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#6【ホームローンの常識が変わる】
z世代が住宅ローンの常識を変えている
各金融機関で40年ローンが始まったと思いきや
認定長期優良住宅などを対象に最長50年まで
固定金利で融資するフラット50が始まりました。
30歳未満の2024年の申請数が719件と前年の2.6倍
月々の返済金額を抑えて、趣味など自分の生活を充実させたいニーズと長期の利息を取りたい金融機関の利益が一致したということですね。
住宅・老後・教育資金は要注意
この3つの資金はライフプランの中でも特に重要で
全て合わせると1億5千万程の金額になるからです。
逆に言えば、お金の勉強をするならこの3つから抑えると自身の生活にも大いに役立ちます。
50年という長期
確かに、今時代は移り変わりが激しく今後の金利動向が気になる中で、長期に金利を固定してくれるのは安心できますね。しかし長期間の返済であるからこそ安易な決断は要注意です。仮に25歳で借入すれば完済年齢は75歳。おそらく、75歳まで働くのではなく
退職金での返済や繰り上げ返済を検討されている方が多いのではないでしょうか。しかし、現実は難しい状況も多く考えられます。
長期の返済に対する注意点
・退職金の詳細な把握は出来ているのか
・現在の生活資金は物価の上昇によって年々多くなることを想定しているのか
・修繕費は想定しているか
・途中で転職、会社の倒産リスク、会社都合の早期退職斡旋などは考えられるか
・共働きの場合、出産後に働き続けられるのか
復帰後はいつまで働く予定なのか
・退職金での完済後、老後資金は潤沢なのか
・繰り上げ返済を予定している場合、子供の教育費や親の介護費用などは足りるのかなど
確かに、毎月の返済金額は抑えられ生活に余裕が生まれて充実する、長期的に安心して住めるワンランク上のハウスメーカーで建てられるなどメリットもあります。しかし、計画を見誤れば自身のライフプランに大きな影響をもたらします。せっかく家族の幸せの為に建てるお家だからこそ、よく検討して今後の人生がより豊かになる選択をしていただきたいです。