にじさんじイカ祭り2024 - Day2で起きたカジュアルなこと

大会決勝、3本先取にて互いに2本をとった状況の中、ランダムで選ばれるはずの最終試合のルールが恣意的に選ばれるという事態が発生しました。

これにより、片方のチームにとって大会本配信中無敗であったあるルールが除外されることとなり、不幸なことに試合結果も負けとなってしまいました。

恣意が発生した理由としては、4種類あるルールの内の1つがあまりに出現せずに、視聴者や大会運営陣の中でやきもきした気持ちが生じていたことによるものと思われます。

配信のチャット欄も、恣意性の批判、運営判断の擁護、またそれを非難しあうコメントが表れたことにより荒れた印象がありました。

この一連について、私の感じたことを以下にまとめます。

運営陣は試合のルールを恣意的に選ぶべきではなかったと思います。

ルールがランダムで選ばれることは事前に告知されていたものであり、結果に偏りが生じることによる有利不利のリスクは運営陣も参加者も視聴者の方々も平等に把握することができます。たとえ満足のいく結果が残せなかったとしても、納得することはできるでしょう。
例えるなら、テストでヤマが外れて悪い点を取ってしまったことに不満はあれど納得はできるのではないでしょうか?

しかし、恣意的な操作が入ってしまうと、大会の結果が運営によって変えられてしまったかもしれないという印象が残ります。運営が介入したから勝てた、負けたのではという思いが参加者にも視聴者にも生じることでしょう。

運営はこのことについて「カジュアルです。」と言っていましたが、その言葉が1週間ほどを練習に費やした参加者の熱意を踏みにじるものにならないか心配になりました。

そして、その一言に含まれているであろう「配信の為」という真意は、副作用によっておそらく達成されなかったという後味の悪いものとなりました。

以下、余談から余談が続きます。
件の原因は上でも軽く触れましたが、視聴者がやきもきしていたことが一つなのではないでしょうか。配信的にも大会的にも主催は焦りを感じていたことでしょう。

そして、主催はなにより「配信者」でした。
配信者が配信を盛り上げたいという気持ちは当然に理解できます。

因みに個人的には、恣意的行為を戒めて、「配信的にはつまらなくなるかもしれないけど、この大会のために努力した参加者たちの公平さを尊重したい。」という趣旨を述べて全責任を負った後に、いわゆる「配信者力」を見せつける主催が見たかった。

笑ったし、手に汗も握ったし、推しが活躍した時には涙も溢れそうになったいい大会でした。ありがとう。

追記
って思ってたけど主催が後の振り返り配信で、自分の意にそぐわない人間を「バカ」呼ばわりしててこいつヤバイなって思いました。

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