ながらほぼ夜診
4 バイト先の寝当直
当然 1や3はしんどいし、そもそも当直ではなく夜勤なので相応の給料を払えという話ですね。当然疲れますし基本寝ることが唯一の健康法です(明けは少し無理しながらも、動いた方がいい)。2や4あたりでも、どっと疲れてしまう方もおられます。もちろん基礎となる体力の違いもあるのですが、ここでは何とか少しでも当直を疲れにくいものにするためのグッツなども書きたいです。
前提条件ですが、いつも行く当直や常勤先以外では何が置いてあるかすら分かりませんので、事前に是非電話しましょう。5分ですみます。必ず日勤帯に電話をしないと、夜間は警備員しかいない病院も多く話が通じません。寝当直先と言ってもアパホテル程度の備品をそろえる病院から、昭和の監獄のような病院まで設備が違います。
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まず当直先に電話して聞くことですが
1 シャワーの有無です。なければ常勤先で入るか常勤先に帰ってから入ることになりがちです。
2 冷蔵庫の有無や、ポットの有無も聞いておきましょう。
→朝ごはんやお菓子の有無も変わってきます。紙コップなども常勤先からもって行くと便利なことも多いです。ポットすらない病院で近くにコンビニもなく病院自販機もなく(まあ歩ける患者いない病院だし)、水道の水しか飲むものが無かったことがありました。
3 タオルとシャンプー(とリンス)
→なければコンビニで買って容器は再利用し家のシャンプを使うか、常勤先のシャンプを持参。細かいですが、コンビニでシャンプリンスを400円で一回で使い捨てすると寝当直代の1%程度です(税金を考えると2%です)。
4 ネット環境の有無
最近は寝当直先でもwifiが入るところも増えました。でもエッチなものばかり見ているとバレていることも多く恥ずかしいです(寝当直先は往々にしてサイトに制限をかけていない病院も多いです)
以下は私のカバンにいれている当直グッツです。当然歯ブラシやコンタクトの保存液などは常に入れておりますが、それ以外のオススメのものです。
1 耳栓 耳栓なんて、コールなっても気づかないんじゃない?って思われると思いますが、電話の音には気づきます。それより当直室で寝てて、聞こえる耳障りな、冷蔵庫や遠くに聞こえるナースの足跡などがマスクされて、眠りやすくなります。繰り返しますが、コールみたいな近くの高調な音には気づきますよ。心配なら、耳栓して携帯のアラームを鳴らしてみて下さい。きっと気づきます。
2 アイマスク 当直室によりますが、カーテンがやたらと薄く夏の朝などは太陽とともに起きることがありますので、その予防です。太陽とともに起きるのは健康的ですが、夜中ナースコールで起こされて寝たのが朝の4時ということも多いのに、5時に太陽に起こされても大変ですので
3 タオル、当直室にないことも多いし、前のおっさんが使ったタオルが半乾きで放置されてることもあるので、念のため持って行った方がいいかと タオルは冬場に吊るしておけば、乾燥しがちな当直室の加湿にも繋がります
4 お弁当 当直先に検食として常食がおいてある病院も多いのですが、まずい、冷えてる、味が薄いので多くの場合テンションが下がるので私は持参しおりました。当直は疲れるからカロリーゼロとサンドイッチマン理論にはならずに太りがちですので、カロリーを控えたものを持参しています。
追伸)医局にホットプレートを持参してハンバーグを焼いた先生などもおられますが匂いが全く取れず、医局がとんでもないことになった先生もおられますので、気をつけましょう。
当直中は10時以後はネットと携帯はできるだけ控えて早めに寝ましょう。その際、当直に入る前や朝に30分でもランニング等有酸素運動をしていれば早めに眠れますし、おすすめです。