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たぶん彼氏と別れました②

アラフォーバツイチのさくらです。

私は

初志貫徹しない人間を信用できない

んです。

やらない系人物にカテゴライズし、以降はそいつが何を言おうと、
「何か、口から音が出てるな~」
としか認識しません。

期待→がっかり 

というムーヴがこの世で一番無駄やと思ってます。

ましてや、男性として愛することは不可能。言行一致しない=口先だけの男はノーサンキューなのです。

タカシ「さくらの自転車のメンテは俺に任せてね!さくらには安全に通勤して欲しいから。」

言うといて、やらない。

やらないということは、「さくらの通勤が安全じゃなくても、ま、いっか。」という意味になってしまう。

言ったならやれ
やらないなら言うな


同じことが前にもあって、

タカシ「食器棚の耐震グッズ取り付けよう。地震で倒れてさくらが怪我しちゃいけないから。」

しばらくデートついでにDAISOやらあちこちよったり、東急ハンズで買ってきたりして、熱心にゴソゴソしてましたが、結局、ピッタリとハマるモノが見つからず、諦めたようで、

そのまんま


私は食器棚を見る度に「てゆーことは、『地震でさくらが怪我しても、ま、いっか』という結論なんやな」って思っちゃってました。

いや、怪我して良いとまでは思ってないんだろうが、「カッコつけて、ええこと言おうとしたせいで墓穴掘ってる」のが、この男、ショボ…って冷めていく要因に。

しかも決定的だったのが、この自転車修理失敗事件について、LINEで不満を吐露したところ、

タカシ「さくらが『自転車修理は今度来た時で良い』って言ってるのに、その日の夜に自転車の具合を見に押し掛けたところが、俺って愛情が重すぎて、さくらの負担になってるよね。ごめんね。」

違う。違う。そうじゃない。

タカシさんとは根本的に考え方が違うんだなと。

私は結果重視の論理的思考
タカシさんは過程重視のロマンチスト

私なら「自転車を確実に直す」という目標に向かい、必要物品を揃えるなり、ダメだったときに自転車屋に持っていける時間帯に動こうとか、直らなかった場合の代替案とか、まぁとにかく実利主義

タカシさんはとにかくその日の夜にすぐに駆けつけたという「気持ち」をアピールすること重視で、そこに「自転車屋さんでみてもらってね!」「気をつけてね!」という労いの言葉をつければOK。自転車が直ったかどうかはどうでも良いとまでは言わんが、二の次。

結果を出してないのに、「俺の愛情って重いよね」と、自己評価がやたら高いのが寒かった。


経済力でも知能でも、店の選定から、家事能力から、あらゆる面で私が凌駕しているのに、

お前は自転車の空気ひとつ入れられんのか?

お前の存在理由って何?

ってなって、めちゃくちゃ冷めました~

私「タカシさんのこと『息子みたい』って何度か言ったけど、いよいよ後戻りできないくらい『子供』にしか見えなくなって、対等とか、頼りになる恋人という風にはもう思えない。」

タカシ「俺が甘えすぎたよね。ごめんね。」

毎度毎度「ごめんね。」のみ。

マジで今更なんだが、

やっぱ実家暮らしの男は無理!!!

という、初めから分かってたやーんな結論に帰着。

結局、私の家で過ごすことが多くなった結果、

実家に帰省した甘えん坊の息子
世話焼きのオカンがはりきって息子をおもてなし

という構図を最後までどうにもできなかった。

何度かテコ入れを試みたけど、やっぱり元に戻っちゃう。箸の持ち方を直そうとしても気がついたら戻っちゃうみたいに。

そりゃそう。

タカシさんはシンパパと言っても、結局は根っからの子供部屋おじさんで、私はシンママで母性本能の塊。

土台、無理だったのだ。

【続】

おまけ

私は女医だから、ポケモンで言うとドラゴンタイプなのだろう。判断力とか問題解決能力、ストレス耐性、長期視点や、物事の先を見通す力などで、どうしても殿方を凌駕してしまう。

タカシさんがダメダメなのもあるが、

誰と付き合ってもある程度は仕方ないのかな。

でも、不倫だった元カレにはこの手のイライラはなかったなぁ。やっぱタカシさんと合ってないのかな。

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