フライングレシーブのやり方

バレーボールにおいて、相手チームのサーブやスパイクなどの攻撃が飛び込んでくる際、ボールを受ける前に身体が空中に浮いてしまうことを「フライングレシーブ」と呼びます。この状態でボールを受けることはルール違反であり、ポイントを相手チームに与えてしまいます。したがって、正しいタイミングでジャンプして、ボールを受けることが求められます。

①ボールに飛びつく

まずはボールを取るためにしっかり飛び付きましょう。

ボール側なのでボールに触るのに必死でそこまで考えられないかもしれませんが、低い位置から飛んだ方が滑りやすいです。

②上げる

フライングをすることが目的ではなく、ボールを上げることが目的です。

ボールタッチししっかりレシーブするまで、一回フライングするのことを忘れてボールコントロールを意識しましょう。

③手をついて曲げる

上げた後初めて手を付きます。

身体は支えますが、肘は力を抜き腕立て伏せの要領で曲げていきましょう。

④胸をつく

ここが重要なポイントですが、フライングレシーブは胸で滑ります。

しっかり顔を上げて、胸を床に胸を付けましょう。

⑤腕で身体を押す

走っている勢いを逃すため、腕で身体を押しましょう。

これが出来ると前方にスーッと身体が抜けていきます。

⑥滑る

⑤の続きでしっかり腕は押し切りましょう。

注意事項
地面についた時に顎を打たないように気をつけましょう。

しっかり顔がボールを向いていて、腕で身体を支えていれば回避できます。

取ってから滑る。

これをしっかり意識してぜひフライングレシーブをマスターしてくださいね！

フライングレシーブの醍醐味は

バレーボールにおいて、フライングレシーブはスリリングな瞬間であり、高度な技術と反射神経が要求される技です。相手チームの攻撃に対し、空中での判断と反応力が求められます。フライングレシーブが成功すれば、相手チームの攻撃を無効化することができ、反撃につなげることもできるため、自信と喜びを感じることができます。また、フライングレシーブが失敗した時には、落ち込んだり、後悔したりすることもありますが、それでも次にチャレンジすることで、成長する機会となることも多いです。フライングレシーブは、バレーボールの美しさや面白さを体感するための重要な要素の一つです。