ホタルと酒〜ソロからグルキャンプ〜
2024年8月13日
朝5時から自転車で街を走る
1日の心が前向きになる
さらに睡眠の質も向上
とてもオススメである
どうも、たいしょうです。
約15kmの道のりを自転車にギアを積み、起伏がある道を走るために筋持久力向上を目指しトレーニングに励んでいる。
いったい何キャラになりたいの?と、たまに自問自答するときがあるが、今はとにかく自転車に乗ることにハマっている。楽しいのだ。
大会?ギネス記録?違う。
楽しいから走っている。
半年で50kg減というダイエットを達成した副産物で体力がかなり向上した。このスタミナと筋力を使わない人生を歩むのはもったいない。
当然引き締まったボディを維持したい気持ちもある。
走るのが大苦手な私に、何か良い有酸素運動はないかと考えた末、自転車という選択をした。
日々の買い物、服を見に行ったり、キャンプに出かけるなど、すべて自転車移動だ。
今は8,000円のママチャ…シティサイクルだが、将来的にはかっこいいやつを買う。(言い直さなくても皆さんわかるよ?)
梅雨前のキャンプ
それでは本題に入ろう。
2017年5月20日にソロキャンプへ出かけた時のお話だ。
この日は5月だが、かなり暑かったと今でも覚えている。私の自宅から1番近いキャンプ場で、確かこの年からトイレが新しいものに変わった。シャワーも完備され、荷物を運ぶ台車も用意されていた。(それは翌年だ)
後ろは山と小さな小川、前を向けば目も覚めるような青空と大海原が広がっている。
季節になれば、サイト中を蛍が飛び交うという最高のキャンプ場だ。
歩いて行ける距離にコンビニ、海水浴場、レストランなど、あったら嬉しいお店やアクティビティを楽しめる施設もある。
最高すぎる。これで料金1,000円だ。やばすぎる。(良い意味でだよね?)
まずは区画の整備
まずは顔馴染みとなった私を毎度のこと笑顔で迎え入れてくれる受付のおじちゃんにご挨拶。
こんなに最高のキャンプ場にも関わらず、イベントがなければ基本お客さんは来ない。ほぼ月1でソロキャンプに来ていた私は、受付の人からすれば変わった人である。
当時、私の地元はキャンプを1人でするお客さんがいなかったらしい。キャンプブームが私の地元にはまだ来ていなかったのだ。
施設でソロキャンプ第1号が私らしい。なんか嬉しかった。(これマジで第一号らしい)
先に伝えておく。
仕事ということは分かっている。(ん?)
このキャンプ場が大好きな私は、サイトの草刈りをしてくれているおじちゃんとも仲良しになっていた。
「再来週には草刈りするぞ」
この日は太陽の光と適度な雨で植物が私の膝ぐらいまで育っていた。
これではテントを張れない。
ということで、私がお借りした区画を根こそぎ草むしりさせて頂いた。するつもりで鎌を持ってきていたので。
終わったくらいに、施設の方がサイトに現れ、
「あらー、刈ってくれたんかね!ありがとうね!言ってくれれば私もしたのに(笑顔)ありがとう。」
サイトを管理してくれている方は仕事なので、草刈りをするのは当然と思う人がほとんどだろう。でも、この方々がこのお仕事を選択し、働いてくれていなければ、私はここでキャンプができなかったと思う。
いつも暑い中、作業をしてくださっている方への感謝の気持ちとして草刈りをさせて頂いた。
キャンプをする上で大切なこと。きた時よりも綺麗に。施設の方、他のお客さんに感謝を。
ニューギア
汗だくになり、とりあえず生である。(缶ビールです)
キンキンに冷えたビールは格別に美味しかった。
カイジ的に言うなら悪魔的にうまい。
この日は、とっておきのギアを持ってきていたから、それも試しに設置したかった。(急に話が変わったな)
・ローコット
・ベタつかないシート
・サイドテーブル
・木製チェア
話はかなり過去に戻るが、初めてのキャンプで分かったこと。
それは、寝具である。
眠れないと、せっかくキャンプに来ても翌日の朝に良い思い出が辛い思い出になる。
ということでローコットを購入。
春から秋にかけてのキャンプは汗をかいた肌にシートやテントのインナーが張り付いて、すごくストレスを感じていた。
そこで表面はナイロン製だが足裏は寝転んでもペタペタしないシートを購入。
木製チェアとサイドテーブルはロマンだ。
木の温もりが好きな私にとって必要なものだ。
設営した姿がこれだ。
このギアたちを以前投稿した記事のワンポールテント内に置くことで私の夢は完成する。
夢をイメージしながら、汗だくになって働いたあとのとりあえず生は格別に美味しかった。
良いギアは色褪せない
ちなみに2024年8月にこの記事を書いているが、茶色のシートの下にグランドシートを敷いている。
2017年には特に流行っているギアではなかったが、現在はULスタイルを目指しているキャンパーさんの中で大流行りしている。(自慢ですか?)
