イルカ島、昭和の雰囲気に癒される
三重県 鳥羽を訪ねました。
鳥羽市は、志摩半島にあり、伊勢神宮のある伊勢市のお隣に位置します。
海に面して美しいリアス式海岸が広がっていることから、市域全体が国立公園に指定されているそうです。
「飼育種類数、日本一!」を誇る鳥羽水族館が有名で、私も子供の頃から家族と出かけたり、デートで訪れたりした記憶があります。
今回は水族館ではなく、イルカ島を観光することに。
「鳥羽湾めぐりとイルカ島」というアクティビティがあり、遊覧船に乗ってイルカ島へ向かいます。
まずは、龍宮城をイメージしたこちらの遊覧船に乗り込みます。
船上には、乙姫様と玉手箱を開けてしまった浦島太郎...。笑
鳥羽のマリンターミナルを出航して、15分ほどでイルカ島へ到着。
イルカ島は、正式には日向島(ひなたじま)という周囲2㎞の無人島で、島全体がレジャー施設になっているそうです。
1959年に開業というから、なんとも昭和の雰囲気が漂います。
イルカ島ではイベントのタイムテーブルがうまく組まれていて、
①イルカタッチ
②アシカのショー
③カワウソ握手会
④イルカのショー
この4つのイベントを順番に楽しむと、到着してからちょうど2時間後に帰りの船に乗ることができます。
②から③にかけては場所を移動して、島の山上部へ登ることになるので、山頂展望台からの景色も楽しめます。
さすが、長い歴史を誇るだけあって、動線もうまく考えられていますね。
ここからひとりずつイルカのおでこをナデナデ。
こんな道を登って、山上に向かいます。
ちょっとしたハイキングみたいで、気持ちがいいです♪
アシカのショー。
アシカさん、がんばってる。
カワウソ握手会で、肉球にタッチ。
アシカのショーを見せてくれた飼育員のお姉さんが、カワウソも担当。
可愛いお姉さん、がんばってる。
イルカのショー。
過去に見た中で、いちばんゆる~いイルカのショーだったかもしれません。笑
それでいいんです。がんばり過ぎなくて。
お天気は終始くもり空でしたが、それもまた島の雰囲気と相まって、のんびりほのぼのと過ごせました。
晴れていたら、展望台から海や島々を眺める景色は、もっときれいだっただろうなと思います。
遊覧船とイルカ島の入園料なども含まれて、料金はおとな1,900円。
色々と体験できるし、良心的に感じます。
世の中、最新の設備や訓練されたショーを楽しむレジャー施設が次々に出来て、それに慣れてしまっていたけど、こういう昭和的な施設も捨てたもんじゃないですね♪