なぜお医者さんの給料は看護師さんより高いのか 無料
マルクス読んだことあるお医者さん少数ですよね
資本論=革命の本みたいなイメージですし、社会主義国が実質ないので(中○はすでに共○党独裁の資本主義だし)既に終わった思想という感じです。
マルクスって、『資本論』でいきなり万国の労働者を団結せよ、革命起こせっていってないんですよね。
資本論の最初は商品の説明なんです。当然労働も商品ですし、商品の値段決定のプロセスが記載されているんですよ。
ここで仕事の大変さと給与は比例しないという当たり前の事を書いてます。
給料のメカニズムは3つ
1 明日も病院にくるだけの再生産にかかる経費
家で寝て起きてご飯も食べて体力を回復させる必要がありますよね。そのための経費です
2 次世代の労働者を再生産するための経費
簡単に言うと息子娘を医師にするためのお金です。ドラ息子でK崎医大に高校から入るスーパー割高コースから、筑駒から理3に入るコースまでの平均的にかかる経費です。通常介護士や鉄筋工を育てるよりも割高になるのが医師養成ですね。これは良い悪いではありません。
3 自己教育です。
クソ高い書籍や、学会費などの経費です。書籍などは通常病院が出してくれないので自己にて購入するしかないです。そしてそれらは割高です。
これら1~3の経費が医師の給与に反映されるのです。
なぜ医者の寝当直が介護士の夜勤より安いかの謎が分かります。
寝てるだけの医師が仮眠だけの介護士より給料が高い理由のひとつです(最近寝当直市場の暴落が激しいですが)
難しい試験=大学受験か医師国家試験受かったから医師の給料が高い理由ではないのです。もちろん仕事の崇高さと給与は関係ありません。個人的には地方議員の多くは不要ですし、保育園教員などの給与を増額すべきと考えますが。
もちろん、これらの要素にその時の需要供給が加味されて(市場のメカニズムが働き)給与が決定されます。
そしてこれらの原理が分かればお金がたまります。
給料のメカニズムを知った上で合理的に動けば身体も疲れすぎずにお金も残ります。
自分にとって何がストレスかを学び負荷をかけ過ぎずにお金を稼ぎましょう。例えば同じ働くにも、寝当直を2回=そこそこ呼ばれる当直1回が同じとしましょう。家庭の事情や常勤先の事情等がなければ、先生方はどちらを選びますか?寝当直で家族から離れてゆっくり自分の時間を確保したい先生もおれれると思いますし、夜遊びに忙しく当直は最低限に済ませておきたい先生もおられると思います。どっちが良い悪いではなく、どっちも自分の好きな方が正解です。逆に当直なんぞするぐらいなら、日中に献血者でも載った方がいいと言う先生もいると思うし、それもありです。
負荷をかけずに仕事をすることで、ストレスが減り無駄使いも劇的になおりますよ。私が一番お金を使ったのは『忙しすぎるレジデントへ 私のブラック勤務医時代も添えて』のころでした。
題名を少し変更しました。
すいません、私左寄りではなく、自己責任大好きの市場原理主義なので