包茎手術の話(まじめ)
カントン包茎で手術をしました。させてもらった身として、同じ苦しみを抱えている人々への一助になればと筆を執りました。さんざふざけてきましたが、今回ばかりは真面目にやります。
人には人の包茎、人には人のカントン包茎があると思いますが、私の包茎は霜降り明星粗品さんの語るものとほぼ同一でした。
通常時がんばったら剥けるんですよね、ただ、タッタラムケマセンなんですよね
自分で自分の包茎を診断するのって難しいと思うんですけど、悩んでたらとりあえず診断を受けてみるといいと思います。とりあえず、私は通常時がんばったら剥けるけど、タッタラムケマセンでした。
包茎手術するにあたって、選択肢はいくつかあります。
・大学病院等の泌尿器科
・美容クリニック
雑な分類で正確性は皆無ですが、おおまかにはこのように分けられると私は考えています。
※私は『泌尿器科』の施術しか受けたことがありません。なので、どうしても『泌尿器科』寄りの記述になることを留意しながら、これからの文章は読んでください。
私のオススメは1つ目の選択肢、泌尿器科です。
美容クリニックは、けして悪い選択肢ではないと思います。美容クリニックの傷口をキレイに仕上げる技術等のノウハウには、お金を払う価値は大いにあるのではないかと私は考えます。
しかしながら、私は扶養下にある身。バイトもしていないカス大学生の私にとって、美容クリニックが提示する金額は決して安いと言えるものではありませんでした。死ぬまで出番が回ってこないかもしれない錆びた主砲。そのために両親に大金を払わせるのか?
泌尿器科は、そういった私にも受け入れやすい金額で要望に応えてくれました。事前の診療代金合わせても、4万は確実に切っています。手術(環状切開術)自体の金額は保険適用にはなっていますが約2万円でした。保険での患者負担は約3割だと聞いているので、もし保険が適用されずとも懐には優しい。
何より、大きな病院の、それ自体がもつ安心感は、どんな美容クリニックの広告にも代えがたい魅力でした。(大きな病院だから必ずしも安心とは限らないけれど)
泌尿器科で受けようとすると発生する問題として、見つけづらいということです。大学病院に直接いこうとすると、初診料が高額な場合が多いです(自分のところは5000円)。となると診療所やクリニックにいって診療、そして紹介状をもらうのが一番なのですが、美容クリニックとの見分けがつきづらい。泌尿器科と明記されている診療所で診てもらう、あるいは、担当医師の名前でgoogle検索をかけるといいかもしれません。
手術自体は、私のそのままの言葉でお答えすると、かなり苦痛でした。麻酔は少なめだったと聞き及んでいるので、そのせいかもしれません。術後の診療を待っている時間もしんどかったです。行き帰りはタクシーを使いました。手術後2日は家族のサポートがなければ生活はできなかったと思います。
正直、あまりの痛みに泌尿器科で手術をしたことを後悔しました。美容クリニックでやっていればここまでの痛みはなかったのかもしれない。しかし3日ほど経つと、まだ刺激に慣れていない先端部の擦れ以外の痛みは気にならなくなりました。今では外をへこへことではありますが出歩けています。ただ、駅を跨いだりする移動はできていません。あくまで最寄り駅だとか、そういった範囲での行動です。トランクス系のパンツがあると、かなりうれしいです。とにかくパンツと先端部との擦れが厳しい。対魔忍は触覚に対する感度を強められているのではなく、特定部位の触覚に付随する快楽を受け取る器官の感覚を3000倍にされているのだと体で理解させられています。
一週間後に予後も見ていただき、良好とのことです。禁じられた遊びを一ヶ月禁じ続けるのは辛いですが、夜明けに備えて今日もelectionを抑えながらTwitterのブックマーク欄を耕し続けています。
今後の経過は、随時追記していきます。感覚の変化であったり、傷口の顛末について書こうと考えています。
ご意見・お悩みがあれば、私のtwitter(@Im_ten_don)宛てにDMください。ただ、自分の経験のみに基づいた所感での返信なので、参考にならないかもしれません。また、いつ返信できるかわかりません。その点はご了承ください。