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ワタシがモノを捨てるトキ【ちょっと物足りないくらいがちょうどいい】
海外で暮らしていた経験があり、行った先はど田舎で炊飯器すら売っていないようなところでした。
そういう状態の所で暮らすと、どうにかこうにか工夫して暮らすようになります。
鍋を焦げさせないようにご飯を炊く方法などを毎回実験していました。ご飯が、問題なく炊けてたけて、炊飯器から匂ってくるような香りをかいだときは、胸が一杯になりました。
そのときに、これって豊かなことだなぁと生きていて初めて思いました。そんなこと20年そこいら生きていて思いませんでした。
それがあってか今でも炊飯器はありません。
電気代を節約というためでもあるのですが。。
物足りなかったり、手に入れることが不可能だとわかると工夫するようになります。
本来人間もっていた、生きるための本能というものが働くのだと思います。
炊飯器も大体2週間ぐらい苦戦してやっと編み出しました。今までになく、頭を使ったと思います。(ネット環境も悪かったため実践あるのみ(笑))
その国で大分、物事に対する柔軟性は身に付けることができたと実感しています。人間関係はやはり育ってきた環境も違うためなかなかうまくいかない部分もありましたが、日本に帰ってきた今、
あぁ、あの国の人達は自分本位に見えて、自分の人生に対して嘘をつかないのだなと理解しています。
物足りないくらいが、人間ちょうど良い
のだと思います。
物足りないということは、余白があるということ。
そこを工夫できるか否かで自分の人生観は変わっていくのではないでしょうか?