見出し画像

YouTubeをよく観る



YouTubeをよく観る。


ずっと見続けているチャネルもあれば、
ある時期はまって見続け、その後自然とみなくなっていたチャンネルもある。

現在よくみているものはどちらになるのだろうか。




例えば、さらば青春の光のチャンネルをよくみている。
際どい時事ネタや下ネタを笑いに変えたり、何もないように見えるところから道筋をつけて笑いを(無理矢理にでも)作ってしまうあたりが、凄まじい。
自分を曝け出しつつプロとして生きるとは、こういう在り方なのかと学ばせてもらってもいる。
個人事務所のメンバーとの掛け合いも見ていて楽しい。


他にも、東出昌大の山での生活の動画もよくみている。
外で作る料理や、狩猟・採集の様子、野営をしたり、地元の人々との交流を見ていると元気が出てくる。彼もこの生活が楽しくて好きなのだということが伝わってくる。
現在の生活で体験することが難しくなってしまった、自然の美しさや生々しさをあらためて感じることもできる。


また、最近特に連続してみていたのが、
有名な古着店のバイヤーが、アメリカで古着の買付けを行っている動画だ。
フリーマーケットやディーラーに出向いて交渉しながら買付けをしたり、リサイクルショップやスリフトショップをまわって店に出せそうな品物をピックアップしたりしている。
商品が店に並ぶまでの行程がわかるのも、新鮮だった。
カリフォルニア州の各所の街の雰囲気や美しい景色が時折みられるのも、心に喚起されるものがある。
古着に対しての知識や熱量、ディレクション能力を感じる一方で、ストリートカルチャーに影響を受けて生きてきた20代若者のノリ(悪ふざけ)の対比も個人的には好きだ。




これらのチャンネルは、数年前には全く観る気にならなかったもののはずだ。


今の自分の何かを反映しているのだろう。


少しだけ考えてみるに、チャンネルに共通する要素として、
演者の、好きなものや価値を感じるものがはっきりしていること、それに対しての疑いのなさや熱量がすごいことがあると思う。
皆、立ち位置がはっきりしている(ように見える)。
また、世間からは、好き嫌いがはっきり分かれるような演者たちだということも重要な要素なのだと思う。


彼らが現在の自分の道標になっているような気がしている。

いいなと思ったら応援しよう!