阿波銀行
【成り立ち】
阿波銀行の前身である久次米銀行は、徳島出身の藍商人である久次米兵次郎が設立しました。
資本金は三井銀行に次ぎ第2位の規模だった
1890年の金融恐慌の影響で破綻した
その関西部門を継承したのが現在の阿波銀行
全国6番目の私立銀行であった
【藍商人の精神の継承】
藍商人の特徴 信用を重んじる。 陰徳の精神
「陰徳の精神とは、人知れず善行を積み重ねることで、精神的・道徳的に優れた品性や人格を育むことです。」
の実践
【永代取引】
永代取引とは、目先の短期的な利益を求めるのではなく世代を超えた息の永い取引を継続し、永続的な発展に寄与していくという考え方です。
一度企業と取引をしたら何代も長く付き合える銀行。そういう基盤があるからこそ
利益が安定しているのかな
【堅実経営】
経済恐慌による破綻を経験した教訓をいかし堅実経営を目指す
特定企業への集中貸出を排除した資金運用を原則とした。
【施策】
あわぎん創業支援ローンの取り扱い
野村證券と業務提携統合口座の預かり資産を一兆円2年前倒しで達成
平均年収上昇率も銀行の中では上位に入る
【阿波踊り】
ホームページに阿波踊りの歴史が解説されているところはさすが 徳島の銀行だなと思いました。
https://www.awabank.co.jp/kojin/chiiki/awaodori/
【気づいたこと】
藍商人が銀行を起こす 商人の為の銀行を目指す
今も藍商人の考えを受け継ぎ 永代取引 陰徳の精神 堅実経営など
徳島の中小企業にとって長くお付き合い出来る地域に欠かせない銀行になっているなと思いました。