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日記:嘘と隠蔽、あと電気代二万

21年生きているけど、親に嘘ばっかりついている。今バイトをやめたことを伝えたらどうしようもないことが起きてしまうだろう。再び罵詈雑言の嵐。「私たちが普通なんだよ」
わかってるよ。ポンコツが過ぎて自己嫌悪と自己愛が混ざり合っている。
大事なことを言えない。小学校の頃も大事なプリントを出し忘れたり、中学の頃もテストの点数を友達にはもちろん、親にもできるだけ伝えないように頑張っていた。大学受験の頃も願書をギリギリまで出願できていなかった。癖づいてしまった。怒られること、親と向き合うこと、親の前で声のトーンを上げることが苦痛だった。それを回避しようと勉強したり、努力できるほどバイタリティもアビリティもなかった。そのため反抗期もない。
嘘をついているからつくのが上手くなるわけでもない。それは才能と要領の良さ、あと機転が利く一部の人間だけだ。
だが、自分はそういう人間になりたいとは思わない。なぜなら、そういう奴は他責で逆ギレをよくする、罪悪感を感じない自分が頭がいいと勘違いしている傲慢な宇宙人だから。そういう人が世間では器用な人と評価されやすい。生きやすい。嫉妬してんじゃねえか。評価の乱高下に耐えきれないよ。ぐだぐだ言い訳ばっかしてて結局自分がだらしない人間だという事実は変わらない。イキりすぎでーす。
自分は深くて豊かな人間に憧れている。だから本を読んだり、趣味を増やそうと、深めようと躍起になっている。しかし現実はYouTubeとG行為にふけり時間を溶かしている。浅くて貧しい自分とのギャップがどんどんと凝固していっている気がする。電気代も2万だし。
今日も4回、昨日も4回、一昨日は5回。息子とじゃれあった後に落ち込むことは今までで一回もない。これは本当に誇らしいことだ。

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