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ポーカーチェイス 100戦ちょうどでプラチナまで行ったので思ったことを書いていく ~ゴールド帯まで

シルバー帯 初期BB50

ブロンズ帯と比べて、多少落ち着きを見せるランク帯です。
とはいえまだプリフロップオールインは頻発しますし、1BBベット、リンプなんでもござれです。
次のゴールド帯でお話ししますが、ビギナー ~ シルバーの間で、プレイヤーの質はほぼ変わりません。

ここで沼っている人は、youtubeなどで上手い人が解説している動画を一度でも見てみると良いでしょう。何か一つでも正しい戦略を覚えるだけで勝率は激変します。
とは言え戦略を覚える!というのはハードルが高い気もします。そんな時は自分のVPIP(ハンドの参加率)を見てください。
私で40%前後、50%で高いと言われ、60%を超えると超高い。70%でブリブリです。

一般的なVPIPは25%~30%なんて言われてますが、それはリングゲーム(ブラインドが上がらないモード)の話で、このハイターボルールに加えてヘッズアップに辿り着くこのランク戦は、多少高くなるかと思われます。
逆にランク戦で20%台の人は超絶タイト(プリフロップで全然参加しない人)だと思われます。
それが悪いわけではないんですけどね。
なので何から直せばいいのか分からない!なんて人が居たら、VPIPを見て、35%~40%前後に落ち着けるのが理想かなと思います。

さて、他の方が多く言われている通り、ベットが殆どバリューに寄っているランク帯だと思います。そしてホストフロップの何もないハンドでブリブリ来ていたのが、チェックだったり1BBベットだったりに変化し始めるところです。

これはどのランク帯でもいえることですが、一番重要なのはティルトしないこと。当たり前だろ?と思うかもしれませんが、これが本当の大マジです。
もしオンラインポーカー畑から来た人は、基本的な戦略は何となく理解していると思いますので、ただティルトしないようにだけ気を付ければ必ずランクは上がります。

とはいえ初期BB50のターボ形式、通常より運が多く絡む分、バッドビートを喰らうとやばいです。
そんな日は一旦プレイを止めましょう。私はとんでもないバッドビートを喰らった日は、ブックマークからポーカーチェイスを削除してーー。

「もう二度とやらん!!!!」


固く決意し、次の日。

ドツボにハマった日はやめるのが一番です。

ドンクベット

そして前回お話しし忘れていたこいつについてお話ししましょう。
ドンクベットとは、前のラウンドのレイザー(レイズした人)に対してコール。次のラウンドにて、その人より先にレイズすることです。
基本的に悪手とされていますが、プロも使用 (略
そしてなぜ悪手かはググれば星の数 (略

問題なのはこいつをどう対処するかです。シルバー帯の大勢の人がドンクベットの意味を知らずに打ってきています。
私は最初、ほぼバリューで確定していると思い、セカンドヒットでもフォールド、ウェットなボード(4♡5♡6♡みたいなボード)だとトップヒットでも降りていました。

「相手のハンドが見れないかなぁ……お!リプレイあるやん!」

「…………………………………………………………………………」

これの質が悪いところが、有償なことです。
私はポーカーにしか興味がないので、ガチャなどは引いていません。無償のメダルはたくさん余っているんですが、これはお金を出さないと手に入りません。
しかも1000円?かと思えば、2300円……しかも永久なら良いものの、一カ月限定。

はい。

早速相手のハンドを見てみると、確かにバリュー多めでしたが、2割くらいはノーヒットノードローのハンドもその中には含まれていました。
もちろん自分のハンドと相談ですが長期的に見れば、ほぼ降りてもいいんじゃないかな?と思いました。とは言え全部が全部バリューではなかったのが確認出来たのは収穫です。

何度もドンクベットを喰らうと少し「ムムッ」とする人もいると思います。それが戦略的なものなら一考しますが、それではないので……。
それを組み込んだエクスプロイトをする、が答えですが、人間の感情はそう単純ではありません。

特にポーカーに関して、何度も言いますがメンタルコントロールはかなり重要な要素です。勝ったから正しい、それは人の価値観それぞれですが、戦略やロジック的な面からのみ見ると、勝ったから正しいとは言えないのがポーカーです。
ショートスタック同士、AAでオールイン、相手は27o、負け。負けたからAAでのオールインは間違っている!とはならないのが難しいところです。

なのでポーカーは麻雀と比べてこのプレイは正しい正しくないの論争がかなり激しいですよね。
特に私はyoutubeでポーカーの動画を見ますが、エンターテイメントに寄せ
ているヨコサワさんやしゅんポーカーさんのコメント欄は比較的平和ですが、マサキングさんのショート動画のコメント欄なんてもうこの世の終わりみたいに大荒れ大時化です。
マサキングさんのヘッドホンポーカー(プレイ中にヘッドホンで耳栓をして、その時の戦略を話す)なんて滅茶苦茶面白いと思うんですがね。

