グレートスモーキー山脈国立公園(3)
ハイキング
6月28日は、グレートスモーキー山脈国立公園で一推しのハイキングコースの一つ、アラム・ケーブ・トレイル(Alum Cave Trail)に向かいました。
最初の数百メートルは渓流沿いで道幅も2m弱はありました。木を倒して半分削り、手すりをつけた丸太橋や、岩場をくりぬいた階段もありました。
コースは良く整備されています。目指す岩場、アラム・ケーブ・ブラフ(Alum Cave Bluff)が近くなるほど岩場が多くなり、勾配も厳しくなります。
70代の男性高齢者には往復7キロ、高低差330メートルを越えるコースは結構厳しかったようです。愛用のトレッキングポールを持参しなかったことを後悔していました。それでも登ろうとしたのは、高度を増すにつれ、眺望の素晴らしさにつられたからでしょうか。他方、昔の山ガールはいたって元気にハイキングを楽しんでいました。
アラム・ケーブ・ブラフ
目的地、アラム・ケーブ・ブラフの湾曲した巨大な岩のドーム下で、おにぎりを頬張りながら眺めた景色は素晴らしいものでした。
頂上までは、まだかなりの距離があり、大半のハイカーはここから戻ります。
私たちもこの巨大な岩の光景を目に焼き付けて下山の途につきました。
間もなく駐車場、というところで先を行く孫が急にストップ、聞くと、「おじいちゃん、野ねずみ!」。小さな小さな、かわいいネズミでした。
朝には道路の端を歩くワイルドターキーに遭遇し、目的地ではリスの歓迎を受けました。野生の熊もそうですが、この公園は野生生物との出会いをいろんなところで楽しめるようです。
クリングマンズ・ドーム
ハイキングコースを終えたところで、娘から、「もう一度クリングマンズ・ドーム(Clingmans Dome)にチャレンジする?」との問いかけがありました。クリングマンズ・ドームは、この国立公園最高峰の頂点に立つ展望台です。
晴れた日の視界は周囲360度、100マイル(160キロ)以上に広がるといいます。
昨日(6月27日)は、ドームの駐車場付近ではまだ眺望は開けていました。しかしドームに着いたときには視界ゼロ。
この日は、かすかな期待を込めて再挑戦しました。しかし上に行くほどに霧は濃くなり、雄大に連なるはずの山脈の多くは霧に覆われていました。次回があれば、また挑戦をしてみたいものです。
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