見出し画像

岐阜ツクヨミシステム(契約ヘラ採用)


⭐︎デッキレシピ

⭐︎コンセプト

・契約ネクサスで速攻する。
・相手のメタを乗り越えたい。

前々から先1で紫の契約創界神+ダイバージェンスヒルの足場は強力だと評価していたが、ククルカンはソウルコアをカウントに送ってしまい、ハデスはそもそもそんなものに頼らなくてもパワーが高かったためいまいち活かせなかった。

3つ目の紫の契約ネクサスのヘラはポンピエ+ベリーニの強力な3コストのコンビがおり、ダイバージェンスヒルを活用できると考えていたが、系統に魔影を持っていたため、今回はツクヨミに出張させて採用する。蘇生手段を速攻を活かして使用し続けられるため、試合のテンポを取りやすい。契約ヘラがツクヨミ側が欲していた安定した天界放先としても優秀なため、速度と安定性が向上し、上振れも狙えるデッキとなった。

⭐︎採用カード

呪妃の契約神ヘラ

契約カード。神託先は多くないが、トラッシュからの召喚を繰り返すことで水増しできるため割とコアを乗せる事が可能。基本的にエンオウの天界放のために利用するが、詰めの際には契約技でアタックステップ中に打点を増やす事が可能。ベリーニはヘラがいないとドローができないため、手札が上振れても配置しておくことを忘れずに。

創界神ツクヨミ

メインの創界神。蘇生札1にして黄色シンボル確保・界放先・除去と役割が非常に多い。

試合に絡む・絡まないで大きく出力が変わるが、契約ヘラのお陰で依存度は少し下がった。とはいえ是非とも欲しい札なので早期にアクセスしたい。

No.21 ダイバージェンスヒル

スーパードローカード。このデッキには3コストが多いのでドローできる機会が多い。特に死鬼若丸が絡むと凄まじい量のドローが可能。3コストなので先1契約ヘラに引っ付けて配置できる。

ツクヨミには同じドローできるシステムカードに座敷ガールがいるが、こちらは蘇生札でアクセスしづらくなった代わりにアタックステップ中にもドローが可能。ついでに重複するので複数用意できれば凄まじいことになる。幸いヘラの出張パーツがソウルコアに依存しないため、今回はこちらを選択することになった。

ホーリーサイン無制限時はポテンシャルが凄まじかったカード

ちょうちんゴースト

かわいい上振れ札。ツクヨミ側のスピリットが黄色軽減を要求するため引けているとコアの取り回しが楽になる。ゴッドシーカーのサーチに引っかかったり、ツクヨミの神技で蘇生の水増しをしたりと、バニラだが試合に絡むことは多い。ただし屋敷ガールが不採用なので事故の元となるため、2枚での採用。

十式戦鬼・断蔵

最強。このデッキの問題をほぼ全て解決する圧倒的上振れ制限カード。引けたらハッピー。

ゴッドシーカー 陰陽式鬼
ゴッドシーカー おんみょ〜フーリン

シーカー枠。これらのカードに何回アクセスできたかで動きが変わる事が多い。それぞれターン1がついているため、蘇生して使い回すときは忘れないように。基本はおんみょ〜フーリンから入り、蘇生する際は陰陽式鬼を使い回す事が多い。

十式戦鬼・死鬼若丸

このデッキのメインアタッカーにして蘇生札2。このカードでトラッシュのポンピエにアクセスしたい。ポンピエを蘇生してベリーニを除外して召喚することで、1枚から3打点が用意できる。これにダイバージェンスヒルが絡むと4枚ドローできる。バカみたいな爆アドである。

コアはライフから持って来られるため間接的にコアブーストができるのもポイント。エンオウの天界放と合わせて間接的にコアブし、蘇生札を複数回使用して打点を揃えることがこのデッキの基本戦術となる。そのため、アタックし終えたカードはトラッシュに送っておかないと打点が足りなくなる事が多い。召喚する時のコア移動に注意したい。

パティシエドール♰ポンピエ♰

ヘラからの出張カード。相手のスピリット除去とトラッシュ送り、除外を1枚で行えるキーカード。天敵のスチームハイヴや爆音神殿も除去できるのがありがたい。

基本的にベリーニを除外して打点を増やすカードだが、ツクヨミの神域と合わせて除去の範囲を広げやすい。アタック時にも効果が使用できるためバーストケアも行える優秀なカードである。ただしターン1効果ではあるので注意。

暗殺ドール♰ベリーニ♰

ヘラからの出張カード2。1ドローと除外した時召喚で打点に貢献してくれる。破壊時効果こそ使用する機会はほぼないが、このカードへのアクセス回数も重要となることが多い。手札にいてもシキツルみたいな使い方ができるのは便利。

