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インド細密画展が最高だった

おはようございます!

昨日は朝から一日活動していて、夜家に帰ってきた頃に残っている体力はなかったみたいで気づいたら爆睡をかましていたwataruです。


ところで今気分転換も兼ねて外を散歩していたら、近くの団地のおじ様おば様方が自分たちの団地周りの掃除をしていたり、団地に植えてあるみかん(?)なのか、柿(?)なのかよくわからないですが、果物を老若男女みんなで集まってとっていてすごい微笑ましい良い光景だなあと思いました。


というのも僕も単身で一人暮らしをしているので、今住んでいる地域の人との交流が少ないタイプの人間なのですが、近所の人との繋がりなんて全くない、隣の人の顔すら知らないという人は昔に比べて増えている中で、こんなにも団地の人が集まってみんなで掃除をしたり、果物をとってみんなで分け合っていたりしているのが羨ましくて、こういう人と人との繋がりというものが人間に活気を与えて町を明るいものにしていたり、経済を明るくしていたりしているような気がしていて、一人でなんでもできる、生きていけるこの現代だからこそもっと町とか地域とかのレベルでこういうような人と人との関わりの機会を作り出していくべきなんだろうなと思いました。


少し朝の散歩で感じたことを言語化してみようと思ったら、意外にも文字数が多くてこれだけで一つのタイトルになりそうだなとも思ったのですが、今日は昨日府中市美術館に見にいった”インド細密画展”について話したいことがあって、「インド細密画展が最高だった」というテーマでお話をしていこうと思います。


なんか話したいことがあると言われるとそれなりに結論づいたタイトルになりそうな気がしていたんですが、話したいことと言っても僕の感想ベースのものが多かったのと、いろんな観点で面白い部分があったので今日は箇条書きみたいな感じで昨日の”インド細密画展”についての感想を綴っていこうと思います。


ちなみに府中市美術館でやっている”インド細密画展”は現在進行でやっていて、11/26(日)に終了してしまうので気になった方は是非お早めに行ってください。

インド細密画 - はじめましてインド 宮廷絵画130点との対話

fam-exhibition.com


さあさあ昨日のことを思い出しながら感想を書いていこうと思いますが、まず1番最初に思い浮かべる言葉があるとしたら本当に最高ということで、それはもちろん昨日見た数々の作品に対しても思っていることですが、それ以上にインドの歴史のことについても詳しい説明があったり、こういう背景からこういう画が生まれていますとか、数々の画についてやインドという国の背景、それに宗教についても絡めて丁寧な説明があって、ここの繋がりが個人的には非常に面白かったんですね。


というのも、例えばインドの細密画でよく使われている凄く映える黄色の絵の具は牛の尿を混ぜて作っているものみたいで、西洋とかヨーロッパではそういう文化がないので当時はものすごく西洋でも人気があったり、欲しがられたりしていたものだったというような話とか、、、


他にも西洋でメジャーなキリスト教では動物を下に見ているというか、人間と同等という扱いをしていなかった為絵に動物を描いたり、動物を描くということ自体あまりされていなかったみたいなのですが、インドでは古くから輪廻天性の考え方が普及していて今自分が人間なのもどこかからの生まれ変わりというような思想を持っていたりしたので、動物も同等というか、むしろ敬っていたり奉るような対象になっていることも多いので、インドの細密画とかでは動物がたくさん出てくるとか、、、


他にも例えば宗教によって神を描いて良いのか、ダメなのかとかが違うので、その土地から出てくる画を見ることでその土地でどこの宗教が普及していたのかというような宗教色の強さが分かったり、中間ら辺の土地では混ざっていてまた新しいものが生み出されていたりというようなこともあったり、、、


まあ他にも出せばキリがないですが、こういうように実際に画を見て”これはこういう画なんだな〜”とか”こんな綺麗な画をこんな時代から描いていたのか〜”とかいろんな感想を持つことも面白いですが、それにプラスしてその画の生まれた背景とか、こういう時代だからこういう画が多かったとか、こういう土地ではこういう画がたくさんあったとかの画が生まれるまでのところも非常に面白くて、個人的にはここを知るだけでも非常に価値がある展示会(?)、展覧会(?)なのかなと思いました。


ということで本日は「インド細密画展が最高だった」というテーマでお話しをしてみました。

この展示会(?)、展覧会(?)は11/26(日)までで、あと2、3週間で終わってしまうので、気になった方は是非お早めに足を運んでください!

ではまた!



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