いつまでハードワークするのか?無料

今日は朝から前日の当直医が当直室から出てこないとのことで、事務長から『当直室で死んでるかも分からないので四苦八苦先生見に行ってください』と業務なのか業務外なのか、なぜ私なのかよく分からない電話が朝からかかってきたので見にいったら普通に寝ておられました。良かったです。当直室で死んでるのに、当直日誌にnpって書かれるみたいなことがないことを切に願っております。

今回は循環器の副業する心臓の医者先生のnoteを拝見し、私の考えを述べたいと思っております。

心臓の医者先生は若い時のハードワークワークを推奨するたびに、生存者バイアスって言われていたようでそう言われると建設的な話にならずに鬱陶しいく感じることを理解できます。

私は以前からハードワークは『比較的』否定派でしたが、私も週7勤務で月月火水木金金で働いていた時期がありました。まぁ人様にさせたいかと言われると止めておいたらとしか言えませんが。

そしてハードワークが耐えきれなくなった場合のプランBも事前に用意をしておくことが大切かと思ってます。背水の陣で一度しかない人生を戦うのはただのバカです。私も最悪、健診バイトなら出来るし当時のレジデントの給料より高そうでしたので、ケツを割ったら1日150人聴診して、その金を握りしめて立ち飲み屋に行きソープに行こうと思ってレジデント時代を耐えていました。

また、ハードワークして良いのは①資格や技能の習得のためや②銭を短期間で貯めるために期間を決めてやるのは仕方ないぐらいの解像度で見ておりました。我ながら浅い考察です。私のnoteを読んで深いと感じられた方は皆無だと思うのですが、それにしても私は解像度が低いですね。

本当はハードワークした結果何を手に入れたいかを一番最初に考える必要があるはずなんですよね。ハードワークし続けた結果、お金が欲しいのか、専門医が取りあえず欲しいのか、今は睡眠不足でフラフラになっているが将来はお布団でスヤスヤ眠りたいのか、教授や基幹病院の部長になりたいのか、患者さんの生命を永らえたいのか、国家財政を救いたいのか人によって違うと思いますがハードワークの先に何が欲しいのか分からないまま走り続けることはできないと思うのです。

専門医やサブスペ専門医ぐらいをとって第一線から撤退したい先生もおられると思いますし、その時期に育児等が忙しかったりもしますので他人の高齢者を診るよりも自分のお子さんに時間をかけたい先生もおられるでしょう。100万ドル〜2億円ぐらいは貯めたし田舎なので後はそんなにお金の使い道もないのでユルイ病院にうつりたい先生もおられると思います。 個人的にはあまりお勧めしませんが、3年目から即美容の猛者もおられると思います。どちらにしても50代でトップランナーを張れるのは同期の1-2割でしょうし、トップランナーの生き方があんまり幸せそうでもないと感じる若手が増えてるのでしょうね。

個人的にハードワークに関して言えることは今の働き方をハードワークと感じる時点で持続性はないので、どこかで『降り』ないと心と身体に悪そうです。

まぁ私のように病院にいって一番にすることがm3ポイントの獲得と言うクソな人生もどうかと思いますが、世の中バランスなのでやり甲斐とお金と時間の良い塩梅を見つけていくしかないんですよね。


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