ポーカーチェイス ダイヤランクの上のレジェンドランクが追加されていたのでやってみる ~レジェンド到達編
敗北に次ぐ敗北、私は勝ちたい。
レジェンドに上がるその時まで。
このゲーム、辞めることはない。
はい、苦節2週間、ようやくレジェンドランクへ上がることが出来ました。
最初にダイヤからプラチナに落ち、もう一度ダイヤへ戻すも、更にプラチナに落ち、発狂とティルトを繰り返しながら辿り着きました。
挑戦開始時
参加回数:120回
優勝回数: 43回
VPIP: 42%
レジェンド到達時
参加回数:410回
優勝回数:88回
VPIP:41%
ただ怖いことに、上がれるために何かしたかと言われると、何もしていないのが現状です。スキルが向上したとか、新しい戦略を取り入れたとか、そんなことは特にないです。意識する点を変えたことはありますが、結局この分散の多いルールにおいて、必要なのは試行回数でした。
立ち回りについて
それっぽいことと気づいたことを書いていきます。
まず3bet率ですが、やはり普通のGGpokerやPokerstarsのようなオンラインポーカーと比べて、極めて低いと言えます。
なのでマージナルなハンドでも参加はしやすいです。しかし、97sやA2oのようなマージナルの中でも弱いハンドは参加をしない方がいいです。
逆にK9s~J9sやローポケットペアなどは3betを食らわない安心感があるのでオープンしていけると思います。3betは来ないですし、参加率もプラチナと比べかなり下がっています。ブラインドとアンティ回収だけでもバカになりませんよ。
バリューについて。
全体的に思ったのが、みんなバリューを取ることを恐れ続けている感じでした。例えばですがよくあるKハイボード、Kのトップヒットウィークキッカーの場面。スタック50BB、ブラインドヘッズの3BBオープンとしましょう。
BBハンド:T♦ 9♣
SBハンド:K♣ 5♦
K♡ 9♠ 2♦ 4♡ 6♡
フロップ:BB側3BBベット、SBコール
ターン:BB側チェック、SB側チェック
リバー:BB側チェック、SB側チェック
SBの勝ち。あくまで一例ですがこういうシチュエーションは死ぬほど見かけます。こんなもんはリバーでSB側は打っていっていいです。確かにフラドロには引かれてますし、Kのキッカーは弱いです。
多分そこをケアしてるんだとは思いますが、セカンドヒットの9や途中で拾ったかもしれない6、ミドルポケットに向けて打っていくべきです。体感でポットの1/2サイズくらいならコールを貰えます。
いや、見ているとPOTベットにもコールして貰えそうな人まで居ました。
逆に『え!?そこ打ってこないの!?助かった……』と思う場面も多々あります。
チェックレイズされた場合ですが、フラッシュなどのドロー完成をチェックレンジに入れている人なんて見たことないようなレベルなので、もうチェックが来た時点でこのシチュエーションなら8,9割がた勝ってると思って良いです。セットだったらご愁傷さまです。諦めて次行きましょう。
逆にバリューを取りに行く場面について
細かいBB数やポジションについて書くと長くなるので、シンプルに↓の画像のボードになったとしましょう。
自身がKT、ストレート完成でナッツ。相手のバリューターゲットはAヒットですが。相手がATを持ってると仮定しましょう。
POT:20BB
相手スタック:60BB
自分スタック:60BB
今までの私なら、『オールインか……いや流石にウィークキッカーのAxだけならトリプルPOTの60BBはコールされないよな……2ペアであれ!えい!POTベット!』
としていましたが、今は違います。こんなのオールイン一択です。
リプレイ機能がないので相手が降りた時、何もなしで降りたかAxを降りたかはわかりませんが、逆にこの感じの流れで何度も何度もコールを貰えてます。
それほどみんなAヒットは降りません、仮にこのシチュエーションだと7割はコール貰えます。
期待値を計算するなら……。
オールイン ⇒ コール率70%なので、90BB
POTベット ⇒ コール率100%なので、60BB
コール率の部分に関して、プレーを観察し、『あ、この人絶対降りないわ』と感じたらオールインのコール率100%、期待値140BBまで引き上げられると思います。
もちろん降りる人も居るとは思いますが恐らく少数です、大多数に向けてマックスバリューを狙っていった方が期待値高いと思います。
確率変動
確率というのは偏りがありますが、私は前回記事のように下振れを引き続けた後の上振れラッシュは凄かったです。
はい、↑はステージⅣのプラチナからステージⅤのダイヤに上がった時ですが、凄かったです。オールインは無敵ですし、ハンドも入る入る。
最初に話しましたが、このルールはかなり運が出る超ハイパーターボのSit&Go形式ですので、分散が激しいです。やはりこう言う偏り方はしてしまうものなのでしょう。
↑上の画像の直後です。寝て起きたら確変が終わりました。
少しでも分散を減らすには、消極的なプレーが求められます。
確かにそう思いますがそれでも、負うべきリスクは負うべきです。
勝率80%、勝てばダブルアップ、負けたら即6位、即突っ込みます。10000$出しのトーナメントじゃないんですから、勝負すべきところは勝負すべきです。
ティルト
結局一番の敵はこいつでしたね。
前回はオールインの負けをメモしましたが、流石に面倒だったので今回は登録だけしてたツイッター(今はXでしたっけ)にバッドビートを載せて愚痴ることで落ちつけました。
自己満足ですが、『ああ、俺の運の悪さをみんな(インプレッション数20)知ってくれ……』となるだけで気持ちが静まります。
逆に私の確変中は数多のプレイヤーを地獄に送ってしまったのでおあいこですかね。
ダイヤモンド帯まとめ
・3betは相変わらず少ない、そして参加率もあまり高くないのでマージナルハンドの参加が許容。
・パッシブなプレイヤーとアグレッシブなプレイヤーが両極端、パッシブな人はトップヒットでもバリューを打ってこない。
・ナッツ時のバリューは、もちろんボードによるがオールインをブリブリ打って行っても良い、期待値+。
・1BBベットとドンクベットは今までのランクで一番少なかった。(居ないとは言っていない)
・行くべき時は行く、負けても確率変動にさえ入ればすぐ取り戻せる。
・ティルトしない、した時に収める手段を用意しておく。(一番重要)
流石にランキングを目指すようなモチベーションはないので、ここまでですかね。
閲覧ありがとうございました。
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