ヴァルハランスXV速攻(プチスターク採用)
⭐︎デッキレシピ
⭐︎コンセプト
・速攻とワンショットを両立させる。
・速攻のバリューを極力落とさない。
鎧神機ヴァルハランスXVは超重装甲・♾️というかなりの耐性を誇り、横に白のスピリットが1体並ぶだけで単体で2点+3点でゲームを終わらせることができ、スピリットが横に4体いればワンショットすら可能な優秀なフィニッシャーである。これをどうにかして速攻に持ち込みたい。
ヴァルハランスXVは軽減が多く、後2でも4軽減が用意できれば即5点を叩き出せるため白+01速攻のような形式を取りたい。選択肢として零契約や機獣などが候補だが、ヴァルハランスXVを引き込むため最低限の手札補充ができるプチスタークを選択。機契約自体が速攻とは程遠いため相手の油断を誘いやすく、疲労ブロックで最低限の防御を構えることができる。セレストゥルの6枚ドローで手札補充もしやすいため、ある程度再現性のある白の速攻デッキとなった。
⭐︎採用カード
プチスターク
契約カード。0コストで召喚できるため速攻の邪魔をせず、ライフを守り切れば1ドローが付いてくる。
速攻デッキだが先1にこのカードを置くこと自体がカモフラージュとなるため相手に行動を読まれにくい。除去されなければスピリット3体+白鳥ユウやマルコの回復を合わせるだけでリーサルである。
機契約では1枚のみの採用が基本だが、本構築では3枚採用している。理由としては
・複数積みすることで魂状態で残さない選択肢を取ることができるようになり、疲労ブロックから破壊後バーストを誘発できる。
・セレストゥルを複数素引きしてしまっている際、プチスターク複数体に合体させておくことで耐性持ちを複数用意できる。
・プチスターク1体が除去されても別のプチスタークが生き残っていればそちらを参照することでカウント+2&1ドローができるため、単体除去のケアができる。
などの点を評価したため。OCを達成すればセレストゥルを合体することで単体で最大BPが18000となるため、速攻にありがちなBP負けを減らせるのも優秀である。
六絶神 鉄壁のクロム・リゼルファー
上振れ札。先1からプチスタークの横にスピリットを並べられるだけで強いのだが、さらに高BP+ほぼ完全耐性+コアが1つ余るという莫大なアドバンテージを作り出す。ライフ1の際に完全耐性をばら撒くのも攻防において完璧。
セレストゥルで引き込んだ際は8コストで召喚することになってしまうため弱い札となるが、それを差し引いても明らかに強すぎる。3枚積もう。
機械戦隊ボブリンクス
1コス枠。立っているだけで凍れる火山となる。防御札が少ないこのデッキではアクセル効果もシンプルに強力。オーシンと合わさると破壊耐性持ちの手札2枚破棄要求となり速攻に対抗する手段を大きく削ることができる。
戦車合体ヴィーゼル
1コス枠。破棄メタを抱えながら破壊耐性を持つため造契約メタとなり、ついでにミラージュでドローもできる。どちらの効果も強力なため、対面の手札補充能力を考えて効果を使い分けていきたい。
パタバード
1コス枠。プチスタークを選択した理由の1つ。場を離れる時にデッキを5枚見て銀零を持って来れるためバーストやセレストゥルを手札に引き込みやすい。ブロック時のカウント増加も即プチスタークをOC状態にできるため強力。
封印獣マルコRV
隠れエース。完全耐性化・回復効果・フル軽減召喚と欲しい役割を大体持っている。アタックに使用しなくてもプチスタークの横に並べているだけでカウント増加の手助けができるため便利。2キルする際に積極的に絡むことが多いが、ヴァルハランスXVの疲労の玉としても優秀。
氷盾の守護者オーシン
メタ枠。立っているだけで限定的な凍れる火山となる。耐性をばら撒くのも強力であるが、火山効果が重複するのがえげつない。フル軽減こそできないものの、アドバンテージ差を作り出すのに大きく貢献できる。
小氷姫クラーラ
ドロソ。明らかに壊れ。白鳥ユウで引き込めたりするととても喜ぶ。1枚あるだけで手札枯渇問題が大体解決する。制限カードなのが悔やまれる。
ミスタージョン
