人にアドバイスされるのが嫌い
子どもの時からからずっと、人にアドバイスされるのが嫌いでした。
自分が無知識で無関心な分野ならアドバイスされてもなんとも思いませんが、興味のある分野だったり自分なりにいろいろ考えている分野だとうぜーって思います。似たような人、結構いるんじゃないかと思います。
なぜなのか?とネットで調べてみると、プライドが高いとか自分に自信がないとか散々なことを書かれていましたw
うん、プライドが高いのは間違ってないかも。
アドバイスというのは一種のマウント行為であり、また相手のやり方を否定するわけですから、多少なりともプライドは傷つきますよね。
ただなんか、しっくりこない。
自信がないから?プライドが高いから?うーん?
そう思って、考えてみると、一つの答えに辿り着きました。
私がアドバイスされて腹が立つ理由は、自分一人で全てやり切るという楽しみを邪魔されたからなんですね。
言うならば、コナンの映画を見ている時に犯人をネタバレされるのに近いです。
いろいろ考えて、失敗して、学んで、その上で上達したい、という思いが心の奥底にあります。
それを「〜したほうがいいよ」というアドバイスによって、過程を楽しむことが難しくなってしまう。
またそのアドバイスに従うと、「アドバイスに忠実に従っている自分」という構図が生まれ、それに気付いた時から、その分野を心から楽しめなくなってしまいます。
まあというか、人のアドバイスなんて基本的に聞かないほうがよっぽど身のためだと思うんですよね。
自分で考えて、模索して、失敗して、その過程で本質を学んでいくことが大事なのですが、アドバイスを受けると、表面上は上達しても、思考してないので中身はスカスカです。
また経験的にも、アドバイスを聞くと大体は「全然だめじゃないか」と思い、アドバイスを無視すると「やっぱりこれでよかったんだ」と思うことがほとんどなため、自分のことは自分が1番よく分かっているってことは理かなと思います。