仕事に就ける事が有難い
私は35年余働いた会社を定年退職し、所謂第二の人生を歩んでいます
定年後は今までの経験・知識を生かしてゆるりと働き、趣味の写真を撮りに行こうと考えていましたが、思うようにいかないものです。
退職後初めて就いた仕事は、前職と変わらぬくらいメンタルを消費しました。
また、早出・残業、台風大雪など特異な日は現場泊まり込みもあり体力的にもきつい仕事でした。
終に体を壊し退職。6ケ月の休養の後、今の仕事に至ります。
今の仕事は3時間/日・週4日です
帰宅は12:00頃。汗まみれなのでシャワーを浴びて食卓につくと、炊きたてのごはん、
作り立てのおかずや汁物が並んでいます。
稼ぎが悪いのにここまでしてもらえてとても嬉しく、感謝でいっぱいです。
稼ぎは定年退職後、転職するたびに前職の1/3に減りました。これって結構効きます。
経済的な面もありますが、それ以上にモチベーションというのか自分の価値というのか、自信というのか表現は難しいですがそういうものについてキツイのです。
仕事は報酬に拘わらず全身全霊・誠意を尽くすというのがモットーなので楽しく務めさせて頂いています。
しかし、何年もデスクワーク中心の仕事が続いていたのでとてもハードでした。仕事場にはエアコンが無いので大汗にまみれ、熱中症寸前という日々が続きました。
あるとき、「疲れて大変だね」という言葉をかけてくれた方がいました。「ええ」と思う心とは裏腹に「運動になっていいですよ」と答えていました。
仕事の時って、ついこう言ってしまうんですよ。
うちに帰ると「疲れた」ばかり言ってるくせに・・・
仕事があることにありがたみを感じます。
人の為に何かできることに喜びを感じます。