とても小さく収納でき、軽い。撥水加工ありで耐水圧もそこそこあり1,200円?だったと思う。
流行ると思っていた、確実にね。(自慢ですね)ちなみにローコットはこちらだ。
とりあえず生を頂いたあとコットで昼寝した。
寝心地最高、程よい風を感じ、日陰で近くの小川のせせらぎを聴きながら寝る。
グッスリだった。
一匹と一人の客人
蛍だ。なぜ夕方に現れた?(蛍の自由である)
思わぬ観客を招き入れ、16時から二次会スタートだ。
しかし、なぜ蛍さん夕方に来たん?夜来てくれれば最高だったのにな。(蛍の自由だ)
空がオレンジに染まり、ゆっくりナッツを食べながらビールを頂いていた時だ。
「いくわー」
という電話を友人がしてきた。(説明が足らないぞ)
この友人、中学生の頃から仲の良い方で私が大好きなのだ。(気持ち悪いよ?)
私がキャンプを始め、趣味を探していた彼にキャンプを勧めたら、翌日必要なギアをキャンプ場に向かう道中で買い漁りキャンプライフをスタートした強者だ。
お酒がたくさん並んでいるが、二人で飲んだ。すべて私が飲んだわけではない。(それでも飲み過ぎだ)
音量を小さくしたラジオから流れる音楽、虫の声、小川のせせらぎ、辺りを優しい光で包み込む満月。
最高の宴会となった。
しかし、コンビニに行く感覚でキャンプにくる彼は…なんかすごい。
そんな彼のぶっ飛んだ感覚はリスペクトだ。私も彼に習い、コンビニに行く感覚で今はキャンプを楽しんでいる。
これが私にとって2回目のソログルキャン。当時はこの言葉は多分生まれていない。たまには仲の良い友人と自然と酒を嗜むのも良きだ。
みなさんも、キャンプ好き同士で自然を楽しんでみてはいかがだろうか。
終わり
彼が就寝した後、ウイスキーと小さな光を楽しんだ。
やはりソロキャンプは最高だ。
星空も綺麗だったな。
翌日、友人を起こしにテントへ向かった。
このまま寝たらしい。
数日後、動物対策というものを教えた。
フライにはものすごく立派なムカデがワサワサと動いていた。遠くから声をかけ、そっとホットコーヒーをテーブルの上に置き自分のテントへ帰った。
虫や動物対策はとても大切だ。
匂いがあるものをテント内に入れない。匂いが出ないよう食品などはハードコンテナに入れてから就寝することをオススメする。
自分の身を1番に考え、楽しいキャンプライフを過ごしてくれ。
次回は私が数年追い求めた夢を皆様に紹介する。
楽しみにしていてくれ。(敢えてハードルを上げていくスタイルね)
PS:彼は現在、完全にアウトドアに目覚め、地域の子どもたちに外遊びを教えている。リスペクトである。テントはNEMOに変わった。
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