各ポジションの心得
各ポジションの心得 紹介
バレーボールでは、それぞれの選手にポジションが与えられポジションごとに特化した役割があります。
各ポジションでは必要とされることが異なるため、特化したプレーが必要になります。
ここでは、ポジション別の心構えについて紹介していきます。
エースの条件
チームのエースには大事な場面でボールが集まってきます。
得点を取る仕事が任されますが、単純に強いスパイクが打てれば良いというわけではありません。
心
プレーをする上で基盤となるのがメンタルの強さです。
エースというポジションは、勝負所で何度もトスが回ってきます。
試合の中で相手のブロックに捕まってしまう場面もあると思いますが、一度止められたからダメではなく、何度も向かっていく気持ちがとても重要です。
何度も壁にぶつかり、乗り越えることでメンタル面を強化していく事ができます。
技
どんな選手でも、試合の中で同じ攻撃を続けていると相手のブロックに捕まる可能性が高くなります。
常に得点を取り続けるために重要なのは、自分の得点を取る引きだし(技術)を増やすことです。
強打スパイクで得点を取れるうちは問題ありませんが、強打スパイクが決まらなくなきた時に他にどうやって得点を取る術があるのかが大切です。
得点の取り方の例を挙げるならば、”フェイントで相手の守備の穴に落とす”、”相手のブロックを利用してブロックアウトで得点を取る”などがあります。
普段の練習の時から、様々な攻撃パターンを練習しておくことをオススメします。
体
最後は試合中に力尽きることがない、タフな体作りが必要です。
試合中では、終盤になるほどエースへの配球は増えてきます。
そんな時にヘトヘトの状態だとスパイクを決めきることは難しいですし、セッターもエースへのトスを配給しにくくなります。
試合終盤でも、自信を持って自分のところへボールを持ってこいと呼べる体力作りに努めましょう。
セッターの心得
セッターの大きな役割は、味方のスパイカーへのトスのセットアップになります。
セットアップの際に最も大切にすべきことは、スパイカーの求めるトスに応えてあげるということです。
•冷静な判断力
試合中一番ボールを触る事が多いのがセッターです。常に相手ブロックを意識しながらスパイカーにサインを出して打ちやすく、相手の裏をかく事を考えないといけません。焦るとトスが乱れてしまうので冷静で素早い判断力が重要になります。
•コミュニケーション力
スパイカーとのコミュニケーションはしっかりと取りましょう。練習段階からどんなトスが欲しいのかをスパイカーに求めて求められたトスをする為にもコミュニケーションは必要です。コンビプレーが売りなチームはより深い所まで話し合いが必要になります。
•高い技術力
セッターで言う技術力はトスの事です。柔らかいハンドリング、正確なトス、相手の裏をかくトスワークとチームの中ではより高い技術が求められるポジションになります。日々の練習でしっかりと練習して行きましょう。常にボールを触る様に意識していくとより良いと思います。
一番難しいポジションですが、その反面とてもやりがいのあるポジションです。
リベロとしての心得
レシーバーやリベロはチームの守護神とも呼ばれ、役割としては守備面からチームを盛り上げることです。
点数は取れないですが、選手のサポート役として
リベロはバレーボールにおいて唯一、審判の許可無しに何度でも他の選手と交代可能なポジションです。
何度でもコート内外を行き来できることをいかして、監督やコーチからの指示をコート内の選手に伝えたり、選手の状態を監督に教えたりする重要な役割も持っています。
コート内の監督役を担うような心構えが必要なポジションです。
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