未来から借金をしてはいけない。身体、家族編 無料
以前の私のクソnote『未来から借金をしてはいけない。睡眠不足は全てを壊す』の第2弾です
今回もタイトル以上の深い内容でもなくここで終わっても良いレベルの話です。
行動経済学って言うほどの話でもないのですが、私のようなバカは遠い未来を甘く考えがちなのです(遠い未来の価値は割り引いて考えてしまうのです。)
まず分かりやすい例として外勤(バイト)当直を考えましょう。
例えば今日の当直でココイチでトッピングして夜中まで働いて救急車もとって、救急車1台インセンティブの3000円×5+入院3000円×3、それに押し寄せるwalk-inとも闘い(お疲れ様です)、翌朝エナジードリンクを飲んで常勤先の病院で眠たいながらも勤務することも、若いうちはこれでも何とかなることも多いです(たまに本当に死んでしまうこともありますが)。そして当直料とインセンティブが翌月しっかり銀行口座に入金されている。こういった当直をすることで、身体+精神は確実に蝕まれます。そして近い未来にはお金が入り、遠い未来に身体と精神にダメージを負います。医師の寿命は一般人より短いのはそういうことです。ここで、だから当直をするなとか言う話でもありませんし、私もたまに3連直もまだしています。ただ遠い未来のダメージを割り引いて考えてはいけないと思うのです。
家族関係も同じです。
休みの日も医局になぜかいる中年~高齢男性は家に居場所がないことも多いのです。これは若い時仕事を一生懸命やる≒仕事に逃げて、家族をないがしろにした結果であることも多いと思っております。
家族をないがしろにしても、翌日家族が出ていくことはないと思いますが、あなたが居ないことが当たり前の家族関係が構築される可能性が高まります。前述した当直の例と同じです。今日の仕事へ逃げることは、将来の家族関係に遺恨を残す(こともある)と思ってます。
このように身体や家族などは長期で価値が毀損するものには注意で、将来のマイナスを少なく見積もることが人間の特性として多いと思います。
上記偉そうに述べましたが、じぁ誰が当直するんだとか、仕事一筋だったが、私は家族に慕われているなどの反論は当然だと思います。しかし私のように将来のことを割り引いて考える頭の悪い方も中にはいるんじゃないかと思って今回記載しました。
対策は何かをマイナスにして得た対価は資産としてストックしましょう(体力を削って稼いだら金融資産としてストックしたり、技術を人的資産としてストックしましょう)。具体的に言えば長時間労働して得た賃金はETFにするもよし、不動産にするもよしです。体力を削って得たお金を消費に回してはいけません。長時間労働で得た手技やテクニック知識も同様に将来銭を稼ぐ資産にしないと意味がないんですよね。
って当直明けにビール飲んでる私が言って説得力なくてすいません。