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2022-2023 POG振り返り

まえがき

本日4/19にPOG本第一号が発売されたという事で、
昨年度のPOG振り返りをしたいと思います。

指名馬


ディオファントス

父モーリス
母ディオジェーヌ

【事前メモ】
”井内の実質一位、ナスルーラ4本ナスペリオン
2位指名がベスト。望田推奨。芝マイル”

黒本で井内がオープンファイヤの次に挙げていた馬。
馬体がめちゃくちゃカッコよくて動きも良い、血統も望田推奨で文句なし。
「気性が荒い」というワードがオルフェーヴルを思わせるような「怪物」というイメージで、ポジティブに捉えていた。

ただ実際のところゲートがめちゃくちゃ下手くそで、ハミも取れない
最後に伸びるキレもなくズブいという。。

モーリスはやはり晩成ということか、それともこの馬がズブかっただけか。
未だに分からないが、ノッキングポイントやペリファーニアといった活躍馬も出ているし
しっかり選択すれば強い種牡馬なのだろう。

~3歳まではマイル路線で活躍しそうな馬を取るのがよさそう。
そして「気性が荒い馬」を取ってはいけない、とこの馬から学んだ。

エルダーサイン

父ハーツクライ
母コンドコマンド

【事前メモ】
"オークス走る3位か4位でとりたい
ハーツ×Tiznowの相性◎"

6月デビュー、国枝厩舎の牝馬という事
また前年コマンドラインを1巡目に選択した縁もあって、昨年は2位で指名した。

結論、弱い!w
友人と話していたが、ハーツクライ×米血って牡馬だからこそいいのであって
牝馬だと微妙なのかな、、
今年はハーパーとか居たけど、正直牝馬に関しては強い原則がつかめない。

オークス狙いよりも桜花賞狙いの方が、併せて阪神JFも取れるから良い。
マイル路線が主戦であれば、フィリーズレビューなどのG2も狙えるし。
あとオークス狙い=長く良い脚を使える=ズブいに繋がってしまうのかなという反省。

ダイヤモンドハンズ

【事前メモ】
サンデー抽選一番人気。抜群にいい。柔軟性があってキレのある動き。中距離でなくマイル戦デビューと思ったけど気性が理由らしい。

今年の新種牡馬枠で一番強いと思ったし、他の馬と比較してもデビュー早めで取り得だと思い3位指名。

この馬はケガさえしなければ、もっと活躍できたと思う。
新馬デビュー前の段階で「キレがある」というコメントはなかなか見ないので、評価して取ったところ成功。


ドウフォルス

【事前メモ】
ドウデュースのように小倉1800mあたり視野

インゼルレーシングとして初の馬なので期待されている、”ドウ”デュースの冠に傷つけるはずもない、と思いダービー路線で4位指名。

結論、弱い!w

ドウフォルスはハーツクライ×米血で入っている血自体は優秀ではあるが、5代目までのクロスが一切なく、それも相まって結果が出せなかったのかな?と思う。
(本家ドウデュースはLyphard4x4、Hail to Reason4x5持ち)

正直血統以外にも、純粋にこの馬の能力が全然だった可能性も高い。


メリオルヴィータ

【事前メモ】
山本昌の馬。トモも立派で鎧みたい。

前年、自分の指名馬が悉くセリフォスに敗れての2着を量産。
その経験から「今年のセリフォス枠を取りたい」とダイワメジャー産駒取りに躍起になっていた。

結果、そこそこ賞金は稼いでくれたものの
本来想定していた桜花賞・フィリーズレビューの舞台には全く及ばず。
この馬は気性が弱く、馬群に入るとやる気をなくすという情報が新馬戦後に入る。
ディオファントスと同様、気性の重要性を学んだ1頭でもあった。

アスコルティアーモ

【事前メモ】
品が合って体に伸びがあり、距離の融通が利く。

ポテンシャルは見せていたけど、未勝利戦でなかなか勝ちきれず
ようやく強い勝ち方をしたかと思いきや、ケガでクラシックトライアルに参戦できず。
馬体が小さく成長を促しながらだったので、勝ち切るまで遅かったのかなーという印象。

アスコルティアーモから学んだ事は、
ディープ産駒以外、馬体が小さい馬は走らない!