唯一の契約煌臨札。先1でコアを増やすことができ、ブロックするごとにガンガンアドバンテージを稼ぐ。プチスタークでライフを1ターン守り切ればBP9000の装甲付きになれるのが非常に強力。パタバードや白鳥ユウで積極的に引き込んでいきたい。
鎧神機ヴァルハランスXV
フィニッシャー。大体の場面で単体で5点を叩き出す。フラッシュの無尽蔵コアブ+回復が意味がわからないレベルで強い。BPもシンボルもスピリットを並べるだけ増え、フラッシュは相手ターンにも使えるため強力な壁にもなることができる。
単体で防御札を殆どケアできないため、対面の防御札を想定してどのように点を取るかを考える必要があるがほとんどの場面で退かされないため割と投げ得スピリット。白鳥ユウと合わせて強引に複数回動かすだけで無理矢理突破できたりする。契約スピリット対面では割とBP負けするので注意。
殲滅機神バル・ガザン
バースト枠。除去とハンデスを同時にこなすことができる。ジークフリーデンXVの方が速攻に噛み合ってはいるが、耐性持ちである点や除去方法が異なる点、バースト条件が緩い点から使い分けていきたい。しかし嵩張るとセレストゥルやクラーラのドローの邪魔になるので2枚。
聖皇ジークフリーデンXV
最強カード。発動できたら大体勝てる。このデッキでは能動的に開けないためメタには注意が必要だが、それを差し引いても除去+2枚ドロー+ダブルシンボルが強い。ヴァルハランスXVは白のスピリット参照であるため、しっかりジークフリーデンXVの分もカウントされる。
暁光の契約銃セレストゥル
割と壊れよりのカード。1コスで召喚してバーストを破棄できるが、大体破棄できないので実質1コス1コアブができるドロソである。合体結誓するためのスピリットがミスタージョンしかいないため不安があるように見えるが、パタバードや白鳥ユウで簡単に手札に加わる為そこまで心配ない。
体制付与自体はプチスタークにもできるため、BP7000上昇と合わせて序盤から攻防両方に交換できる。手札でダブついてもパタバードなんかにひっつけて殴っているだけで悪くない性能になる。スコルエンペラーやジャグラスジャグラーを踏み抜くと大災害が起こるためバーストを見てからしっかりケアしよう。打点は増えないが強いので3投。
白鳥 ユウ
ぶっ壊れ。このカードを3枚積めていることが他の速攻デッキと比較した際アドバンテージとなる。バーストやセレストゥル・ヴァルハランスXVこそ拾えないが他のカード全てにアクセスできるので状況に合わせたカードを簡単に引き込める。回復効果も雑に打点が増えるので強い。ヴァルハランスXVを回復すると5点追加などザラである。手札が1枚になってもこのカードからクラーラを引き込むだけで盤面がひっくり返ったりするので最後まで諦めないようにしよう。
アルテミックシールド
雑に拾える防御札。デッキ全体で防御が薄いのでこのカードで1ターン貰えるのが理想。素引きするだけで事故であり、パタバードで5枚、白鳥ユウで8枚捲れるため1枚採用。
⭐︎プレイング
先1
プチスタークの横にスピリットを1体置く。
後1
プチスタークとセットで何かする。裏目を引かないなら殴りにいっても良い。
先2
カウントが3増えたならリソースを動員して殴りにいくのもあり。余裕があるのでメタスピリットを並べていきたい。
後2
リソースを総動員して叩き潰しにいく。ヴァルハランスXVが絡まないことが殆どだが、防がれなさそうなら不足コストをスピリットから徴収してでも通す。
先3
フィニッシュを狙いたいターン。リソースを集めて打点を通しに行く。
後3
次のターンはほぼこない。死ぬ気で攻めに行く。
先4
ヴァルハランスXVを安定して置けるので複数回殴るかワンショットするか考えながら通しに行く。できるだけ硬いスピリットを残して殴りたい。
⭐︎最後に
ヴァルハランスXVは雑に打点を作れる耐性持ちのため、様々なデッキに採用できるスペックがあると感じている。今回は速攻を選んだが、フィニッシャーが不足しているデッキやGSなんかでも採用は見込めそうだ。
ちなみにこのデッキは今後登場するであろう白のフラグジャッジメントによっては化ける可能性がある。早期打点が見込めるため機契約に不足していた除去や自分ターンの耐性などがあるだけで十分強いため、期待しながら待つことにする。