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最近のオッズについて思うこと/これから穴党はどう競馬と向き合うか

競馬を愛してやまない皆様こんにちは。
特に穴党の皆様こんにちは!(大声)

見てくれてありがとう!
と同時に、先に注意喚起させて下さい。


①本記事は「そこそこ競馬やってます!」って人(特に穴党)に向けて「大変だよね、一緒に頑張ろうや」って共感を得てもらうための記事です。筆者が言いたいこと言うだけの記事です。

②どころか「最近競馬覚えたんだ!いっぱいYouTubeとかSNSを駆使して勉強中!」みたいな方は気分を害する内容になっている可能性があります。該当しそうな方は回れ右を推奨します。

(一応言っておくと新規層を咎めるような内容は記載しておりませんし、そのつもりは毛頭ございません。私もまだ競馬歴5年目とかです。皆で楽しく競馬やろうね)

③読み終わった後の「どの口が言ってるんだ」って意見はごもっともです。それを承知で書いてます。ごめんね

④結構予測で話してます。「全然違うわ何言ってんだこいつ」って人はぜひ意見ください。

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↓以下本文


引き続き読んで下さっている方々、ありがとうございます。
言いたいことはタイトルの通りです。

「最近皆競馬上手すぎないか?」って話なんですよ。


察しの良い方はこの後私が何を言いたいのか分かると思いますが、流石にこのままでは「」内の言葉すべてにおいて当たり判定がデカすぎるので、もう少し具体的に説明しますね。


「最近」というのはここ2~3年くらいを指します。
「皆」というのは「馬券購入者」を指します。
「競馬上手すぎないか?」は主にG1レースを指します。

起こってる事象としては
・本来中穴くらいの馬がやや人気格まで押し上げられる
・本来の穴馬は最早穴馬ではないオッズになる

原因としては
・新規層の大幅な増加
・その新規層が新規層らしからぬ買い方をしている
・予想家(正式名称不明)の存在

こんなところでしょうか。

1つずつ細かく話していきます。

【「最近」について】

先に古参勢に謝罪を。大変申し訳ない。
皆様から言わせてみれば今も昔も変わらないと思います。元来、買いたい馬は買いたいオッズで買えないものだという声は重々承知しております。(時代ごとに先駆者いそうですし、シランケド(牝4))

私が言いたいのは「最近それが加速し過ぎじゃね?」ってことです。
部分的な切り取り方をすればそんなことないと思います。実際今年のG1とかまぁまぁな散らかり方してますし。(これにも理由があると思ってますがそれは後で話します)

ただ、買われるべき馬が多角的な目線からきちんと評価され、買われてしまう。所謂「皆も買うから自分の本命候補の旨味がなくなってしまう」みたいな経験はここ数年でより一層加速しているんじゃないんでしょうか。

【「皆」と「競馬上手い」について】


原因のところに記載しましたが、ここ数年で結構カッツリ新規層増えたと思います。
ユーザー増加の原因は多岐にわたると思いますが

・某○○娘(隠す必要ないか)
・YouTube(予想家に限らず最近はVも加担してる模様)
・JRA/netkeibaの充実からより遊びやすい娯楽へ
・ここ最近歴代で見ても人気馬多い(ドウとかエクレアとかソダシとか)

等が影響を与えているように思います。

かくいう私も○○娘と出会ってから
G1全レース購入→重賞+買いたいレース全部買う
に昇華した組です。

問題は、新規層で参入された方々の馬券が長らくやっている人とほぼ変わらないくらい洗練されていること。

要因は2つ
1.スマホ社会ゆえ、情報が手に入りやすい
2.その最たる例が「予想家」というコンテンツ

1については全コンテンツに対して言える事なので割愛します。
問題は2ですね。ギャンブルコンテンツには必ずと言っていいほど存在する彼らです。

予想家、めっちゃ増えたし勢力増してますね。
見る分にはめっちゃおもろいです。勉強にもなりますし。ただオッズに響くのは頂けねぇ。土曜日朝のオッズを見て「俺の1週間は何だったんだ」って穴党多いのでは。
ただ、新規層にとって一番頼りになるコンテンツが予想家なのも事実。

今はYouTube見て有名所がお勧めしてる馬くっつけりゃそれっぽい馬券になります。あとは買い方さえ覚えてしまえば、「あんまり分かってなくてもそれなりの期待値がある馬券を買える新規層」の完成です。

