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2/48.存在で畏れを抱かせる宗教建築の真髄を見た フランス_ストラスブール大聖堂

建築物で心が波打った経験は2024年10月段階で2回、ある。
1つ目は1/48で記載のインド タージマハル宮殿で、2つ目はフランスのストラスブールにある大聖堂です

当時パリに住んでいた友達と、少し足を延ばしてでかけたストラスブール&コルマール

コルマールの街(ハウルの動く城のモデルになった家がある可愛い街)を観光して、日が落ちてからストラスブールに移動
駅からホテルまでタクシーで向かい、細い路地を車で走り抜けるその途中
タクシーで路地を走り抜けるさなか、ある筋を通りすぎた時に一瞬目の端にうつった大きな影と瞬時に感じた圧倒されるオーラ

え、今のなに・・?なにか見えなかった??

とざわついていると、次の通りでまたちらっと見える大聖堂の片鱗

急いでタクシーを降りて向かったストラスブール大聖堂は、そこだけ空間をくっきりと切り取られたかのように暗闇の中で堂々とそびえたっているのでした
広い肩幅に厚い胸板を思わせる頑強さと、耳をすませば大聖堂が静かに深く呼吸する音が聞こえてくるような存在感

タージマハル宮殿が女性性を思わせる美しい建築物であったのに対し
ストラスブール大聖堂は男性性を思わせる寡黙さと冷静さ、畏怖を感じる力強さがそこにはあるのでした

周りに高い建物がない中、街全体を見下ろすストラスブール大聖堂はまさにストラスブールの守護神のような存在で、はるか昔からこの街を見守ってきたのだなぁと感じ入るのでした


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