BLUE GIANTを観た話。
観てきました。全然ネタバレをするぜ。
漫画は読んだことがあって、
サイレントでの音の表現が強いなと思った記憶が蘇り
音が出たらさらにすごいのかなと楽しみにいき、
結果視覚情報でさらに圧倒されて帰ってきました。
どこかでみかけた
"最初に出たキャストが演奏者だった"
と言うだけあって音楽というか楽器の音が
耳にもお腹にも響く感じがたまらなかった。
映画館で観たから施設の音響と言われればそれまでなんですがそれは置いといて。もうかっこいい。
普段聞いていなかったくせに、帰り道、中学時代にハマっていたジャズバンドをSpotifyで聞きながら帰っちゃったね。
玉田くん推しのおじいちゃん、気持ちがとてもよくわかる。"君の成長するドラムを聞きに来ているんだ"で涙が出ました。からの、もう、最後の、玉田くんの、ソロ、うぇえ……(贔屓)
音楽も凄かったんだけど色が凄い。
演奏中の音楽の盛り上がりや人に合わせた演出、
楽器や氷、音の抽象的な表現。カラフル。
どうしたらあの色が組み合わせられるんだ。
どうしたらここをこう表現するに至るんだ。
もうわけわからんひぇえとなりながら見入ってました。
私は楽器を勉強したことがないし、
音の上手い下手や表現の繊細な部分が
あんまり分かってないからなのか、
演奏シーンは聴き入るより見入ってたかもしれない。
あの氷の表現好きだなあ。あと汗。何あれ。
何食べたらあれが生まれるの。
あと私は ひと が好きなので、
関わってくれた人が各会場にいて、
細かい描写がない中で"あの人だ!"って
わかるような演出が素敵。
個人的に楽器教室で玉田くんにドラム教えてた
先生がジャズフェスにいたのが笑みがこぼれた。
私は力強さも努力の才能も人より乏しいので
大くんみたいな熱血ぶっ飛び天才型のタイプには
畏れ多くて感情移入が到底できない。
なんなら好きなだけで頑張れるという才能に
フィクションながら嫉妬してしまう。
でも玉田くんの初心者のところから
描写があると手に汗握るほど応援してしまう。
がんばれって、おじいちゃんの気持ち。
雪祈くんは心折られてこれからだぞって時に
物理的に腕折られて、踏んだり蹴ったりだけど
作曲は続けててよかった……本当に……
漫画最初の方しか読んでなかったけど
ちゃんと読みたいなと思います。
来週からシン仮面ライダーが始まるので
心変わりしなければですが。
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