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魂柱

バイオリンを演奏する方はご存じと思うのですが
私は、新聞のコラムで「魂柱」のこと知りました
ずいぶん前の事なので、はっきり覚えていませんが
コラムの概要はたぶんこんな感じだったと思います

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バイオリンの中にはコンチュウがいる?虫ではなくて
「魂柱」という直径1㎝にも満たない丸い木の棒の事
表板と裏板の間にあるので、外からは容易に見えない
しかし、魂柱は弦の振動を伝える重要な役割を果たし
その位置の微妙な変化が楽器の音色や音質を左右する
この見えないもの、表に現れないものが音色をきめる
優れた演奏は、人の魂をゆさぶり心を潤してくれるが
その成否に強く関わるのが小指より小さな「魂柱」だ

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外から見えない場所に「魂柱」があると知った時
人間の「魂」を連想して、ちょっと感動しました 
魂柱は表板と裏板の間に挟まっていて、弦の張力に
よる駒の圧力によって固定されているのだそうです
そのため、弦の交換時に魂柱が倒れたり、輸送時に
弦の張力が強すぎると魂柱がボディを突き破ったり
弦の張力が弱すぎると魂柱が倒れる事もあるらしい


バイオリンの魂柱のことをコラムで知った時
自分も「魂」を磨いていきたいと思いました
それは自分探しの中に在るような気がします
だから、どんな大変な事態に陥ったとしても
心を強く持って、自分を諦めないでいこうと
思いました


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