タスティエーラ

【事前メモ】
黒本の表紙

昨年1位指名だったコマンドラインを表紙にしていた黒本の「毛の馬」が、今回はタスティエーラ。
牧場評価も良く、新種牡馬という事でこの馬をどこで指名するかを軸に定めていた。
目安としては6~9位指名の予定だった。

リアルスティール、サトノダイヤモンドが新種牡馬筆頭だったので
サトノクラウンは少し甘めにみられると思ったが、黒本を評価している人がいたらどうしようと思い
直前で7位指名へ変更。

結果、大当たりでこの馬にキャリーされ続けていた。
この馬を見ると秋デビューもありなのかな?とやはり思ったりする。

ルージュベルメール

【事前メモ】
栗山推し秋デビューか。エピファネイア×Unbridled's Songが合うかどうか。サンデーなしってのがどうなんだろうと個人的に思って調べたら案の定、Unbridled's Song×非サンデーは全員ダート馬になっていた。ただこれはシーザリオがSS持てるしいいのかなー

母レッドファンタジアの仔が全員買っていたことから、安定して1000ptくらい稼げそうな枠として指名。
元々は指名する予定がなかったが、この血統で8位ならお得では・・・?と思い、安直な指名に走ってしまった。


イッツオンリーユー

【事前メモ】
弾むような走り、マイラーの体

ドウデュースに魅せられて、やはりハーツクライ×米血の強さにひかれた。
あとは今年のテーマとして「セリフォスのような馬を取る」ことを目指していたので
セリフォスの評にあった「トモがしっかりしている」「弾むような走り」という文言に注目していたところ見つけたのが、この馬だった。

新馬戦はブラストウェーブと互角の勝負を繰り広げて、この馬が牝馬のエースや!
と思ったが、気性難に見舞われてなかなか勝ち切れず。。。

サーマルソアリング

【事前メモ】
ドゥラメンテ産駒は牝馬が走る。
しっかりした走りで、追えば真っ直ぐ伸びそうな走り

血統的に良く走る共通点を持っており、
前年度ベルクレスタを指名した事、スターズオンアースが強かったことを鑑みて
ドゥラメンテは牝馬の方が走ると考えていた。

また社台Fという点も、スターズオンアースを考えればむしろプラスなのかなと。

未勝利戦はいい感じに勝てたけど、そこから伸び悩み中。

アンタッチャブル

【事前メモ】
ナミュールのより機動力型

NFの木実谷場長が推していた馬のうち1頭。
もう1頭がフリームファクシかドゥラエレーデだったのだが、
”じゃない方”を掴んでしまい、非常に後悔している。
前年度、グランディアを指名していたのである程度の活躍を見込んでいたが、、残念。

キングズレイン

【事前メモ】
後躯のバネ感ある。デビュー早い、いま476kg 横山武がエフフォーリア並みにめちゃ絶賛している。

前年度、半兄のクロンマクノイズを指名していたこともあって指名。
武史が絶賛していることもあって、本当に強い馬だった。
やはり「バネ感」「弾むような走り」という表現にハズレはないと確信した。


ロードマンハイム


【事前メモ】
井内5位指名。友道はカナロアと相性微妙だけど、この馬の半姉だけ唯一5000万稼いでいる

正直根拠がなかったが井内信者なのと、非社台枠を全然用意してなかったので
もしもの事を考えてこの馬を指名。

結果的にめちゃくちゃ弱かった。

レッドジャルダン

【事前メモ】
望田推奨。ダイワメジャー×シンボリクリスエスは13/21勝ち上がり。ハイペースの先行しても踏ん張りがきく長めマイラー。東サラ2020年産募集馬の1番人気馬

東サラの一番人気かつセリフォスオタクにはたまらないダイワメジャー産駒。
あとドウデュースにも魅せられていたので、完全に友道を信用していた。

友道はやっぱり中距離路線しか信用できない。
それ以前に馬が弱い、、

クワイエットドーン

【事前メモ】
函館デビュー、まだ緩いし集中できてないから少し時間かけた方がいい。けど柔らかな動きで良い。

今の時期に緩いと言われている馬は信用しちゃダメ!と思い知った。
動きが柔らかいと言われて取ったけど、「時間かけた方がいい」は爆弾。
川田のダノンタッチダウンを評する時みたいに「お前らこの馬取るなよ?」と言われているような気分だった。

