冬期講習・都立中受検
先日投稿した記事に引き続き、都立中高一貫校を志望している受検生についても募集しています。大学受験生についてはまた後日募集内容・大学受験についての記事を投稿したいと思います。
今週も6年生都立中高一貫校志望者の面談がありました。
毎年様々な時期に受検生とその保護者の面談が発生しますが、6年生であっても冬期講習中のギリギリまで相談・面談が発生します。その相談内容は、①急きょ受検を思い立ったのですがまだ間に合うか、②他の塾に通っていたが成績が上がらないため、どうすればよいのか、③他の家庭教師の下で勉強していたが成績が上がらないため、どうすればよいのか、という3つに集約されます。
まず①についてですが、四科目を覚えることを基礎とする私立中(難関中)においては逆転合格はほぼ不可能である一方で、都立中高一貫ではまだまだ合格可能性はある者の
「その生徒の性質次第」
としか言えません。
既に以前の記事でも書きましたが、都立中高一貫校は「頭の良さを問う」適性検査により能力を測る学校です。細かい内容は以前の記事を読んでいただければ幸いです。
さて、学力面について12月から都立中高一貫校に合格できるポイントは
・文章を速く、正確に読めること
・質問の意図・内容を正確に理解できること
・小学校における国算理社の成績につき、学年トップクラスであること
であり、勉強に対してやる気があるのは前提として、性格面について
・考えることをいとわないこと
・面倒くさがらず、丁寧さを持っていること
細かいポイントは他にもありますが、以上の主要な点をクリアーしていれば残り2ヶ月で十分に合格を勝ち取ることができるでしょう。
②・③について、端的に述べると
「素直な性格、柔軟性を持っていればまだ合格できる可能性がある」
ということです。既に塾の講師や家庭教師に都立中高一貫対策がなされていれば、ある程度考え方や知識がある程度固まっているため、残り2ヶ月でこれまでで固まったものを変える必要があるため、人の意見を素直に、かつ柔軟に取り入れることのできる生徒でない限り、合格はかなり難しいでしょう。②において大手の塾であればカリキュラム・マニュアルがしっかりしているぶん、固まっている可能性が高く、一方で②で個人塾や③の家庭教師において都立中高一貫対策が不十分であれば逆に合格可能性が少し上がります。
いずれにせよ、都立中高一貫対策が適性検査に対する解法や注意点・コツ以外の暗記事項を必要としないからこその合格可能性です。解法や注意点・コツについては1週間3~5回、1回3時間程度の授業料で必要事項について指導できます。
問題なのは、指導したことを習得するまでの個人差が著しいことです。小さい頃から頭を使っていた生徒であれば2週間から1ヶ月程度で合格水準に達することができますが、そうでない生徒であれば長ければ3年かかっても合格水準に到達できない生徒もいます。
2024年度の冬期講習・直前期の生徒募集においては、まずは2回ほどの体験授業によって合格可能性を御崎エデュケーションにて判断いたします。特に時間がないこの時期においては、保護者の方も一緒に体験授業を受講してもらい、その後の面談において合否について話していきます。
そこでは、学力の面だけでなく、性格面においても、都立中高一貫校の合格可能性について正直に話すのが御崎エデュケーションの方針です。「良薬口に苦し」とはよく言ったもので、正直に生徒の実力を話すと感情的になる保護者の方も多く、トラブルにつながる可能性もあるため、売り上げを重視する塾・講師は耳心地のよい言葉で受講させようとすところも多いです。しかし、この時期にわざわざ相談にいらっしゃるということで、かなり切羽詰まって相談されるため、正直に話すことが保護者のみならず、生徒自身にとっても有用だと考えています。
何か不安をお持ちの方は、気軽にご相談ください。
引き続き、高校受験生、大学受験生も募集中です。