
優しい言葉
相変わらず 家探しの日々です
気になって見に行っても
ダメな部分があり
簡単ではないなあと思います
さらに、2人の娘の学区問題
いろいろ言っていたら、キリがないのですが
まだあと1ヵ月ほどは猶予があるので
極力吟味したい
そして、家を借りる話になった時
しみじみ思うのが
これから自分は
比較的弱い立場で
生きていかなくてはいけないと言う事
覚悟はしていますが
家を借りる際に保証人がいない
保証会社も、別居状態の母子家庭では
審査が通るかわからない
そんな現実を目の当たりにすると
やはり心が疲れます
今までも不安や問題があっても
結局何とかなってきた
だから、一つ一つ乗り越えれば大丈夫
一生懸命自分に言い聞かせて
前向きな気持ちを維持できるように
しています
家探しの疲弊と
自分の置かれている状況に
ちょっぴり心が疲れていた昨日
以前記事に書いたSさんと
2人で仕事をする日でした
並んで、手元を動かしながら
なんとなく、話の流れで
私の現状を話してしまいました
穏やかなSさんは
うんうんと 静かに話を聞いてくれました
でも、気持ちが疲れていたせいで
誰かに聞いて欲しくて
つい話してしまったものの
話してしまってから
急に後悔が襲ってきました
Sさんは、以前の記事にも書いたように
優しいけれど 事なかれ主義
ユーモアがあって面白いけれど
自分から 人に深く関わろうとはしません
自分についての話もほとんどしません
人に深く関わったり、関わられたりすることを
面倒くさいと思うだろう 人に
こんな重い話を聞かせてしまって
どうしよう
さぞかし迷惑だっただろう
なんて言っていいかわからず、困ってるかも
そんなふうに思ったら、焦ってしまい
Sさんが
私に何か声をかけなくて済むように
でも
暴言はひどかったけど
暴力があったわけじゃないんです
だから、なかなか決断できなかったし
でも、今は腹が決まっていて
スッキリしているので大丈夫です!
そんなふうに言って
話を終わらせようとしました
「そっか、ならよかった
大変だろうけど がんばってね」
そんなお決まりの言葉を
言われると思ったし
そう言われて
話を 終わりにしようと思ったのですが
Sさんは 絞り出すように
いや、違う
言葉の暴力だって立派な暴力だよ
そう、言ってくれました
作業している手元から目を離さず
私を見るわけでもなく
フォローや慰めの感じでもなく
いつもひょうひょうとしている
Sさんらしからぬ 低い声で
心底そう思っている
そんな感じで
なんか、ぐっとしてしまい
‥ ありがとうございます
それしか言えませんでした
でもすごく嬉しかった
私は怒っていいんだ
夫は間違っていたんだ
そう思ってるつもりでも
やはり
子供に苦労をかけること
夫から家族を奪ってしまうこと
私の自責思考は
そう簡単に治るものではなく
ことあるごとに 心のどこかで
自分を責めてしまう時がありました
だから
たった一言だけど
利害関係のない人から
ましてや
人に関わることが好きではない人から
強くそう言ってもらったことで
私は間違っていないんだ
改めて、そう思うことができて
とても勇気づけられ
本当に ありがたいなあと思いました
夫と離れる決断をしてから
周りの人の優しさを感じることが
すごく多いです
一つ一つ噛み締めて
一つ一つに感謝をしています
夫と一緒にいた時は
毎日、振り回されすぎて
毎日傷ついて
夫に怒られないようにする事が
日々のすべての 行動の理由で
心に余裕がなく
いつも私は 被害者の気持ちでいたし
自分だけが 辛い思いをして頑張っている
そんな気持ちで
生きていたような気がします
人の優しさに気づけなかった
人の優しさを受け入れられなかった
今は
いろいろな人のおかげで頑張れている、と
本当に感謝の気持ちが湧いてくるし
日々ありがたいなぁと思って生きています
そんな自分になれただけでも
夫と離れることに意味があった
心を立て直して
まずは、別居まで
頑張りたいと思います