あと最近のレースを見て思うけど、短距離馬はピーク年齢が結構上だから
若いうちはそんなに狙い撃ち出来ないのかもね。
前年アグリを取ったけど、アグリほどの馬でさえ1000ptほどだったから。

バロッサヴァレー

【事前メモ】
望田推奨。Unbridled's Songを持つハーツは走る(14頭/25頭)、シアトルスルー×ハーツもニックス。スワーヴリチャードの全妹

血統馬でこの順位まで残ってるなら取り得じゃね??と思って指名。
高野厩舎は牝馬強いし、クラシック手前くらいまではいってほしいなと思って指名したが
現状割といいラインまでいってるから、この順位にしては成功していると思う。
どう考えても鞍上で落としているレースが3つくらいあったので、そこも考え物だった。


ブラックポイント

【事前メモ】
望田推奨、HAL推しS評価。母父ハービンジャー×ノーザン。近親にコディーノ、チェッキーノ、サブライムアンセム。

完全に種牡馬稼ぎで指名した。
サンデーだし悪くないでしょ~と思ったけど、この馬で思った事としては
サンデーレーシングの中でも序列があって、そこの力関係を把握しておかないと全然走ってくれない状態になってしまう。
ブラックポイントはあんまり強くなかったけど、ウンブライルとかめちゃくちゃ割食ってたと思う。

トラヴォルジェンテ
【事前メモ】
カナロア×安田×牡馬 走りは真っ直ぐ、首の使い方、バネはやはりアヴェンチュラの血が流れている。ただし馬体に未だ緩さがあって、早期からよくなるタイプではないとNF空港のコメント

完全に安田×カナロアという一点で指名した宝くじ。
緩いと言われていたし、正直あまり期待していなかったけど
まぁまぁ妥当な結果だった。弱い。。

クラックオブドーン

【事前メモ】
ハロン14秒切るところ、マイル前後,サイレンススズカを裏返してねじってポンしたような血統構成。デビュー戦は福永騎乗。52.7-38.4-25.0-12.5

元々はダイヤモンドハンズ、タスティエーラが取れなかった時のリカバリー用としてリスト入りしていた一頭。
新種牡馬枠を2頭も指名していたので、正直指名する必要はなかったが
デビューが早く、坂路も良い時計を出していて
リストの残りの中では一番稼いでくれそうだと思ったのでマイル路線で指名。

ケガしなければ2000ptくらい稼いでくれそうな感じはした。

レミージュ

【事前メモ】
ノースHはキズナに合うような牝馬を持ってる。キズナ×Gone Westの鉄板。

最後は稼げても稼げなくてもいいから、自分なりに血統的根拠を持って探した1頭にしようと思って指名。
キズナ×Gone Westの中からnetkeibaと睨めっこして見つけた。

結果、2000pt近く稼いでくれて想像以上の活躍。
自分で掘り起こした宝だと思っているので、正直上位の馬よりもこの馬の勝ちの方が嬉しかった。

総括

まず今年の反省点を改めてまとめてみる。
①気性難は2~3歳のうちじゃ直らない
②馬体が小さい馬は走らない
③「兄弟が走っているから」みたいな薄い根拠はすぐに打ち砕かれる
④強い馬の後追いは失敗する
↳ダイワメジャー産駒からセリフォスが生まれたのは、様々な要素がうまくかみ合ってこそ
⑤緩い馬体は信用しちゃダメ
⑥クラブ・厩舎の中でも序列がある

続いて反省というよりは、今年度のPOGに活かしたい要素をまとめる。
①ダービーを取った人が優勝するから、ダービー馬候補は1/4くらい枠使っても良い。
②牝馬は桜花賞狙いが出来る馬を中心に考える。
③馬主・クラブ・調教師のお気に入り馬を見極める。
④「バネ感」「弾むような走り」「キレがある」「柔軟性がある」のように、評価が誤魔化せない筋肉的な要素は評価する。
⑤秋デビュー予定で活躍する馬は、春時点である程度完成していて最後の仕上げが必要みたいなコメントであれば走る。
⑥ディープキンカメ時代は終わったので、種牡馬を意識して埋めようとしなくて良い。自然に埋まる。

自分用のまとめなので読みづらいと思うが、メモ程度の振り返り記事でした。

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