文学や小説の素晴らしさ
おはようございます。
ちょっと劇場版スーパーマリオブラザーズのあの感動が、あの興奮が忘れられなくて、もう一回映画館に観にいこうと考えているwataruです。
正直自分がなめていた部分もあったと思うんですが、やっぱりあの映像の美しさ、音楽と映像が上手くリンクする気持ちよさ、今まで馴染みのあるアイテムや音声を上手く色々なところに散りばめてくれている懐かしさ、この辺の感動がやっぱりすごくて、僕らのようなマリオカート全盛期の人間にとって、あの作品は本当にたまらないものだと思う。
ということで本日は「文学や小説の素晴らしさ」というテーマでお話しをしていこうと思います。
というのも僕は普段からそこそこ本を読んでいて、読書は自分の大好きな趣味の一つとしてあるんですが、主にビジネス書とかマーケティング本とかの実用的なスキルや知識を身につけられるような本を読むことが多いんですね。
ただ、何かの拍子で一度文学系の本やそれこそ小説を読んでみたときに、その面白さに驚かされて最近では、そういう本も買い漁って読むようになったんです。
なので、今日はその文学系や小説を読んだ時のあの感動について、自分の中で言語化できたらなあと思います。
#オーディブルでもそこそこ聞いている
僕が最近読んだ小説の中で面白いなあと思ったのは、”タワマン文学”というような括りのジャンルで、例えば「この部屋から東京タワーは永遠に見えない」とか「息が詰まるようなこの場所で」という作品なんですね。
この二つの作品は、現代の日本社会での成功者と呼ばれるような人間が住んでいるタワーマンションを舞台に、そこに住んでいる人間の葛藤や苦悩、それから人間のドロドロした感情も上手く表現されているような作品なんですね。
これらの作品を読んでいて僕がすごいなと思った点はいくつかあって、一つは世界観を作れるという点ですね。
この世界観を作れるという点は、やっぱりとんでもないスキルだなと思いました。
というのも、ただ作品を自分の楽しみだけで読んでいるとあんまり気にならないですが、例えば主人公の生い立ちや幼少期の家庭環境、それから今まで歩んできた道のりや今までの人生で印象に残っているような出来事など、これらの登場人物それぞれの世界観を想像して、それから実際に舞台になってる街やそのタワマンでの世界を想像して、と作っている側のことを考えてみると、到底僕の想像には及ばないようなところまで考えているんだろうなと思ったんですね。
これはその文章の端端から感じられるし、しっかりと文章を一つ一つ読んでいくと、長い廊下を渡って〜とか、ガラス張りの部屋の〜とか、作り手側が自分の中でその情景が見えていないと書けないような表現もいろんなところで出ていて、世界観を想像できている彼らは本当にすごいなあと感じました。
そして、二つ目は人間というものを圧倒的に知っているということ。
僕的にはこっちの能力が圧倒的にすごいなと思ったんですが、もうこの小説内で出てくる人物の思考プロセスや行動がことごとく自分の中の答えと合致するんですね。
というのもこのタワマン文学系では、本当に上流階級でずっとお金持ちで育ってきた人の人生や、今までの受験戦争に打ち勝ってきて大手に就職してタワマンに住むようになった人の人生や、東京に憧れて田舎から出てきたキラキラ系女子の人生など、本当に様々な生活環境や生い立ちの人生が描かれているんですが、そのどれもがどこか共感できるような、”うわあこんな人いたかも”と思えるような内容なんですね。
それぞれが抱えている悩みもそうだし、話をしている時に思っていることや行動に至るまでの思考プロセスなどがそれぞれの立場に立って描かれていて、どんだけ人生経験豊富なんだよって、今までどんだけ人を観察してきたんだよって、思わされたところは本当にすごいなあと感じました。
普段は自分の身になるような実践的な知識やスキルの本を選びがちなので、今回こういう文学系の本が新鮮だったのもあると思うんですが、やっぱり作り手側の気持ちまで考えて読んでみると、また一つ面白い側面での発見があるなあと個人的には感じました。
ということで本日は「文学や小説の素晴らしさ」というテーマでお話しをしてみました。
ちょっと文学、小説系の本にハマってしまったので、今後もいろんな作品を読み漁ってみようと思います。
ではまた!
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