そりゃ母数増えても増えた分上手い人の割合増えたら中穴らへんは狙いづらくなるわな。

予想家が穴ばかり推奨する傾向から(これも後で話します)、元々穴党の皆様方としては、的中率は変わらずに的中時の回収率だけ落ちるという最悪な環境の完成というわけです。

どちらかというと私も本命党というよりは穴党寄りなので、モロにこの環境被害を食らってしまっているのではないかと感じております。


…ただですね、こういう意見を投げると絶対にこの返答が返ってきます。
「そうは言っても最近のG1全然カチカチで決まってないじゃん!関係ないでしょ!」

そうなんです。
ここがこの環境のミソなんですよね。実際にこの秋も単勝はともかくとして、3連系は結構散らかってるんですよ。
先に軽く触れましたが、これの原因は
【予想家はガチガチな人気所を本命にしない傾向にある】
ことだと考えています。

理由は分かりやすいですね。皆が予想出来る馬を本命にするより低人気で的中した方が目立ちやすいですから。
的中率が高ければ本命党でも目立てるかもしれませんが、的中率を上げるのはなかなか難しいですからね。皆穴馬を攻めて当たった時に目立つ手法を取りがちです。


それでいて、全く当たらないのはそれはそれで問題です。なので皆「勝負になりそうな中穴人気」の馬を推す傾向にあります。そうすることで
「人気馬」 →恩恵あり
「中穴~穴」→被害
「大穴」  →誰も挙げていないような馬だと恩恵あり
の構図が完成します。


何が言いたいかというと
①予想家が穴馬を本命にする
②新規層がマネする
まではパターンとして確立されていて

パターン1.そこそこ人気所で決まる
→穴が買われているから思ったよりオッズがつく
例)2024チャンピオンズS.2024秋華賞
(去年と同決着/人気サイド決着の割にオッズついてる)

パターン2.データ上買いづらい馬が来る
→中穴で人気吸ってるのでそれはそれでオッズ恩恵あり
例)2024ヴィクトリアマイル.2024天皇賞秋
(テンハッピー、タスティエーラ)

みたいなことが起こるんですよね。

逆に、
パターン3.中穴~穴付近で決着
→人気サイドが飛んでいる割にオッズがつかない
例)2024宝塚記念(2強飛んで3複160倍)

みたいなことも起こります。
ブローザホーンが3人気赤オッズで推されているのをみて、渋々本命を変えた私みたいな人もいるのではないでしょうか…


【まとめ】
今回私が言いたいことは
「中穴~穴党は現環境で一番不利な位置にいる!」
そして
「環境不利なら別の道を探す道もある」
です。

穴党を道としてる皆様なら、用意された環境に背くことがどれだけ不利かというのはみなまで言わずとも理解いただいてると思います。
・より穴の道を進むのか
・人気サイドでオッズがつくなら点数を絞ってそこに厚く張るのか
・被害を受けない買い方を模索するのか

これは自分自身の課題でもあります。
来年からはこの辺を模索しながら更なる回収率向上に努める次第です。
かといって全てに手を出すとブレるので、何かに決めて打ち込みたいと考えております。

筆者は、向こう数年に渡って穴党が活動しづらい環境が続くと考えております。

用意された環境で収支を上げる為にも、皆さんも今一度買い方を改めてみるのはいい事かもしれません、ね…





…とは言いましたが、普通に穴馬買いたいよね!

やい某YouTuber共、
いっつも狙ってる馬にSとかAとかつけてんじゃねぇもうお前らが何を本命にするか予想するチャンネル嫌がらせで作って毎週木曜とかに配信してやろうか
あとパドックで判断勢も凄すぎだろ調教師とか騎手が見ても分からんて言ってるのになんであんたら分かんねんこれは普通に凄いわ
そして調教診断勢もなんなんだまじで人気馬に高評価がついてるのは地力とか他要素含めての評価なのかそれとも馬のコンディションだけを指した評価なのか教えてくれどちらにしても俺なんも分かんねぇから普通に尊敬してるよもう少し分かりやすく書いてほしいけど

ハァ、ハァ…
あ、阪神JFはビップデイジーとコートアリシアンから入ろうと思ってます(完)

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