あずきウォッシャー

妖戒魔影の屋台骨。世界・火山・トラッシュメタのケアや追加打点、相手ターン防御とあらゆる役割をこなし、かつデッキ全体でアクセスがしやすい。

今回はダイバージェンスヒルとの兼ね合いやヘラの色の都合で枚数を減らしているものの、公開領域にあるのと無いのとでは動きがかなり変わるので枚数増加検討枠。

妖戒帝エンオウ

デッキの最重要カード。ライフを取ったらノーコストで出てきてなんかコアが増えるスーパーカード。アタックステップ終了メタを内蔵しているため、蘇生札で他のスピリットのアタック中に召喚することで絶甲氷盾などを止められる。(氷刃血解はやや要求値が上がる)

手札に1枚は必ず抱えておきたいので頑張って拾いにいこう。ライフを減らした際には相手に提示札を聞くのを忘れずに。

十王ショコウ

蘇生札3。サーチできるバーストなので速攻を仕掛けるこのデッキと相性が良い。特にバーストに対するケアとして有用。

召喚時効果を多用するため、カシウスを食らってもこのカードをセットしていれば被害を軽減できる。アタック効果もツクヨミの神域と合わせてまあまあの範囲を倒す事ができる。

レイダーガンダム

攻めの補強札。ライフを減らした際に創界神を破壊しながら召喚できるためそこそこのメタカードとなる。フラッシュ以外でのタイミングの召喚のため、相手の提示に合わせて召喚すればツクヨミの神域のコアシュートを飛ばす事もできる。

アタック時の3枚オープンも中々強く、フォビドゥンガンダムがめくれれば召喚でき、できなくても3枚トラッシュを肥やすことができる。耐性で生半可な除去も拒否でき、通常のツクヨミの動きとも噛み合っているため使いやすい。

フォビドゥンガンダム

このデッキはフラッシュを挟まない全体除去に非常に弱いため対策枠。特にジゴ・トゥールが直撃してしまうと後が続かないことが多いため、スピッツァーで回避できないためこちらを採用することに。

契約スピリットの除去やマジックなど、特にカードの指定がないため守れる範囲は意外と広い。ちなみにアタックステップ中に召喚するとツクヨミの神域がしっかり反応するため、アタック時効果の除去範囲が広がったりする。

アルケーガンダム

速攻デッキのお供。このデッキはバーンがこのカードしかないため、ブリザードウォールが見えた場合は上手く使用したい。

月魄鬼神スメラギンガ

コアが増える化神。ある種の好み枠。とはいえこの環境でソウルコアを取り上げる天界放は中々に強力である。

やはり天界放でコアが増えるのが強く、蘇生札やポンピエ&ベリーニの召喚回数を増やす事ができる。本体も他の手札誘発と違いサーチが効くため、手札に抱えているだけである程度の威圧感が出る。とはいえラクタ・ヴィージャやランスロットrvなどサーチが効く札でも欲しいカードは多いため、環境に応じての選択枠。

魔界天女ディエスドール

フィニッシャー。コアをトラッシュに送って3点でのトドメを狙う。トラッシュに落ちていてもポンピエやヘラの契約技からアクセスできるのが優秀なポイント。

魔影が付いていないため序盤に手札に来ると取り扱いに困るが、フィニッシュには複数欲しい場面も多いため採用枚数が難しいカード。とはいえ基本は速攻で決めたいため1枚。

苦無ノ驟雨

蘇生札4。サーチに巻き込んでも手札に加わる便利なカード。除去効果は相手のスピリットにちょうどコアが3つ以上乗っていないと使えないが数は多め。

とにかくエンオウや死鬼若丸の蘇生で多用するため手札に複数加えておきたい。メインステップでも使用できるため、ターンの動き出しはよく考えるように。

⭐︎採用候補

座敷ガール(リバイバル)

ドローシステムの水増しができ、あずきウォッシャー用のソウルコアを残すことができる。がこのデッキではアタックステップでなければコアが増えづらく、序盤では2ドローが限界なことが多い。ライフ回復は優秀なのだが、ホーリーサインの制限化に伴い不採用に。

ヌリカベ&とうせんぼウォール(リバイバル)

ヌリカベ自体がノーコストで出せる点からダイバージェンスヒルとの相性が良く、トラッシュも肥えるのでとうせんぼウォールが落ちる可能性も高い。が単体でアドバンテージを稼げず素引きで事故が起こりやすい点から見送った。強いギミックではあると思う。

