トラブルメンテナンスでレンズをレンタルしに行った話
某日、撮影中に豪雨に見舞われ、レンズ前玉に対応できないほどのクモリが発生してしまいました。
『梅雨特有の不安定な気候』と確認し、温度差や湿気対策、レインカバーを用意していたにもかかわらず、わずかな隙間から水滴が入り込んで気化してしまったのが原因か。
近くの某カメラ用品店で緊急用のブロワーを購入して対応するも、これといった反応はなく。
仕方なくそのままカウンターへ向い、専門スタッフに方向性を仰ぎました。すると、
この状況は修理出しちゃった方がいいっすねー
ですよねー。
という事で、泣く泣くそのままメンテナンスへ。
しかしこれでまた新しい問題が生まれるわけです。
撮影のレンズどうすればええねん
自宅にはSIGMA150-600mmがありますが、しばらくメンテナンスをしていないので実写のテストをしておらず(後日確認をしたところ、問題なく作動しました)。
その旨を友人に話したらレンズレンタルを勧められ、なんと丁寧に紹介までしてくれるとのこと(ありがたや)。
場所は新宿。知る人ぞ知る、カメラマンの聖地に足を踏み入れることとなりました。
どでかいターミナル駅である新宿駅の南口から大通り沿いを歩き、一本小道を入ったところに申し訳程度に立て看板が。
なんて事ない企業ビルの無機質な階段を登っていくと、目的の場所に辿り着きます。
現代は非常に便利でネットでも予約できるとのことでしたが、今回は当日必要だったため、直接店舗に。
会員登録(ネットでも登録可能ですが、審査のため1営業かかります)を受付で済ませ、諸々の手続きと注意事項を聞いて、いざスタジアムへGO。
初回のレンタルだったため、直接店舗へ返却(翌日12時までと仕事をしている身としては困難。代替人の返却でも可とのこと)に出向かわなければいけなかったのが面倒ではあったものの、宅配や24時間ロッカーシステムなど、2回目以降はありがたい機能が使用できるとのこと。
店員さんの対応もよく、返却時にサービスで冷やタオルをいただきました。酷暑での撮影が多いため、細かな気遣いに感謝。
しっかりメンテナンスをされた状態での貸出であったため、使用感は問題なく。また利用したいと思うサービスでした。
そして皆さんが気になるであろうコスト面。
ハイクラスや最新モデルとなると、手軽なレンズ1本購入できるお値段まで跳ね上がりますが、エントリーモデルや、お試し程度であればびっくりするぐらい手頃。
スポット撮影やまずは感触を!といった目的であれば利用しやすい価格帯なのかなと感じました。
追記
メンテナンスへ出してから3週間後、仕事中に見慣れないアドレスからメールが。
内容は『商品の修理金額のお見積り』について。
メールを開くとそこに記載されていたのは、10万超の修理費。見事に夏のボーナスが吹っ飛ぶと天を仰ぐ。(数週間放置させて、カビ除去でボッタくったかと疑いましたが管理が甘かった私が悪いということで…)
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