怪獣プロレスそう見たかったのはこれ!!(ネタバレはしない方向の個人的感想)
今流行りのエンターテイメント作品「シン・ウルトラマン」。
公開から1週間経たずでどうやら興行成績が100億に届くとか届かないとか。
SNSや動画サイトでは考察や批評など様々な「シン・ウルトラマン」に関する感想やそれぞれ個人の主張が垂れ流されている。
そんな有象無象の中に、私ごとですが最初のnoteを流してしまおうと思う。
令和版ウルトラマン堂々飛来
正直に言おう、この映画は傑作だ。
現れる怪獣!
空より飛来した銀色の巨人!!
怪獣を爆発四散させる圧倒的パワーの光線!!!
ウルトラマンと言えば、大体こんな印象だと思う。
このウルトラマンとしてのお約束をしっかり描いているのがこの映画の良いところである。
スペシウム光線をぶっ放し!市街地上空での空中戦!!次々に現れる怪獣との泥臭い肉弾戦!!!
幼いこどもの頃TVの前に座り見ていた応援していたあの興奮がスクリーンで堪能できるそれが「シン・ウルトラマン」である。
ウルトラマンのリブートとして最高
昭和のヒーロー、今となってはヒーローのアイコンの一つとなったウルトラマン。
現在も別のウルトラマンが誕生し、それぞれのストーリーを展開している。
しかしそれらはどれも今の時代にあった形で表現される。
ウルトラマンが放送されてから50年以上経っている。
「いくら現代に話を置き換えたところで・・・」そう思う時もありました。
しかしその杞憂は早いとこ宇宙墓場あたりに吹き飛ばせばよろし。
「シン・ウルトラマン」はこの令和の現代に昭和の匂いを漂わせつつも、現代にあった形として話が展開される。
ウルトラマンのリブートとして申し分のない最高な空想特撮映画である。
ウルトラマンが大好きな人達がウルトラマンを撮った結果
空想特撮映画としては素晴らしい作品である。
「あれ?これウルトラマンが好きすぎる人が作った趣味映画なのでは?」
と思えるほど、
見たかったウルトラマンがこの映画の中にはある。
これ作った人めっちゃウルトラマン好きなんだなって思う場面も多々ある。
最後の主題歌「M八七」という最高の締めもある。
ただ置いてけぼりにされてる感があることもまた事実。
好きな事を語る知人、友人、または街中の会話を耳にしたことはあるだろうか。
まさにあれである。
早口で好きなところの応酬。
「わかるー」と相打ちし更に早口で情報を投げつけ合うあの儀式である。
「シン・ウルトラマン」は往年のマニアやざっくり「ウルトラマンってこんなもんだよなー」とある程度見知ってる人から見れば、見たかったものが観れる。
マシンガンの弾のように何発も撃ち込まれてくる。飽きない!!
しかし「話題作だし見よ」と思って足を運んだ一般の観客が、
このマニアからはよだれもの映像を見て果たして乗れるのかというのが非常に気になるところである。
ネタバレ抜きの個人的感想でした。
私としては非常に満足度の高いウルトラマンでした、多分また観に行くと思います。
ただ最後に、
「シン・ゴジラ」みたいな映画かもしれないと思ったり、
「庵野関わってるから庵野作品だろ」と思って観に行くと
肩透かしかもしれません。
そして考察が大好きなみなさーん。
考えるな感じるんだ!!
それでは。