6/48.歌声から放たれる100億粒の熱い粒子を全身で感じる『WICKED』
心が動いたこと、を週にひとつ書き溜め始めて6週目
これまでの5つ
・インドのタージマハル宮殿
・ストラスブールの大聖堂
・モネ『印象 日の出』
・村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』
・ヴェトナムのメコン川クルーズ
は思い出そうとしなくてもそのリストにサッと出てきたものたち
さて6週目、次は何を書こうかなとここからは記憶の糸を少しずつ手繰り寄せてみることにする
と思ったらあったあった、すぐあった
なんでこれを忘れていたのだろう
何度も心動かされて、何度も涙したあの作品、劇団四季『ウィキッド』を
大阪四季劇場で公演されていた頃、何度も観に行ったウィキッド
ユニバーサルスタジオジャパンでの公演時ももちろん行ったし、東京で10年ぶりに幕を開けた際にも10年ぶりにしっかり涙したウィキッド
劇団四季のCDは歌詞やタイミングをバッチリマスターするくらい聞き込んだし、劇団四季のパンフレットもしっかり読み込んだウィキッド
間違いなく私の心をグラグラに揺さぶった作品のひとつです
楽曲は一曲残さずどれも素晴らしく
新生活への胸の高まりを呼び起こすエメラルドシティの輝かしさや、囚われの猿たちの哀しげな背中
エルファバが怒りと共に歌い上げるあの名シーンは、生でその歌声を聞くと皮膚は泡立ち熱い涙がポロポロと止めどなくあふれてくるのでした
音楽のパワー、歌のパワー、
空気を震わせる力強い歌声の波動が、無数に身体全体にぶつかってくるのを感じて涙がこぼれるんだよな
今度公開される映画版『Wicked』
スクリーンを通してもなお、その波動を感じられるのか楽しみ
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