高血圧との付き合い

私が高血圧になったのは25歳。気づいたきっかけは、献血でした。献血が趣味だった私は18歳くらいから献血を行っては、献血ルームにあるお菓子や飲み物を堪能していました。ある日いつものように献血に行ったところ、血圧が高いということで最初にもらうアクエリアスだけもらい、今日はできませんと帰されてしまいました。こんなことは初めてだったし、血圧が高くても症状は特になかったのであまり気にしてはいませんでした。

学生時代からお酒も飲み、タバコも吸い、自由に過ごしていました。また親が高血圧ということでサラブレッドだねとよくお医者さんに言われます。

26歳の健康診断で、血圧がひっかかりました。ただ病院で測るということで緊張しているのかなという感じでそこまでは言われませんでした。ただ気になったのが偏頭痛がすごくあったこと。よく仕事帰りに頭が割れそうに痛くなり吐き気もしました。家に帰って血圧を測ってみると180/120‥そんな日が続きましたが、楽観的な私は大丈夫だろうと思ってしまっていました。そんな姿を見かねて親からは病院に行けと言われていました。

やっと行った市内の総合病院。診てもらいましたが、内科の先生は『まだ若いからねー、様子見』ということで、薬などはもらいませんでした。

健康診断のたびに血圧のことは言われましたが、病院の先生に様子見と言われてしまいましたといい20代は終わりました。

30歳になり、そろそろ健康について考えないとなと思い、病院探しを始めました。ただ私の場合めんどくさくなって病院に行かなくなってしまうことがあるため、職場の近くで病院を探して循環器内科に通うことにしました。

先生は若めの金子ノブアキ似のイケメン先生でした。こんな感じの人でした。

金子ノブアキ(俳優)

甲状腺の異常で血圧が上がってしまう場合もあるということで血液検査もしました。しかし甲状腺の影響ではありませんでした。当時付き合ってた人もいたので、今後妊娠したいということを伝えると妊婦でも飲める薬を服用することになりました。あと毎日血圧を測るようにと言われました。






しかし、ここで私の悪い癖発動‥

血圧測るの忘れる‥、薬を飲み忘れる‥です。

薬がなくなった頃に病院へ行かなきゃ行けないのに薬がなくならないから病院に行かなくても大丈夫になってしまい、また飲んでない測ってないことで怒られるのがいやで病院に行けない‥という子どものようなことをしていました。

毎月行かなければいけない病院でしたが、結局3か月後にいきました。頭が痛くて血圧が高くて。

病院の先生はとても優しくて、怒られませんでした。
『測ってません』というと
『そうでしょうねー、測ってたらちゃんと病院くるはずですもんね』と笑いながら返され
『飲み忘れちゃって‥』というと
『自分がつらくなるだけだからねー』と諭すように言われました。

そんな日々が続き、ついに行かなくなりました。

私の中では血圧が高いことに対してそこまで重要視していませんでした。妊娠しても産むときに帝王切開になるんでしょくらいの感覚でいたのが、まず間違えだったのです。

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