ポリープ切除と手術給付金
はじめに
なんとなく民間の医療保険に加入している方は、大体「手術給付金」がついています。
せっかく加入しているのであれば請求漏れは避けたいですよね。
請求漏れが多そうな「ポリープの切除」について以下記載しています。
ポリープ切除は手術給付金の対象です
手術給付金の対象
手術給付金は公的医療保険制度の対象となる手術が主に給付対象になります。
民間の医療保険の手術給付金はポリープ切除で保険金が下ります。
大腸ポリープ、胃ポリープ切除も同様です。
「ポリープをとった≠手術」
ポリープをとった記憶がある方でも手術給付金が下りない場合があります。
それは「手術」か「生検」か。
手術であれば手術一時金対象です。
生検であれば手術一時金対象外です。
どちらも「ポリープをとる」行為なんですが、手術なのか検査なのかで大きく違います。
ポリープが2-3mmのような小さいものは全て切除できないので、ポリープの一部を採取します。生検にあたりますので、手術ではなく検査になるんですね。
「どうしたら手術なのか生検なのかわかるの??」
方法は2つです。
・検査したときにもらった領収書や明細書を確認する
・病院に問い合わせる
保険請求をする上でやるべきこと
① 明細書(領収書)を探す
「いつぞやの内視鏡検査でポリープをとってもらったな」
そんな経験があれば今からでも明細書を探して確認しましょう。
「昔の明細書なんてないわ!」
諦めてはいけません。
私がポリープをとったのは手術ですか?生検ですか?と病院に確認をとると良いですよ。
② 手術の項目として「内視鏡的○○ポリープ切除術」「ポリペクトミー」のような記載があるか
手術の術式名を確認します。
明細書等がなく病院に問い合わせた方は手術名も聞きましょう。
保険会社の約款に定められている手術のみが支払い対象です。
③ 保険会社に確認
手術名が分からない状態で保険会社に伝えても病院に確認するように求めてきますので、結局は①②の行動が必要になります。
その後の手続きは加入中の保険会社により異なります。
保険会社に簡易請求できる場合、術式や点数記載の有る明細書や領収書を医師の診断書の代わりとする場合があります。
必要書類やその後の手続きは保険会社に従って請求をして下さいね。
まとめ
ポリープをとった記憶があり手術給付金のある保険に加入している方は以下の点を確認しましょう。
・手術か生検か確認する。手術であれば手術名を確認する。
受診時の領収書や明細書または病院に直接確認する。手術なら給付金が出ますが、生検なら給付金は出ません。
・手術名を保険会社に伝える
保険請求の手続きにより、診断書がいるのか、術式の記載がある明細書でよいのか、保険会社で異なります。
このnoteで
「保険金下りたよ!」
という方がいらっしゃればサポートしていただけたら幸いです(笑)