話はそれましたが、ドンクベットに対しては一貫して諦め気味、その中にも濃いドローがあればブラフレイズ、オッズが合えば(期待値がプラス)コールでいいと思います。

シルバー帯の相手まとめ
・1BBベットは健在。
・リンプインも現役。
・プレイヤー参加率は激高。
・ドンクベットはほぼバリュー。
・相変わらず3betはなし、あってもオールイン。
・ハンドレンジの概念はなし。
・ポジションの概念はなし。


ゴールド帯 初期BB75

はい、やってきましたゴールド帯。
BBも75に増え、少し運要素が削れてきましたね。
とは言えまだまだ1BBベット、リンプ、ドンクベットは健在です。プリフロップオールインが多少減ってきているので、そこは落ち着きを見せると思います。
ゴールドに行くとステージⅣ、ゴールド・プラチナ参加のランクになるんですが、体感プラチナの人は1割くらいでした。なのでほぼゴールド帯です。

ある意味一番難しいランク帯かもしれません。今まで見たいな極端な戦略は取れなくなります。プレイヤーの質として、ビギナー ~ シルバーが10段階中1 ~ 3くらいだとすれば、こっちは2 ~ 8くらいになります。

リプレイを見返して、はぇーやられた。と思うことも出てきますし、とんでもないハンドでとんでもないプレイが飛び出すこともあります。
今までと同じようにプレイしていると、時折居る上手い人にキャッチされるかもしれません。
そんな中で私が特に注目していたことが、CBがどれだけ有効かです。

CB


私はCBを打つ時、そのボードがどれだけドライ(3♠8♡K♦のようなドローがなにもないボード)かウェットか、ポジション(プリフロップの位置)に対するレンジにマッチしているか、レイザー側に有利か、などを見て決めています。

そしてそれを把握して降りてくれるかどうか、かなり重要な要素になっています。CBはただ打つだけでも強い戦略ですが、相手がそれに降りてくれるからこそ、真価を発揮します。

そんな中で、ゴールド帯はキッチリ降りてくれる人と、何か1ヒットでもした瞬間絶対ついてくる人に二分化されています。例えポットベットでも。
UTGのレイズに対し、6ポケでJKAのボードにコールして着いてきてくれたこともありました。

CBが有効な戦略になるランク帯ですが、使用する相手はキッチリ見極めましょう。
加えてCBを打つ要素に選んでいたのは、相手のプロフィールです。
見れるのはVPIPと勝率だけですが、勝率が低い、VPIPがかなり高めの相手に対して、CBを打って降ろせそうなボードの時でもCBは打ちませんでした。
コール率100%です。
逆にバリューのCBの時はウハウハです、一生ついてきてくれます。
そういう人はガットショット(ストレートの2356など、間の1枚を引ければ完成)でもオールインにコールしてくれます。
そして引かれて発狂するまでがセットだったりしますがーー。

逆に相手のCBは全然来ないイメージです。来るとしたらほぼバリュー。

全体的に見て、まだまだプレイヤーの参加率はかなり高いです。そして相変わらず3betは殆ど飛んできません。
とは言え、ここにきてようやく3betに降りる人や、リンプに5BBベット ⇒ 素直にフォールドの流れが見えてきます。

私はどれだけゴールド帯に居たか数えていませんが、間違いなく上がるまでに一番時間がかかりました。

そこまで数をこなした訳ではないですが、下振れていたのは確実です。
2試合連続でバットビートを喰らって発狂したこともあります。
軽く紹介しましょう。

ティルト

・ヘッズアップ、残りBBも少なく、オールイン合戦になるよくあるシチュエーションです。
そして来たA7o、Axはヘッズアップのオールイン合戦では入れていけるハンドです。そしてオールイン。

はい、なんで負けたか 明日までに考えといてください。
Aがヒットして、ここから負けるにはランナーランナー(ピンポイントでこれとこれを引く、この場合だとKK・22・K2・34)で引かれない限りは負けないです。勝率95%。

まあまあ、引かれる時もあると。気を取り直して次の試合へ。

・またもやヘッズアップのオールイン合戦、そして舞い降りたAA。
相手はJ3o、リバーで残り2枚の3を引かれない限り勝ちます、勝率95%。



その日はブックマークを消して寝ました。
統計を取っていた訳ではないですが、よくある40%対60%、50%対50%の勝負に2割くらいしか勝てていなかった気がします。
その下振れが終わった後、直ぐにランクが上がりました。

どこかで来る下振れを、どういうモチベーションで回避するか、百回言いますが超重要です。

ゴールド帯相手まとめ
・1BBベットは健在、頻発。
・リンプは健在、頻発。
・ドンクベットは健在。
・ハンドレンジは多少絞ってきてる。
・ポジションの概念はあまりない。
・CBが有効になり始めるランク帯。
・プレイヤー参加率は激高。
・3betは一応存在し始める。
・タイトなプレイヤーがちらほら。

次はダイヤ帯に上がった時お会いしましょう。

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