診察科の選び方 医局の選び方ver1.4

まず当たり前ですが、自分の興味あるかに行くのが当然です。
ただ、先輩や教授はこういう当たり前のこと、もしくは自分の科に入れぐらいしか言いません。
今は研修医終了後に診察科を選ぶことができるので、以前よりミスマッチは減ってきていると思いますが、依然として入ってこんなはずではなかったと言うこともあると思います。
注意して欲しいこととして
『忙しすぎるレジデントへ 私のブラック勤務医時代も添えて』

という私のレジデント時代の文章にも記載しましたが、時間がないと私のような意識低い系はまずは生存を最優先にします。そして生存(最低限の睡眠と食事)を最優先にすることは生物として当然です。生存を優先しないと意識低い系なりに今日の手術で疑問に思ったアレを調べようとか、文献までは読めないけどレジデントマニュアル的なものを読もうと思っていても勉強する気力すら仕事が終わるとなくなってしまいます。気力は有限なのです。ドラクエだって宿で眠らず、モンスターと戦い続けることはできません。そのためにも科を選ぶにあたって、個人的には自分のキャパを超えた忙しすぎる科を私はおすすめいたしません。

自分の興味以外の軸の科や医局の選び方について、私見を述べたいと思います。
いくら興味があっても激務薄給なんていくらでもあるし、そう言う激務薄給の科ほどパワハラセクハラが蔓延してる。自分の興味以外に以下11つの要素を考えてみました

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