初回なので将棋歴でも語る
初めまして、心太です。これ、ところてんって読むんですね。最近知りました。
これからnote始めようと思います!主に将棋や詰将棋について書いていく予定です。将棋が好きな方、ぜひフォローお願いします。
初回なので、自己紹介代わりに自分の将棋歴について書いていこうと思います。
私は現在、将棋を愛してやまない18歳です。
ですが、将棋のことがずっと好きだったわけでは決してありません。むしろ、つらい、辞めたいと思っていた時期の方が圧倒的に長かったと思います。
私が将棋を覚えたのは小学一年生の頃でした。
始めて一年近くで将棋会館で4級になり、周りの大人からは強いねと言われました。私は「なるほど、俺は強いんだ」と思いました。
この時、「もっと強くなりたい」と思えたなら、私の将棋人生は違ったものになっていたかもしれません。しかし、当時の私は自分の棋力に満足し、その後全くと言っていいほど努力をしませんでした。そのくせ、小学生の時の将来の夢の欄には「プロ棋士」などと書いていました。プロを目指す同年代の子たちがその時どれほど努力しているかなど考えもしませんでした。
現実に気付いたのは小学五年生の時です。その時、私の棋力はまだ4級のままでした。久しぶりに将棋教室に行くと、昔は飛車角を落としても勝っていた子に平手で全く勝てなくなっていました。ある日教室で全敗して泣きそうになりながら帰ってきたことを覚えています。
この時から、私は数年ぶりに将棋の勉強を始めました。しかし、少し頑張ったくらいで勝てるほど将棋は甘くありません。昔のライバルたちが小学生名人戦でテレビに出たり、奨励会に入ってどんどん昇級したりしている中で、自分だけがなぜこんなに弱いのかという劣等感は膨らむばかりでした。中学三年まで将棋は続けていましたが、目標としていた県代表は結局一度も取れませんでした。
そんなこんなで高校生になりました。この時の棋力は、将棋倶楽部24で2200点くらいでした。高校に入った当初はそんなに本気で将棋をやる気はなくて、他に得意なこともないしぼちぼちやるかぐらいの感じでした。
ところが、この高校生活で、僕の将棋人生を変える出会いがたくさんありました。
部活で1日十局以上教えてもらった部活の先輩、行くたびに笑顔で迎えてくれた摩耶や芦屋の先生、研究会や交流会で出会った負けたくないライバルたち、詰将棋の奥深さを教えてくれた詰将棋作家の方々。他にもたくさんの人との出会いに恵まれ、私はどんどん将棋にのめり込んでいきました。自分がこれほど一つのことに夢中になれたのはこの時が初めてです。その甲斐あって棋力も伸びて、高二の夏には高校の全国大会で優勝と準優勝を一回ずつすることができ、高三の時には将棋倶楽部24で2800点に到達することができました。
もちろん、小学生の頃指していた子たちにはまだまだ敵いません。ですが、自分なりに将棋を楽しくやれているので今は後悔はありませんし、将棋に出会えて良かったと心から思えるようになりました。
ここまで自分語りをしてきましたが、初回ということで大目に見て欲しいです。次からはちゃんと書いていきます。
ではまた次の記事でお会いしましょう!
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