25で人生を終わらせようとした
つい先日、23歳になりました。
実は20歳の時、私は25歳になったら人生を終わらせるんだ、と考えていました。
今日は、25歳で人生を終わらせようと思った話を書きます。
私は女性です。社会に出たら、少なくとも何度かは、若さや可愛さ、見た目で判断される場面があるでしょう。
25歳を過ぎたらいわゆる「アラサー」。そんなレッテルが貼られたら、組織を華やかにする役割である女は、社会に残る価値が減ってしまうんだろうな。だったら、どうせ生きていてもあまり楽しいことは無いだろうし、輝かしい25歳の女のまま人生を終わらせよう。
そのように考えていました。
昨年、双極性障害に苦しんでいた時は、今すぐにでも終わらせたい、と思っていました。
そして今年、23歳になりました。死のうと目標を立てていた歳まで、あと2年です。
今の私は、
あと2年で死ぬなんてもったいない!!
と心の底から思っています。
大きな変化ですね(笑)
かつて診断された双極性障害は、今では「本当に私はメンタルを壊していたのか?」と思うくらいに、長い間症状を見せていません。
かれこれ8ヶ月、安定した状態が続いています。
そして、今はいじめに遭う前――自分らしく楽しく生きていた小学生の時のように、自分のやりたいことや目標に向かって日々生活を送れています。
女だからって25歳で人生を終わらせるのは、本当にもったいない、これからなのにと、今の私は思います。
ここまで変化があったのは、以前書いたように理想的な内定先に出逢えたことと、もうひとつ、色々な女性を見てきたことが要因としてあります。
もっと色々要因はありますが、今回は女性と仕事の面にフォーカスして書いていきます。
まず私の内定先では、人事のマネージャーが女性です。しかもお子様がいらっしゃいます。
20歳の頃の私は、女性は組織において可愛さや若さで組織を華やかにする役割だけが求められて、女性の社会進出とは言いつつも、なんだかんだ男性の言いなりになって思うように仕事ができないと思っていました。
しかし内定先では、子供がいる女性でも活躍できるチャンスがあるようです。
そんな環境なのであれば、25歳で人生終わらせている暇はありません。男女関係なく出世や挑戦のチャンスを与えて貰えるなら、できることはなんでも取り組んでみたいし、挑戦も沢山したいと思いました。
私がやりたい事や学ぶべきことをやり切るまで、その会社にい続けたいです。
他にも、色々な女性を見てきました。
やりたい事に真っ直ぐで店を持った友達、講義の資料にでてきた子供や夫に愛される女社長、そして自分の仕事ややりたい事に打ち込み好きなように動く年上の女性や母親の女性。
令和の時代では、女は組織を飾るだけの役割だなんて考えが古すぎるんだな、と実感しました。
なんだかんだ、女性は好きな風に働ける時代みたいです。
それなら、25歳を過ぎても、もっと大人になっても、やりたいことや夢中になることを追い求めていきたい、と思うようになりました。
私は、男女関係なくチャンスが訪れる素敵な内定先に出会えました。
そして、女性も理想に向かって仕事をすることが出来るという、素晴らしい世界も見せて貰えました。
今、こんなに恵まれた環境にいるのに、25歳で人生を終わらせるなんてもったいないです。
25歳を過ぎても、いつか若さがなくなっても、私は私のやりたい事や理想を追い求めて、「楽しかった!」の一言を最後に天寿を全うしたいです。
ちなみに、内定先から「会社では英語をよく使うので、入社までに英語を勉強しておいて欲しい」と言われました。
なので、今私が夢中になっていることは英語の習得です。
どのくらいの英語レベルに達して欲しいかは内定先から指示がなかったので、多分何となくやっておいて欲しいな、くらいのお願いでしょう。
話を聞く限り、同期の子たちも英語をあまり話せないようです。
ということは、この半年間で私がたくさん勉強して英語を話せるようになれば、周りの子達よりスタートラインをあげることができるのでは無いでしょうか?
入社した時に既にある程度英語を話せたら、かっこよくないですか??
という事で、同期の中で一番英語を話せるようになる事、目安としては日常会話を難なく行う事を目標に、毎日3時間ほど英語の勉強をしています。
使える単語数や文法が日々増えていくので、とても楽しいしやりがいを感じます。
やりたい事や目標に向かって夢中になることは、小さい頃から変わらず大好きなようです。
これが私です。
これから私は英語がもっと話せるようになって、いつか海外で英語を使いながら旅行・仕事をして、仕事内容は営業でなんだかんだ楽しんで、きっとその先のキャリアパスも何かあるんだろうな……と考えています。
そして、その行動一つ一つに、「やりたい、できるようになりたい」という私の希望が、乗っかっているんだろうなと思います。
…やっぱり死ぬのはまだ早いです。
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