闇騎士ラモラック

手札の不要札をトラッシュに送りながら相手のコアをトラッシュに置ける。簡単に釣り上げられて複数回トラッシュ送りにできるので非常に強力だが、ダイバージェンスヒルを引けていないとデメリットが重いので今回は不採用。採用するとショコウのバリューが跳ね上がるため採用したい枠ではある。

冥騎士ティルヴィング

1ドローができ、手元破棄効果がアティエルがいない激覇に非常に刺さる。今回はドールコンビのギミックを優先して見送った。激覇がこれ以上増えるならかなり優先度が高い。

キャメロット・ルーク

星竜・剣獣・造兵・激覇・呪鬼などに刺さりが良く、造契約にも破棄メタとして刺さる場合がある。基本デメリットがないため使いやすいが、単体でアドバンテージを産まない点から速度を優先して不採用。

十王ヘンジョウ

不死持ちのアタステ終了メタがついたジゴトゥールケア。役に立つ場面も多いが場にいなければならないためケアされやすい。非公開領域から飛ばす方が強いと感じたためフォビドゥンガンダムに枠を譲った。

謎神メジェド

神託対象かつ1ドローかつ創界神に触れる。死鬼若丸以外の蘇生札で釣れる上、手札に来てもフル軽減で1コストで出せるのも魅力だが、サーチに引っかからないなど使いにくさも目立つ。採用するならカルマギアも採用したい。

時空の破壊魔龍ラクタ・ヴィージャ

サーチが効くラバーズ形式の防御札。バウンス耐性を併せ持ち、攻めの際にも相手のコアを場所を問わずトラッシュ送りにできるなど超強力。今回は枠の都合で不採用となったがバーストと入れ替える余地がある程度には強い。こちらも採用する場合はカルマギアが欲しい。

闇騎士ランスロット(リバイバル)

サーチが効くバーストで手札増強ができ、かつトラッシュにあっても腐らない。強い要素は多いのだが条件が破壊のみと少し狭い。手札からも出せるなら採用していたと思う。

六冥魔導デルズ・ヴァジュラム

トラッシュから生えてくる除去ケア。ヘラに神託でき、無色で除去が狙えるなど手札に来て腐る点に目を瞑っても非常に強い。誘発を減らして数枚刺すのもアリ。黄色に反応しないのでプレイングには気をつける必要がある。

カルマギア

すごい強い。消滅にも反応してノーコスで打てるため相手のメインステップにも奇襲できる蘇生札。素のコストで使用しても1であり、何故か手札から召喚することも許されている。地味にゼロカンも踏まない。

ラショウ・メジェド・死鬼若丸・ラクタヴィージャ・ティルヴィングなどを釣り上げるのは超強力だが、なんでもできすぎてこのカードを採用すると枠が足りなさすぎる。今回は手札で腐りづらいガンダム軍団に枠を割いたのと、被った際に1枚しか使えないのが気になって見送った。他の速攻デッキとの明確な差別化点にもなるので採用は大いにアリ。

ブリザードウォールLT

トラッシュに落ちた際は強いのだが手札に来た際にどうしようもないほどめちゃくちゃ困る。2キルを目指すデッキに防御で5コアなど割くことはできない。採用するならディエスドールを抜いてかつラモラックを入れるべき。

⭐︎プレイング

ダイバージェンスヒルが引けている場合はデッキを回してトラッシュにポンピエ&ベリーニのセットを揃え、手札かトラッシュに死鬼若丸を用意することを目指す。引けていない場合は通常のツクヨミの速度を目指す。

先1
ヘラ+ネクサス配置が理想。ネクサスが無く、ゴッドシーカーが手札にある場合はそちらから入る。
後1
基本的にヘラ+何かでターンを終える。断蔵やちょうちんゴーストが絡む場合は上振れを狙えることがある。注意しておくのはライフを1まで削られないように。死鬼若丸が使用できなくなる。
先2
リソースを広げながらフィニッシュを狙いに行く。ツクヨミやポンピエ&ベリーニ、死鬼若丸、エンオウを絡めればリーサルに届く場合が多い。
後2
盤面を返しながら全力で攻める。次のターンはこないと思おう。
先3
全力で倒す。アグロデッキのもたつきは死に直結する。

⭐︎最後に

今回はかなり前寄せにしたが、正直このデッキはベルゼビートXVや手札誘発、防御札を入れ替えることでミッドレンジも可能であると考えている。それくらいヘラ関連のカードパワーは高い。

とはいえ速度に振りきることの強みもあるため、まだまだ様々な改良が施せるデッキであると感じる。ヘラの強化はまだまだある筈なので今後が楽しみである。

いいなと思ったら応援しよう!