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馬と共に歩む人生①

         オリエンタルホース 吉田梨緒

今回は11月の全日本学生馬術大会障害馬術競技で見事優勝を収めた早稲田大学馬術部の吉田光佑さんにインタビューさせていただきました。

Q インカレ優勝おめでとうございます!
A ありがとうございます!大学で4年間やってきた集大成で優勝できたことがとても嬉しいです。
たくさんの方々にお世話になったので感謝したいです。

Q 馬術を始めたきっかけは?
A 実家が乗馬クラブの経営をしていたので、その影響で始めました。物心ついたころから馬がいる環境でしたね。
3兄弟の末っ子です。上の2人も馬術をしています。初めて出た試合は、幼稚園の時のジムカーナですね。

※ジムカーナ  初心者向けの障害馬術

Q 将来の夢は?
A  オリンピックや世界選手権を目指します。来年からは拠点をドイツに移します。

Q これまでで1番印象に残っている馬は?
A ホルシュタイナーのアルボアです。普段はポケっとしておやつばかり食べていますが(笑)、能力が高くやる時はやってくれる仔です!ベテランなので頼りになります。

Q これまでで1番印象に残っている試合は?
A 全日本学生馬術大会ですね。

Q これまで失敗してしまったことは?
A あげるときりがないくらいに失敗を繰り返しています。悔しい思いしかしていないですね(笑)。
でもその失敗が成長につながる競技です。

Q 好きな食べ物は?
Aハンバーグですかね(笑)。東伏見駅の近くの「なごみ」という定食屋さんでたべるハンバーグがおいしいです。他の定食も美味しいので是非。

Q 大切にしている言葉は?
A努力に勝る天才なし。高校時代の校訓です。

Q 馬の魅力は?
A 動いている姿がとても雄大でかっこいいところです。

Q 馬術の魅力は?
A 他と違い、人間だけじゃできず、動物と息を合わせるスポーツのため奥深いですね。成功の裏に数多くの失敗があり、何年続けても追求しきれない限界のないスポーツです。年齢を重ねるほどその感覚を掴むため、40-50代で開花する選手が多いんです。

Q 一番幸せを感じるときは?
A 自分を見つけて馬が鼻を(ブフフン)とならしてくれる瞬間ですかね。お世話をし、共に練習、大会をこなしていく中で、信頼関係も深くなっていきます。
鼻を鳴らすのは信頼の証ですから。
信頼してくれていることが何よりも嬉しいんです。

Q 最後にこどもたちへメッセージをお願いします!
A 障害馬術はシンプルな競技です。バーを落とさず一番早く帰ってくること。障害に対して怖がらずに楽しめると良いです。果敢にチャレンジしてください!



吉田光佑さんありがとうございました。
失敗をすればするほど成長し、40代からが強くなるというのは他の競技にはなく、底知れない奥深さと魅力を感じました。
馬との信頼関係がうかがえるようなエピソードも印象深いですね。
吉田さんには今後も引退馬村の活動に参加していただく予定ですので、楽しみにお待ちください!

アルボアと飛越する瞬間

協力:早稲田大学馬術部 吉田光佑
編集:オリエンタルホース 田中大貴

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