就活に対する嫌悪感
会社で働いてお金を稼ぐこと,学校で自分の専門分野の勉強をすること,大学院の研究室で研究をすること,どれも私の好きなことです.
ですが,私の唯一嫌悪感を持っていることが,”就活”なんですよね.
その最たる理由としては,
数ある企業を選んで,その選んだ理由をわざわざ説明しなければならない
就活をする際に,会社に応募して,WebテストやES,採用面接を受け,その結果何社か落とされる実情があり,そこまで志望度の高くない企業に応募せざるを得ない状況があると思います.
よくある面接の質問として,「御社に志望した理由を教えてください」とありますが,私は自分の言葉で明確に答えられないような気がします.
大して好きでない相手に好んだ理由を教えるような,そんなイメージです。
社会人のマナーとして,よく ”本音と建前” を使い分けましょうと言われていますが,それと似通ったものがあるなと思います.
本心は「収入の良さが取り柄な会社だから応募した」だけど,建て前として「御社の○○という事業に興味があって応募した」と答えるような…
多分それを使えてことそが,社会人への第一歩であり,社会で働く上で大事なことの1つなのかなと,学生の身でありながらそのように実感しています.
夢や希望をもって,自分のなりたい職探し.
実際は,自分の将来の夢や業界に対する熱意を伝えても,会社とWin-Winな関係がとれるか,周囲の人間関係に気を配れるかを見られている実情.
その考え方のズレを上手く自分の中で腹落ちして,就活に対する嫌悪感を和らいでくしかないですね.